with コロナそして2022年にベトナムでビジネスを飛躍させるには? | No Border 生きる。ベトナムで。

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自分は自分でしかない。 I'll be there.

ベトナム、特に都市部ではコロナピークを超え、徐々に経済が戻り始めている。

無論、ぶり返しはあるだろうがワクチンの進歩により、最悪期に戻ることはないだろう。

 

その上で、今後どのような経済になり、ビジネスを進めていけばよいか。

当然、コロナ前と同じではない。

まず、今後起こり得ることを3つ予想し、その上でどのように対策を立てていくべきか考えたい。

 

★今後起こり得ること★

①あらゆるモノの原価が上がる

これはベトナムに限らず全世界で間違いなく起こる。あらゆる原料・モノが

輸送費高騰、人材不足などの影響により、上がる。生活品からサービスまで

日常生活のインフレが起こるだろう。

 

②サービスの品質は平均して下がる

人材不足だったり、管理者の欠如(例えば日系企業で日本人マネージャーが一時帰国で不在など)

の影響で、アベレージの品質は落ちるだろう。個人的にはそれは感じている。

なぜなら、「コロナの影響ですいません」と言い訳ができるからだ。サービスの品質が上がることは

まあないと予想される

 

③大衆は低価格を求め、価格競争になる。結果企業側は利益創出ができず、苦しむだろう。

低品質のサービスを提供し、クレームが多発する事例が起こる。

 

 

以上、3つ。簡単にいうと、「原価は上がるがデフレマインドが強くなる」

 

上記が予想される中で、自社としてどのような戦術をとるべきか。個人的には下記となる。

・サービスの品質は絶対に下げない。むしろ多少コストがかかっても磨き上げることに注力

→他社が品質を落とす中で、サービスレベルが上がれば抜きん出ることができる。自明だ。

 

・安売りはしない。必要なら価格を上げる。

→価格ではなく価値に重きをおいてくれる顧客に注力。

 

・より強固なブランドストーリーを構築する

Insta,手紙、FB、顧客との接点を多く作り、それが直接売上増に繋がらなくてもブランドの世界観を

→構築することに注力。今こそ他ではない、ブランドを創る。

 

・現地調達できるモノはする。

→輸入すること自体が価値になるもの以外は可能な限り現地調達し、コストを下げる。

原価はあがるので、生産効率、コストを下げる努力を続ける。

 

 

孫氏の兵法で言われる戦略は、守備を固め、他とは違うことをする、という点だ。

守備を固めるのは、コスト削減などだが、ここで重視したいのは他とは違うことをする

言い換えると、戦いをしない、ということ。他社と異なるポジションを築くことで競争に巻き込まれず

自己のブランド・ポジションを取ることができる。コロナの今こそ、差別化を図る大チャンス。

 

すでにwith コロナ、そしてコロナ後のレースは始まっている。生き残り、飛躍しよう。