諸葛孔明先生を人生の師と仰いでいる諸葛丞相.comの玄子(げんし)です。
孔明先生著「便宜十六策」の冒頭(原文)だけを紹介して
触り(要点)をお伝えしています。
これまでの内容は
今日はこちら!
納言・第四
納言の政とは
臣下が率直に諫言や意見したことを
主君が積極的に採用することである
前回に引き続き、臣下の意見、諫言を聴いて取り入れることの大事さを説いています。
ちなみに、どんな時に諫言すべきかといえば、
道義に外れた言動をした時!
だからこそ、現代人でも学びどころ満載なのです。
孔明先生の文霊って基本は「人としてどう生きるか?」
他人から見たら欠点でも、それは長所だから
ありのままの自分でOK的な話ではなく。
道義に外れた言動への意見や諫言を聞き入れなければどうなるのか?と言えば
家の雨漏りのようなもので
屋根を補修して雨漏れを塞がなければ
ずっと、何もせずに放置していれば
その家は人が住めない状態なってしまう
と分かりやすい比喩を用いて締め括っています。
道義に外れた振る舞いや言動をする人って
関わりたくない!!ですよね→人が住めなくなった家
そして、言うまでもなく、そんな人間にはなりたくない。
周りに諫言してくれる人がいないからと言って
「誰も言ってくれないから、分かっていても直せない」ではなく!
孔明先生に諫言されたのを切っ掛けに、雨漏りを補修して生きませう。
ってことで今日のまとめ!
道義から外れた言動をした時に
「人としてどうよ?」って言動を注意されたら
それを素直に受け入れる力、大事にして生きたいですね!
次回(明日の予定)は、察疑・第五の文霊をお届けします。
*文霊(あやだま)とは?
時代、時空、国境を越えて読む人の心を動かす力を持っている文字には霊(魂、精神)が宿っているという概念から生まれた玄子の造語です。