孔明先生といえば
孔明先生の名前を
中国語で読んでみたい方は
北斗の拳の余韻は
今週も続く・・・
今週は「南斗五車星」に則って
剪字ています。
昨日は
風を剪字ました。
甲骨文字の形が
「鳳凰」とのことで
今日は南斗鳳凰拳伝承者
サウザー様!
ではなく!
「鳳凰」の感動秘話を
お届けします。
出典元は古代中国の
地理書と認識されている
山海経
地理書って
地理が苦手な私には
無縁と思いきや
そんな次元じゃ
なかったのです。
鳳凰は今でこそ
美しい優雅な羽を纏う
イメージですが
当初、鳳凰は
それはそれは
地味な鳥でした。
羽の色もパッとしない
誰の目を奪うこともない
とことん地味〜な
鳥でした。
が!一つだけ
他の鳥と違ったのは
とっても勤労な
(心身を働かせて
仕事に励む)
鳥だったこと!
他の鳥たちは
食べてお腹いっぱいになると
すぐにどっかへ
飛んで遊びにいきましたが
鳳凰は朝から晩まで
他の鳥たちの食べ残した物を
一粒残らず拾って
洞窟の中に運んでいました。
なぜそんなことを
するのかと言えば
この些細な蓄積が
「もしも」の時に
大きな助けになることを
知っていたから。
そんなある年。
大旱魃(かんばつ)に襲われ
鳥たちの餌となる物が
ことごとく
無くなってしまったのです
「このままじゃ・・・死ぬ」
誰もが覚悟した時でした!
「みんな!こっちだよ!!!」
仲間の窮地を知った鳳凰が
ここぞとばかりに
食糧庫を開放したのです!!!!
餓死寸前の鳥たち
死の淵から復活∧( 'Θ' )∧
こうして
鳳凰のお陰でピンチを
凌いだ鳥たち。
日常生活に戻れた彼らは
命を救ってもらった
大恩に報いたいと
自分の羽の中で
「最も美しい羽」を
それぞれ厳選して
一本抜いて
繋ぎ合わせ
羽織れる形にして
鳳凰にプレゼント。
さらに満場一致で
鳳凰は百鳥の王に
選ばれたのでした〜
ここまで!
「アリとキリギリス」に
ちょっと似ていますが
やはり、アリと鳳凰。
器の大きさが違います。
助けられた鳥たちの
恩の返し方も粋ですね
この話、数年前から
ずっと書きたかったので
やっと紹介できて嬉しいです
サウザー様の紹介は
いつか、何かの
機会があれば・・・😅
明日の南斗五車星
を剪字たい予告
風と来れば
雲、といきたい
ところですが
個人的な都合により
「炎」と「山」を
まとめて剪字ます!
今日も遊びに来てくれて
ありがとうございました
この後もイイKANJIの時間を
お過ごしくだされ〜!
玄子(げんし)