「誰かのために」とか「世の中のために」など、
自分ではない何かのために仕事だったり活動に取り組もうと
声高に叫ぶ人をたまに目にします。
全く否定はしません。
なにかのために自分の才能やスキル、培ったもので貢献することは
素晴らしいことだと思います。
ただ、僕は”その前に”というフレーズが隠れている気がします。
その前に自分が活き活きしている事が何より不可欠だと思うのです。
日々多忙の中に埋もれ、悶々とした中で「なんかつれねえなー」と
愚痴をこぼしている人に社会貢献ができるのか?と問いたい。
「いや俺は、日々の仕事は正直嫌で納得していないけど社会貢献している
時は、活き活きしてるよ。これが本当の俺の姿なんだよ。」
と言う人(かなり想像力を膨らませてみました)もいるかもしれません。
でも、それは社会貢献を利用して自分を正当化しているだけであって
むしろ非常にイケテないスタンスだと思います。
自分すら満足させられない人に他人や社会を満足させられるはずはないと
僕は考えています。
まず、エゴでも良いから自分が活き活きするために動きその後で
その活き活きしたエネルギーを源に自分以外の何かのために活動したって
良いと思います。
極論、プラスのオーラを纏っている人は何もしなくても周囲に良い影響を与えるものです。
これは自分によくあることで悪いことでもあるのですが、
視点が外向きになりすぎると、自分の内面を見つめる時間が少なくなったり
ともすれば、自分から逃げるための手段として利用しうることもあるので
気をつけたいと思っています。
たまには何にもせず、自分の内なる声とただ対話するだけ、とういのも
必要だと思います。
まずはエゴでもいいじゃない?
良い意味で問いかけたいと思います。