他責思考ではなく、自責思考で | No Border 生きる。ベトナムで。

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自分は自分でしかない。 I'll be there.

日々twitterで様々な立ち場の人が意見を述べている。

まあSNSなんぞ、個人の意見だから好き放題いって構わない。

そこになんの根拠も必要ない。

 

ただ、どうも気になるのが常に「他責思考」にしている人がいることだ。

例えば、配送サービスに関してそのサービスを利用する、という選択をしているにも

関わらず、何か問題があった際、サービスのぐちを吐く人がいる。

 

正直、消費者からすると、手段がどうであれ自分がお金をだして消費・購入したものが

満足いく形で消費できればいい。そこに提供者側の事情など本来関係ない。

消費者に「今はこんな状況だから理解してほしい」「理解がない人はおかしい」というのは

とんだ勘違いだ。なにか問題があり、消費者に否がないのであれば、いかなる理由があろうとも

提供者側で解決すべき問題であるべき。それなのに「サービスが悪いのでこちらも苦戦している」と

言われても、消費者にしてみれば「はぁ」としか言いようがない。

※サービス提供者からすると共感できるかもしれないが消費者にとっては興味がない場合も多々ある。

 

上記は1つの事案だが、抽象化すると、サービス提供者側は(自分に否がなくても)常に自責思考で

状況を改善するために努力することが必須だということだ。SNSで愚痴を吐くのは構わないが同時に

アクションを起こしていくべきだろう。商売とはサービス提供者がいて顧客がいる。顧客が満足することが

継続するために必要で、問題を外部や外部環境のせい(他責思考)にしても意味がない。

 

同時に、いくらサービス提供者が世のために良いことをやっていたとしても、顧客がそれを価値と感じなければ

意味がないこれもまた「俺たちはこんなことをやっている。理解してくれよ」というスタンスでは顧客はついてこない。

つまり独りよがりな行為ではなく、顧客起点にどうすべきか考える視点が必要だということ。

 

もちろん、顧客を重視した結果自社の社員が疲弊したり、利益が少なくなっては意味がない。

ただ「俺は俺は」という自らの事情ばかり優先するようなサービスは淘汰されていくだろう。

(特に信頼がベースになる今後の消費社会において)