神楽坂にオープンしあっという間に予約困難となった焼肉屋「NoseToTail」 | じきの食歴

じきの食歴

世の中には、美味しいいもので溢れている。
そんな美味なる料理やお酒の記録を食の歴史として記しておこう

昨年12月オープンした店だが、8月訪問時点で次回予約が来年の11月と、あっという間に予約困難店となってしまった肉の店「NoseToTail」。
現在は、2024年1月まで全営業日満席となったらしい。
オーナーご夫妻は、オープン前に肉の名店「岡田前」等でも修行されており、元々ポテンシャルが高いというのは知っていたが、この人気は驚異的でもある。
しかも、予約者のほとんどが、Instagram等を見ての新規客が多いとのこと。
お腹いっぱいになるまで、肉料理が出てきて、飲み物も初代ミス日本酒の森田真衣さんによる厳選されたものや、各種国産のクラフトジン等が飲み放題で、\14,900(サ税込)というのは、神楽坂に面したビルに入っていながら、価格的にもかなり頑張っている。
強面だけど笑うと愛嬌のあるご主人の藤田宗平くんと、旦那さんを巧みにリードする奥さんの茉紘ちゃんのコンビが、楽しく、そして真剣に取り組んでいる姿が心地よい。
冷製テールスープに始まり、ツラミ刺。
八寸が出て、ハチノスのスープ仕立てには夏みかんを添えて。
これらの肉割烹料理も、色々と工夫が凝らされている。
そして、各種焼肉が続く。
その数、9種類。
当然、ご飯も注文する。
宗平くんが、「じきさんは食べますよね?」という悪い笑顔で大盛り…いや、ご飯のマンガ盛りをついでくれる(笑)
焼いてくれた肉をご飯に乗せて、ご飯を育てながら肉をいただく。
中でも、網を取って直接炭の上に肉塊を乗せて焼くスタイルは、豪快だ。
確か、海外でこのようなスタイルで焼く店があるのだとか、以前聞かせてもらった記憶がある。
そして、音威子府そばをいただき、デザートで、巨峰を炭焼きしたものt牛脂入りアイスで〆る。
実に見事な流れだった。
しかも、しこたま色々な酒も飲んで、これで満足しないわけがない。
実に、良い店へと成長してきている。

 

 

Nose to Tail焼肉 / 飯田橋駅牛込神楽坂駅神楽坂駅
夜総合点★★★★ 4.5