マスタリー(まだ読み途中) | No Border 生きる。ベトナムで。

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自分は自分でしかない。 I'll be there.

久々の書評。といっても現在読み進めている途中だ。

「マスタリー」という本で、学生時代お世話になったスローガンの伊藤さんが

以前お勧めしていたので、9月に日本帰国した際、購入した(なぜかKindleがないので本で)。

 

読み途中の現在進行形だが、これまで読んだ本のベスト3に入るくらいの衝撃を受けている。

本書のテーマは偉人がいかに偉人になり得たか、幼少期からの成長過程に

おいてどのようなプロセスを経てきたのかを解明し、あらゆる人にも適用できることを

示した本である。

 

これだけだと胡散臭い本にも思えるが、決してそうではない。

 

まだ半分くらいしか読めてないので、読了した後またしっかりと吟味したいと思っているが

ここまでの部分で明らかなのは、「人生は己が本当に望んでいる道に行くべき」ということ。、

 

決して周りの声や世間の雰囲気に惑わされていけない。お金や名声で選んでもいけない。

これは実は自分としては以前から心得ているつもりだが、齢30を間近にし、最近少し容易い道に

行きかけていた。だからこそ上記の部分が深く心に響いた。

 

偉人になる必要はない。が、自分が全身全霊をかけられる道に誰もが行こうと努力すべき、

と思っている。そのために必要なことは大きく2つ。

 

1.自分が心から欲している(多くは幼少期にその原体験がある)道にいくこと

2.普段から接する人(友人、同僚、上司、メンターなど家族以外の人のこと)を選ぶこと

 

1については言うまでもないが、世の中の多くの人(自分も含め)は本当に欲していることがあっても

外部の要因を理由に本当はそこまで好きでない(熱中できない)仕事をしている。

だがマスタリーを極める人は根源的な欲求に素直に従い、その道を突き進む。

 

2で大事なのはメンターの存在。自分自身で奮起できない、進むべき方向がわからない、という

人は優れたメンターをみつけ、その人につき、知識、知恵を学ぶことが必要になってくる。

自分だけでもできないことはないが、メンターがいたほうがより早く確実にマスタリーの道を

歩むことができる。メンターを見つける。これは見落としていた部分だった。

 

これだけでも十分読み応えがあるが、後半部分もワクワクしながら読みたいと思う。