日本人が海外でラグジュアリービジネスをやるべき理由 | No Border 生きる。ベトナムで。

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自分は自分でしかない。 I'll be there.

日本人は、世界的に見てもマナーや気遣いのレベルが極端に高い。

幼少時から周囲の他人の目を気にして生きているから身体の芯に沁みついている。

 

海外では大半の人が日本人よりマナーにルーズで気遣いができる人は少ない

(フレンドリーとはまた違う。完全な他者に対してのふるまいについて述べている)

 

時に、日本人の気遣いやサービス、品質レベルは「Too Much」だと思われることが多いが

海外で、富裕層向けのビジネスをするなら、その気遣いの高いレベルが役に立つ。

というか、ラグジュアリービジネスでは、マナーがよいのは当たり前、しかも

訓練された「やらされている気遣い」ではなく「自然でいてかつ高い気づかい」が必要。

これは日本人には割と容易くできるだろう(無論、ある程度トレーニングは必要)

 

そしてラグジュアリービジネスではグッと価格をあげることができる。結果生産性が上がり

利益が残り、再投資(人材への還元も)ができる。

 

日本人は、海外では安売りビジネスはすべきではない。安売りしてもよいが別の視点で言うと

「安いことを価値にしてはならない、別の部分を価値の中心に置け」。

 

安売りでは現地企業に勝てないし、他への乗り換え障壁も低い。

日本製、日本産は、既に「信頼・安全」という部分での基盤価値があり、他国より

既に優れている。そこを生かしつつ、別の価値を生み、ラグジュアリービジネスにフォーカスした

ことをやるべき。ちなみにラグジュアリービジネスといっても、1商品、100万円、1000万円といった

価格である必要はない、その商品の現地品や一般流通価格に比べて価格が高い、ということ。

 

価格が高いと、それだけの価値を作らねばならず頭を使い、商品・サービスの本質を磨き続けることが

できる。

 

世界の物価・収入は今後も確実に上がる。だからこそ日本人はラグジュアリービジネスをやるべきなのだ。