異常なほど、
狂おしい気持ちになるものだ
って意味の古文
あやしうこそものぐるほしけれ!
って
奇しうこそ物狂ほしけれ!
って書くことに興奮した
諸葛孔明先生ファンクラブ日本代表
諸葛丞相.comの玄子(げんし)です。
狂おしいって
気が狂ってしまいそうなくらいって
意味ですが
孔明先生への異常なほど
狂おしい気持ちから
深入りしてハマった古琴。
その古琴の人気を競う記事をそこはかとなく
昨日のブログで書いたのですが・・・
なんと!!
ロゴスさんにリブログしていただきました!
貴重なブログ記事の中で
リブログまでしていただけるとは!!!
ロゴスさん、ありがとうございます\( ˆoˆ )/
ってことで、調子に乗って今日も古琴の話題です
映画「レッドクリフ」
(早い話が赤壁)で
孔明先生と周瑜殿が
古琴で共演するシーン。
この映画の監督、呉宇森氏は
三国志の戦いに合うような
血生臭い古琴の曲を探していましたが
見つからず。
(古琴は穏やかで雅な静謐な曲が多いので)
自力では探せなかったので
何人かの琴師に相談したところ
「廣陵散」が推挙されました。
一言で説明すると、復讐劇。
血生臭い曲ですが
一説によると周瑜殿が作曲したとか!?
(人生色々、諸説色々)
曲調も激しいのでこの曲が
琴師のアレンジを加えて使われましたが
実は!
冒頭は「流水」のサビの部分。
伯牙と子期の「知音」故事の原典にもなっている曲です。
孔明先生が弾いた
知音を故事にもつ「流水」を聴いて
周瑜殿は孔明先生が今回、呉にきた理由を察知。
「流水」に対して
権力者である王と戦った実話をもとに作曲された
「廣陵散」を弾くことで
共に戦いましょう、と
同盟を組む意を周瑜殿はこの時点で表明。
ですが、敵は100万もの大軍を有する曹操軍。
そんな不安や焦りも音色に現れていたのを
見逃さなかった孔明先生。
ってな心理状態が描かれているそうです!
という情報を知った後に改めて聴くと
ああ、なんかそう言われれば、
そんな気もするかも知れませぬ。
ってことで、
古琴ってすっごい面白いでしょ!!
机上の虚実云々議論ではなく
古琴の持つその奥深さとか
古琴を通しての三国志英雄、
三国志文化とか
時空を超えて楽しめるって
すっごくないですか!!!
まさに
あやしうこそものぐるほしけれ
奇しうこそ物狂ほしけれ!
孔明先生や周瑜殿が愛した音色を聴けるって奇跡です
ちなみに廣陵散の完全版はこちら
日本でも古来から受け継がれている
あやしうこそものぐるほしけれ精神
楽しんで生きませう!!!
玄子(げんし)