諸葛孔明先生を人生の師と仰いでいる諸葛丞相.comの玄子(げんし)です。
今日は大好きな祖父の命日。
この時期になると、つい思い出してしまう蜻蛉(トンボ)の話。
生前、祖父の家にはこの時期、毎年、必ず律儀に蜻蛉が家の中に遊びにきていました。
(正確にはオニヤンマ。大きい蜻蛉です。)
いうまでもなく、毎年、違う蜻蛉なのですが、
代々言い伝えでもあるのか?ってくらい
私が物心ついた時から
毎年、毎年、祖父を目掛けて飛んできていました。
祖父も別に追いかけるわけでもなく、捉えるわけでもなく
「今日も来たか、おはようさん」って挨拶をする程度。
そんな挨拶程度の祖父と蜻蛉の関係は、代々続いていました。
蜻蛉的には他の人には用なく、祖父目当て。
祖父が寝室を変えると、なぜか蜻蛉も分かるらしく
新たな寝室に現れます。
そこまでして飛んできても、何をするわけでもなく、ただ、来るだけ。
たまに、座りながら居眠りをしている祖父の鼻の上に止まって、羽を休める程度。
だからどうしても、蜻蛉を見ると祖父を思い出してホッコリするのですが、、、
そんな今朝。祖父の命日の今日。
ベランダで花に水をあげていたら、普段は来ないのに、
どこからともなく、蜻蛉が!!
すぐに飛んで行きましたが、何だか・・・
祖父が会いに来てくれたような、そんな気がして
朝から嬉しく、優しい気持ちになれました。
ただ単に、偶然が重なっただけかもしれませんが、
トンボを見るたび、祖父との思い出が心を温める、また嬉しからずや〜。
起きている出来事をどう捉えるか?
捉え方一つで、穏やかな気持ちになれるのなら、
一瞬でも幸せな気持ちになれるのなら
敢えて無味乾燥な見方をすることなく
刹那の幸せでも、大事にして生きたいなと思いました。
今日は、超絶個人的な話にお付き合い頂き、ありがとうございました。
玄子(げんし)