金土のランチのみ提供 うな骨(コツ)スープのラーメン「山田の鰻」 | じきの食歴

じきの食歴

世の中には、美味しいいもので溢れている。
そんな美味なる料理やお酒の記録を食の歴史として記しておこう

飯田橋駅すぐ近くにある鰻のお店「山田の鰻」。
こちらが、土日の昼のみ限定で「鰻骨ラーメン」なるものを出しているとのことでゴールデンウィーク初日の昼に訪問。(以前は土曜日のみだったらしい)
11:00オープンだが、15分前到着で先着7名。少し早めの10:45に入店。
席は8席だったので、ギリギリ一巡目で入ることができた。
お店は、外見も内装も料亭のようなたたずまい。
卓上のメニューは英語版と日本語版の2種類あり、インバウンドを意識した構成となっている。
ラーメンの日のメニューは3種類
梅:謹製麺 鰻骨スープ 薬味 漬卵黄 900円
竹:謹製麺 鰻骨スープ 薬味 漬卵黄 刻み鰻蒲焼 ご飯 1,300円
松:謹製麺 鰻骨スープ 薬味 漬卵黄 刻み鰻蒲焼 ミニ鰻丼付き 1,800円
今回は、この後数件食事をいただく予定だったのと、せっかくなので刻み鰻蒲焼が入ったものを食べたかったので、松を注文。
なお、この店オープンの由来について、以前ラーメン評論家の大崎さんがレビューしていた内容を引用すると、
==============
そもそもは2021年7月に「麺屋武蔵」と山田水産株式会社がコラボして提供した鰻の骨から出汁を取った「鰻ラーメン」がきっかけ。なので『麺屋武蔵直伝』。現在も鹿児島県志布志市の「うなぎの駅」で発売中。
『ラーメン業界きっての鰻好き麺屋武蔵 矢都木二郎 代表取締役社長と、鰻業界きってのラーメン好き鰻師 加藤尚武が意気投合。無投薬で育てた健康な鰻の『骨』から出汁をとったらどんなラーメンができるのか?今まで廃棄していた鰻の骨を利用し、唯一無二の全く新しいラーメンを造ってみたい。そんな想いから業界の枠を超えタッグを組むことで、異色のコラボラーメンが誕生。無投薬で育てた鰻だからこそ取れる希少な「うな骨(コツ)スープ」。』
その時に作ったラーメンをベースに改めて再構築したのが今回の「鰻骨ラーメン」。鹿児島県産無投薬鰻の骨100%で作った濃厚な白湯スープ。本来、廃棄になることが多い鰻の骨をスープにすることで環境にも配慮。
==============
とのこと。
期待が高まる(笑)
15分ほどで着丼。
スープは、豚骨スープと鶏白湯の中間ぐらいの白濁加減。
しっかりとした鰻の風味もあり、旨味もある。
また細麺もこのスープにマッチしてて旨い。
上の乗ってる卵黄は、ねっとりしておりスープに溶けないぐらい。
こちらは、ラーメンをいただきながら少しづつつまんだり、ご飯と一緒にいただくと良い。
ちなみにこのご飯もなかなか良かった。
10分ほどで完食。
店を出たら20人ぐらいの行列に。
ちなみに、こちら鰻屋だけど、さばのソースカツ丼やとろさばひつまぶしというのも通常は出しており、そちらの評価も高い。
次回は、さばのカツ丼もいただいてみよう。

 

 

山田の鰻うなぎ / 飯田橋駅九段下駅水道橋駅
昼総合点★★★★ 4.0