じきの食歴

じきの食歴

世の中には、美味しいいもので溢れている。
そんな美味なる料理やお酒の記録を食の歴史として記しておこう

東京ビックサイト目の前のシンボルプロムナード公園内石と光の広場で開催されている「Tokyo Tokyo Delicious Museum 2023」へ。
こちら、東京都主催のイベントで、で友達の柏原 光太郎や高橋 綾子さんもプロデューサーとして関わっておられ、数々の予約困難店が出店しているというあり得ないイベント。
自分も過去行ったお店や知り合いのシェフが居たお店だと、下記のような所が出店しています。

「食堂とだか」にて戸高雄平さん。こちらで新作の「白和えソフトクリーム」をいただきましたが、マスカルポーネの風味もあり絶品。

「La Brianza」では、奥野 義幸シェフがお迎え。「リグーリア風バジルペーストのマルタリアーティ」は、見た目よりも濃厚で旨味の強いソース。

「味坊」さんでは、オーナーの梁さんが居て「ラム串焼き2本」「麻婆豆腐」をご馳走に。ラム串は焼き加減もよく、いつものあの何本でも食べれる味。麻婆豆腐はラム肉がゴロゴロ入ったもの。

「飛鳥くら田/長谷川稔」にてカレー唐揚げセットを。唐揚げが旨い。

その他会場では、
「ホテルニューオータニ」には三國清三シェフと中島眞介シェフが、
「No Code」には、米澤 文雄シェフが、
「Bottega del piatto Suzuki」には、鈴木弥平シェフが、
「文春マルシェ With Maison de Tsuyuki」にはガストロノミー協会の柏原 光太郎さんがお出迎え。

他にも、「よろにく」、「水炊き鼓次郎」、「銀座にょろ助」、「山田の鰻」を始め、今注目のお店がずらり。
ちなみに自分が見たところ、一番行列になってたのは「山田の鰻」の「鰻骨らーめん」。こちらラーメンというキラーコンテンツであることと、金土の昼しか提供していない希少性があるからかもしれません。
それでも、自分が行った土曜日の早い時間帯では、どの店もそれほどの行列とならず、空席もすぐ見つけて座れる状態でした。
まだこのイベント自体が周知されていないからなのか、かなり穴場でお勧めのイベントです。
今日は最終日で
 5月21日(日)11:00~18:30
にて開催されているとのことです。

Tokyo Tokyo Delicious Museum 2023 有明会場
https://tokyotokyo-delicious-museum.jp/ariake/

 

 

大阪で友達との食事後、もうちょっと飲もうかということになり近くのお店をGoogleで検索して見つけたのがこちらのお店。
建物の表に看板等出てなくて、該当するビルの上を見上げるとホストクラブの看板が(笑)
1階を見やると、狭い通路をはさんで飲食店がいくつか並んでいるのが見てとられ、そこに踏み込んでみる。
その奥のほうに、その店はあった。
「Oh!SAKEあれそれ」
Googleでは、日本酒のカウンターバーで、置いてる酒やつまみが良さそうな感じだったので選んだのだが、これが実に良い店だった。

入口からまっすぐに伸びたカウンター。店は、まだ真新しい。
奥に1組のカップルが居て、カウンターには若い男性が居てお好きな席をとすすめてくる。
卓上のメニューを見ると、各日本酒につけられた説明の一文が面白い。
都美人には「さすらいのポニーテール」
川亀には「ええじゃないかっええじゃないかっ」
渡舟には「渡って被ってじゃんけんっぽん」
大嶺には「わかってるのは胸のドキドキ」
等、どういうイメージでこういった説明になったのか、想像するのも楽しい。
今回は、3種飲み比べがあるというので、そちらを注文。
好み等を聞かれ、店主が選んだのは、自分がYUHO PIANO、花垣、浪速正宗。ツレは、雨後の月、大嶺、まんさくの花。
つまみには、青さポーネチーズというのをいただいた。マスカルポーネチーズに青さと醤油をちょっとかけたもので、これが旨い。
酒とつまみをいただきながら、店主と色々話をする。
店は1月25日(水)オープンで、店名はオーナーの口癖が「あれ」とか「それ」というのが多いからとのこと。
店の棚には、ウイスキーの山崎も色々とあり、メニューボードには自家製シロップの日本酒サワーもお勧めのようで、今はメロンのシロップを作成しているとのことだった。ちなみにメニューボードのイラストは、店主の吉村高上さんが描いている。
その他、スパークリング日本酒であるAWA SAKEも流行らせたいとのことで、そちらも色々と取り揃えられている。
また、色々と飲み比べのできる新政の会や、作の会も開催予定とのことで、蔵元の方の話を色々したり。

正直、女性一人とかだと入りにくいお店の立地だが、勇気を出して入ってみると、店主の温かな笑顔が迎えてくれる、素敵なお店だ。
なお、事前相談あればコースや飲み放題等も対応可能とのこと。

 

 

Oh!SAKEあれそれ日本酒バー / 大阪難波駅心斎橋駅なんば駅(大阪メトロ)
夜総合点★★★★ 4.0

夕方まで中の島での焼鳥イベントに参加した後、大阪に引っ越してきてる旧友と一緒に伺ったのがこちらのお店。
安くて美味しいフレンチおでんのお店「赤白 心斎橋PARCO店」。
心斎橋駅の4番改札を出て目の前のPARCO地下に食堂街があるのだが、ここが中々良さそうなエリアだった。
基本、扉等を設置しないオープンなお店がほとんどで、こちらのお店も同様に店内の様子がうかがえる。
常にほぼ満席状態が続く人気店のようだ。
ただし回転は早いようで、ちょうどカウンター席が空いたのでそちらに案内された。
注文は卓上の端末から行えるようになっており、こちらのお店を何度か利用しているという友人におまかせ。
この端末は最近設置されたようで、それまではなかなか注文が通らなかったり大変だったらしい。
で、注文したのは、下記のもの。
いやー、安い。
そして、この値段にしては旨い。

・フォアグラの茶碗蒸し キノコの和風あんかけ 470円
思った以上にフォアグラの旨味がある茶碗蒸し。上に乗ってるキノコの餡も良い感じで、高級割烹でも出てきそうな一品。

・フレンチおでん 大根ポルチーニ茸のクリームソース 200円
こちらもポルチーニの香りと旨味がしっかりとあるソースがかかっている。とても200円とは思えない。

・プティ・サヴォワ(グリエール・エメンタール・ラクレット)チーズお好み焼き 580円
綺麗にツートンカラーで模様も描かれており、手が込んでいる。ソースもたっぷりでチーズ感も強い。残ったチーズは、バケットですくい取って食べるとまた美味しい。

・フレンチおでん 鶏ささみクリーミー10種スパイスソース 290
ワインのあてにちょうど良い味のソース。鶏ささみ肉だし、ヘルシーな一品。

・牛肉の赤ワイン煮込み バター香るマッシュポテト 890円
これはまあ、他と比べると普通だったかな?

・バケット 240円

この値段で出されているだけあって、香り等はちょっと合成感があったりもするけど、食材の組み立て方等、実によくできている。

飲み物は、グラスシャンパンも570円から。エビス生ビール390円と安い。
また、平日の18時までに来店すると、ボトルワイン20%OFF。
ひところの「俺の…」系列のお店のような印象もあるが、ちょっと美味しいものをさっくりと安くいただくのにちょうどいい感じのお店だった。

後日、V6の長野さんと話してた時にこの店の話題が出たけど、彼も2,3回こちらのお店に行ったことがあるとのことだった。

 

 

 

赤白 心斎橋PARCO店フレンチ / 心斎橋駅四ツ橋駅長堀橋駅
夜総合点★★★★ 4.0