大好きな三国志の英雄たちが常識レベルで知っていた春秋戦国時代の流れだけでも掴んでおきたいお年頃に漸くなった今日この頃。
古文觀止を読んだらもっと知りたくなったので、20年前は意味が分からず挫折した作品に再挑戦!
東周列國/东周列国
第一話は、一言で言えば、周の幽王、天子には相応しくないおバカですねって話です。
幽王の簡易履歴書と、第一話の概要はウィキペディア(日本語)を読めば流れは掴めます。
褒姒(ほうじ)の笑顔見たさに国と命を失った幽王のお話ですが、彼が夢中になった褒姒の不思議な生い立ちも、ウィキペディアをご覧ください。
余談ですが・・・ドラマを見る限りでは、国を滅亡に追いやった悪女・褒姒。
ですが!三国志が好きだとどうしても、褒姒に貂蝉を重ねてしまいました。
仮に、褒姒が周王朝を破滅に導くのが目的で敢えて笑わない女を演じ続けていたら?
って視点で見ると、褒姒はただならぬ女傑!
心の中では幽王を嘲笑いしまくっていたかも知れませぬ。
余談ここまで
史実はわかりませんが、作中では幽王は褒姒に会う前からダメダメな王でした。
国民のことは顧みず、悪政三昧の日々。
その結果、反乱に遭い命を失った幽王は西周最後の王です。
そしてここから、春秋戦国時代が始まるのですって流れが第一話。
今日の歴史に学ぶポイント
それまで周王朝を支えていた諸侯が反乱を起こしてしまったのは「天」がそうなるように仕向けたわけではないのです。
堯や舜のような明君が国を治めれば遠方の少数民族でさえも慕い敬って帰順します。
が!桀や紂のような暴君であれば国内の諸侯でさえも必然的に叛逆してしまうのです。
早い話が、上に立つ人間がどのようにして国を治めていたか?という結果そのものなのです。
←私がこんなポイントを知るはずもなくこのポイント解説も孔明先生の文霊より一部引用致しました。
ということで、幽王に捧げたい
***今日の孔明先生の文霊***
人が協力してくれるのも
人に反発されてしまうのも
日頃の行いが蓄積された結果である
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便宜十六策より
相手の年齢や官位、得ている俸禄、仕官先に関係なく、思いやりを大事にして生きたいですね。
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孔明先生を人生の師と仰いでいる諸葛丞相.comの諸葛流文霊(あやだま)想作家・玄子(げんし)がお伝えしています!
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