2011年振り返り | No Border 生きる。ベトナムで。

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自分は自分でしかない。 I'll be there.

2011年も今日で終わりです。毎年1年の振り返りは31日に書こうと決めいていますが
今年も、こうして振り返れることにまずは感謝です。

2010年は、大学での研究活動と、就職活動に苦しみながらも学生→社会人への道を
決定したという意味で大きな1年でした。

ただ、それ以上に、少なくとも今まで僕が生きてきた23年の中で最も大きな動きが
あったのが2011年です。
ひとつずつ、振り返っていきます。


●2月、卒論発表
→最後まで、本当に苦しみました。モチベーションが最後まで保てなかったのは課題でしたが
 「これって社会や人のためにどのように役に立つのだろう?」という疑問が晴れぬまま
 提出してしまったことは逆に”研究はやはり自分に合わない”ことを自覚させてくれると
 ともに、こんな道もあるんだなと視野を広げてくれました。


●3月、東日本大震災
→私の関係者には、幸運にも一切被害等はでませんでした。
 当時、たまたま自宅にいたのですがNHKでやっていた津波が
 街を覆い尽くす瞬間をまさに生中継で見て、唖然としたことは鮮明に記憶に残っています。
 3.11でなにかが私の中で変わり始めたのは確かです。
 うまく言葉では表現できないのですが、もっと身近な人に感謝の意を伝えたいという
 感情と、自分の将来に対するなにか焦燥感みたいなものが芽を出しはじめたのは
 まさに震災によるものです。いろいろな事を考えました。


●4月、ITベンチャーに就職
→同時に一人暮らしも始めました。バリバリのベンチャー企業で裁量権も高く
 非常に魅力的な環境でした。ニッチであるけども最先端のテクノロジーを
 活用したサービスを扱っていたため、好奇心が存分に満たされました。
 


●8月、ベトナムへのいざない
→これは完全に自分の中に存在する「わがまま」がそうさせたのだと思います。
 社会人になって数か月の人間が、ベトナムで新しいビジネスを始める。
 前に在籍していた会社の社長からは「甘い」とご指摘いただきましたし
 周囲からも「早計だね。失敗したら何も残らないよ」という声もありました。
 でも、それでも「今やらないとダメだ。」と直感で即決しました。
 大震災の時から自分の中で渦巻いている”なにか”が最後は背中を押してくれました。


●9月、会社退職
→社会人のスタートをこの会社で切れたことは、本当に良かったと思っています。
 上司も、同期も最高に良い人ばかりでした。


●11月、ベトナムで責任者として新ビジネススタート
→ベトナムで新しいビジネスをドライブさせるためにスタートを切りました。
 一応ベースになるものはあったものの、全体戦略、資料作成、営業、マーケティング
 人材採用・育成、予算管理、日本別会社との提携交渉などなど、ほぼ全てを
 1人で(途中からはインターン生も)やりました(やっています)。


●12月、ようやく新ビジネスが動き出した
→12月になってようやく今やっているビジネスが動き始めました。
 課題点も多く、まだまだ未熟な面はありますが不器用ながらも少しずつ
 前進していることを実感しています。
 インターン生のマネジメントなど、日本でも経験がないことを海外で
 やっているのは不思議ですが、組織の体制作りにも力を入れ始めました。
 そんなこんなであっとういう間に年末です。


2月に大学生として、卒論発表をやっていたのがはるか昔に感じられるほど
大きくな変化がありました。
学生→社会人、そして日本→ベトナム と自分でも本当に目まぐるしかった
年だと感じています。

年末ムードが全くない(実際に今日も仕事、本記事はオフィスで書いてます)
ベトナムで、年越しするのは少し寂しい気もしますが、
来年は(目標についてはまた後日アップします)、ここベトナムで腰を落ち着けて
じっくりビジネスができればと考えています。


              今年も、ありがとうございました!
                   よいお年を!!



※テト休み(1月23日~27日)に日本に帰ります。
 お会いできる方、是非食事でも行きましょう。









 




大晦日でも、いつも通り出勤です。

 $タガタメ "NO BORDER"