胸が苦しいと訴えることがあって
この2週間ほどはほぼ毎日となった。
そして今日は3時ころから再び訴えだし
6時ころには「家に帰りたい」と言って
施設の出入り口まで行き
ドアをバンバンたたいて訴えたらしい。
仕事が終わって施設に駆けつけると
ロビーで車椅子に乗ったまま
ウンウンと唸りながら不穏な様子。
部屋で横になろうかと言っても
椅子に座っている方が楽だからと動かない。
なんとかなだめて部屋に戻り
しばらく車椅子に座ったまま様子を見る。
安定剤を処方してもらったので
そろそろ薬が効いてきて眠るのではないかと言われたけど
なかなか寝付けない様子。
けれど、しばらくするとベッドに横になると言い出した。
手や背中をさすってみるがあまり反応はなく
そのうち背中をさするのを拒絶。
気がつくと荒かった呼吸も落ち着いている。
ウトウトしだしたかなと様子を見ていると
ふと目を開けて
「ここはどこかね?」
「ここはお母さんのお部屋だよ」というと
「あー、そうか」と言ってまたウトウト。
そんなやりとりを2、3回繰り返していると
「早く家に帰ってご飯食べて寝なさい!」
ん?どうしたかな?と思って顔を見ると
目頭に涙をためた状態で
「私はここで一人で寝るから大丈夫」
情緒不安定という言葉が適当なかわからないけど
おそらく認知症が進んでいるのだろうと思う。
薬を飲んでいても症状が良くなるわけではなく
進行を緩やかにするだけだから
いろいろと忘れていくことがとても不安なのだろうと思う。
ちょっと私も涙が出てしまった。
マネージャーさんも
「症状が進んでわからなくなったほうが楽なのかもしれないけど
それがいいとも言えないですよね」
その言葉にまた涙が出そうになった。
世の中にはひどい施設もあるけれど
良い施設とスタッフにあえて良かったと
今は思う。
を連れて行って









