拡大と集中 | No Border 生きる。ベトナムで。

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自分は自分でしかない。 I'll be there.

台北精米所がスタートして、早4か月が経とうとしています。
おかげさまで、少しずつではありますが個人、飲食店のお客様が
増えてきました。
1日に出荷するお米の量も、多いときは100㎏を超え精米はフル稼働です。
精米仕立ての日本の米を、評価してくださる方が増えてきていることは嬉しい限りです。

ただ、同時に最近感じてきていることがあります。
お客様が増えるに当たり、1人あたりのサービスレベルを絶対に落としては
いけないということ。

お客様からしてみれば、俵屋のお米を注文してお金を払っているという
完全に個々の話です。
精米量が増えてきているからといって、オペレーションに差がでたり
結果、クオリティを落とすことがあってはならないと強く感じています。

実は、精米機自体は量が増えても精米の質は一切変わりません。
肝心なのは、より良いお米を選別するときに必要になる精米器を扱う人間の
滞りない集中力と、ケアなのです。
1人1人のお客様にお届けするお米を、誠心誠意込めて精米することは
今後も変わりなく推進していきます。

拡大も大事ですが、例えばお米お届け時に同梱しているお便りも
定期的に変えていきたいと思っています。
お米に関すること、日々の食卓に関すること、季節柄のこと、お客様の声などなど。
あくまで、俵屋は「町の米屋」であり、米をただ大量に生産するだけの
工場ではありません。

個人の方であろうと、飲食店だろうと俵屋のお客様である以上は
可能な限りコミュニケーションをとり、双方の関係を深めていきたいと思っています。

本当のビッティングポイント(一気に拡大する地点)はもう少し先ですが
その前に、上記で書いたことを強く肝に銘じ日々業務に取り組んでいきたいと思います。


※台北生活日記
最近は、コンスタントに中国語教室に通い会話も以前よりは
確実にできるようになってきていると感じます(勝手に思っているだけかも?)
日々のお客さんとの会話はもちろん、中国語での営業、銀行対応などの諸業務も
中国語でできるようになってくると、「おーできるようになってる!」と
テンションがあがります(笑)。といっても基本的な表現をつかっているにすぎないので
もっと細かいニュアンスまで正確に伝えられるように頑張っていきたいと思います。