ワーキングホリデー@ダブリン(アイルランド)+その後 -170ページ目

ワーキングホリデー現地での事務的な手続き③

ワーキングホリデー最後の手続きとして、大使館での在留届けの提出があります。

この手続き、実はやらない人がほとんどかもしれません。でも、もし、自分の身に何かがあって、家族が情報を求めたくても、大使館に登録していなければ、確認作業などにも時間がかかりいろいろと困ることが起きるかもしれません。

私自身、1ヶ月ほど経ってから登録しに行ったのですが、大使館の方も親切で、それも大使館って聞くと大きなビルのようなものを想像していましたが、ビルの中にいくつかの大使館が入っていたりして以外と日本大使館はこじんまりして見えました。

登録自体はとても簡単で、パスポートと念のため入国管理局で取得した登録証やPPS Numberの手紙も持参して行き、現在の住所や日本での住所などを書いた気がします。こちらで携帯を購入された場合は、携帯番号も書いておくとよいかもしれません。それから、アイルランドで自分に連絡が取れない時のためにフラットメイトやホストファミリーの誰かの携帯番号も記入できるとさらに安心かもしれません。

大使館の方は親切に対応して下さいました。日本人の知り合いがいないので、久々に日本語で話してなんだか新鮮だった気がします。大げさかもしれませんが。何か、不安なことなどがあったら相談してもよいと思います。

大使館への行き方はここ をクリックして下さい。

何度か大使館に行くことがあったのですが、バスだと最初はどこで止まるかわからず心配になるかもしれませんが、時間としてはオコンネルストリートまたはトリニティカレッジの前からだとだいたい20分から25分くらいかかると思うので、時間を見て席をたってドライバーに日本大使館に行きたいからいつ降りればいいか教えてもらうよう頼んで運転席のそばで立っているか、乗る前に日本大使館に着いたらアナウンスしてほしいと頼めばいいと思います。

ダートで行く場合はSydney Paradeで降りて歩いて5分くらいだと思います。私は入国管理局のすぐそばのタラ・ストリート駅から乗りました。往復だ買うと2.5ユーロでした。片道だけだと若干割高だと思います。販売機で買うのが心配なら、販売員の人に直接頼めば安心です。タラ・ストリートからはプラットフォーム2に乗って行きました。ボタンを押してドアを開けるのは、ルアスと同じですね。

ついたら以下の写真のように踏み切りがあるのでわたって下さい。



踏み切りをわたってまっすぐ歩くと下のような茶色の建物と柵が見えます。

柵を抜けると、横断歩道があるのでわたって下さい。この茶色のたてもの沿いに左に曲がって歩いて行くと、おそらく日本の国旗が見えて来ます。日本大使館が入っているビルに到着です。中に入ってからビル全体の受付があるので、そこで英語で名前と用事のある場所を書き、日付を書きます。あとはエレベータに乗って、3階に行けば大使館があります。トイレもあるので、安心です(笑)。




ワーキングホリデー現地での事務的な手続き②PPS Numberの取得

入国管理局で登録証を取得したら、次はPPS Numberの取得です。こちらも並ぶかもしれませんので、早めに行って下さい。

パスポートと入国管理局で得た登録証を忘れずに。

PPSは自分が住んでいる(ホームステイしている)地域の最寄のSocial Welfare Officeで登録することになります。

詳しくはここ をクリックして下さい。

ちなみに、PPS Centre (Pearse Street)はいくつかの地域を兼ねているので自分の最寄のSocial Welfare Officeに行くよりも中心部に出てきたついでに手続きを済ませたいような方におすすめかもしれません。

Pearse StreetのPPS Centreの写真を撮ったので載せておきます。




こちらでも整理券を取ってから待つことをお忘れなく。ホームステイの場合は、必ずホストファミリーに一筆「自分がこの住所に住んでいる」という手紙を書いてもらって、ガスや電気代の明細をもらって下さい。それが住所の証明となるので。フラットに住み始めた人も、必ず大家さんかフラットメイトでガス代や電気代の明細に名前が書かれている人に一筆書いてもらって下さい。手紙がある方が確実にPPS Numberを取得できます。

さて、私の失敗は、私と言うより職員のミスですが、名前を間違えて登録されてしまったことです。1週間後にPPS Numberが書かれた手紙が送られてきて、その手紙を持って銀行口座を作りに言ったら名前が違っていたために口座を作ることができなかったのです。なので、電話してまた1週間待ちました。

というわけで、自分の名前を間違えて書き写していないか一緒に確認した方がいいと思います。またわざわざ電話したり、並んだりするのは嫌なので。電話の時は"T for TRAIN"のように名前のつづりを言って、相手に正確に伝わるよう、特に注意して下さい。

ワーキングホリデー現地での事務的な手続き

なんだか、書く順番がぐちゃぐちゃですが、ワーキングホリデーでアイルランドに滞在するには、大使館のウェブページに載せてあるように、個人個人で異なることもあるかもしれませんが、共通するのは以下の3つの事務的な手続きです。

①入国管理局での登録(GNIBでの登録)
②社会保障番号の取得(PPSの取得)
③大使館での在留届の提出

私は上の順番で手続きを行いました。おそらく③を一番最初にしても最後にしてもかまいませんが、①と②はこの順番でしかできないと思います。

というのはPPSの手続きに必要な身分証明として①で登録すると登録証をもらうので、その登録証と、パスポートの2点を使いました。なので、先に入国管理局での登録をして、次にPPS取得となると思います。

まず、①については、おそらくアイルランドについてからの入国審査で、おそらく1ヶ月以内に登録しに行きなさいよと言われます。そして顔写真を入国審査の時に撮られると思います。「おお、こんなところにカメラが!」って思いました(笑)。顔写真はこちらがもらうのではなく、向こうで「こういう人が入国しましたよ」という感じで保存されるのかなと思います。

さて、ダブリンに住む場合は 13/14 Burgh Quay, Dublin2 , Garda National Immigraton Bureauで登録となります。行き方は、とにかくオコンネルストリートのオコンネル像を見つけたら後は簡単です。

オコンネルさんはこの人です。



オコンネル像の横に、ハイネケンと大きく書かれたビルがあります。



ハイネケンのビル、わかるでしょうか。白いバスの左奥にあるビルです。右隣にオコンネル像があります。
ハイネケンを目指して歩いて下さい。横断歩道をわたってハイネケンと書かれた面にたどり着いたら、左に曲がってまっすぐ歩いて下さい。早歩きなら1,2分で目的地に着きます。結構素通りしそうな感じなので気をつけて下さい。

目印は



上の写真のガラスのドアです。これはホストマザーと中心部に買い物に行った時に下見をして撮ったので
Closedの紙がはってありますが、ガラスのドアに書いてある日時に行けば大丈夫です。

それから、!!!絶対に朝早く行くことをおすすめします!!!整理券をもらうのでさえ並びました。なので、是非トップバッターくらいの気持ちで行って下さい。整理券もらうのに1時間、手続きの対応を待つのに2時間、そして昼をはさむとほとんどの職員がランチに行ってしまうので、(ここが日本と違いますね。)効率悪いです。

整理券をもらう時に、こわそうなおじさんがパスポートの確認をしますが、あやうくはじかれそうになりました。パスポートを見せて「ワーキングホリデーで来ています。」とはっきり言って下さい。はじかれそうになって、英文の残高証明も証拠として見せたのですが「これはここじゃあ意味がない」って言われて、一瞬焦りました。でもパスポートのワーホリビザをしっかり見せれば大丈夫です。

申請手続きの際に、写真をその場で撮られるのでわざわざ自分で写真を持って行かなくても大丈夫です。100ユーロをクレジットカードで払える人は楽ですが、私はクレジットを持っていなくて、手続き後に、オコンネルストリートにある銀行(どこでもいいです)に行って、また並んでbank giro(バンクジャイロ)で100ユーロを払いに行きました。バンクジャイロの控えをもらったら、管理局に戻らずにそのまま帰って大丈夫です。てっきり控えを管理局に持っていかないといけないのかと思ったら、違っていて「1週間後にそれを持ってまた来て」と言われたので。とにかく待って待って待っての一日でした。

1週間後に登録証が発行されるので、今度は整理券を取る必要はなく、私の時は15番のブースで「登録証を取りに来ました」と言ったらパスポートを一時的に提出するよう求められ、あとは名前が呼ばれるのを席で待っててと言われました。30分くらい待ったかもしれません。

国籍と名前が呼ばれたら、一番奥の入り口の方で最終的な確認が行われて、登録証をやっと手に入れる
ことができます。

長くなったので、次でPPS取得について私の失敗談も交えて説明します。