三国志でお馴染み。
諸葛孔明先生や周瑜殿を始めとする文化人が常識レベルで嗜んでいた古琴を楽しむ琴曜日。
孔明先生と周瑜殿の古琴を介したやり取りを見て「これだ!!!」と衝撃を受け古琴を成都で学んだ三国志作家の玄子(げんし)です。
昨日は端午節だったのでそれに因んで今日ご紹介するのは
「離騷」
屈原さんって誰?離騷って何?と思った方はGoogleに聞いてみてください。
すぐに答えてくれます。
中国文化の大まかなことは日本のGoogleでも十分に調べられるって良いですね
端午節は屈原さんの命日でもあるので
中国では「端午安康」と挨拶します。
死因は、仕えている主君を諫めるも聞き入れてもらえず、死を以て諫言すべく石を抱いて入水自殺。
粽は屈原が魚に食べられずに成仏できるようにと友人達が川に粽を投げ入れたのが始まり、が定番。
国を思う屈原さんの忠義心を偲んで端午節に粽を食べる説が一般的ですが、サスペンス的な説もあり。
屈原さんが仕えていた楚王の妾と三角関係になってしまったのがバレてしまいました。
でもそれが理由だと王のメンツにも関わるので表向きは政治的な理由で屈原さんを国外追放。
王の死後、屈原さんが復権するのを恐れ謀殺し、袋に入れて川へ・・・。
その一部始終を見ていた領民が粽で暗にその現場を再現したとか。。。
って話ですが!!
そんな恐ろしい話が込められているなら粽、食いたくね〜〜〜個人的に却下します!
いかにも現代的な象徴っぽいこういう粽も嫌だ↑
さらに!このサスペンスと定番を編集したバージョンはまだあるんかい!
サスペンス劇場で屈原さんと親しい仲にあったはずの妾が、腐敗した政治を好む敵として登場。
王に讒言して屈原さんを罷免させちゃったのです!
で。忠臣よりも妾の讒言を信じた王に失望した屈原さんは川に身を投げました、、、。
早い話が、諸説色々ってやつです。
どれが事実だったのか、本人達のみぞ知る。
で。事実がどうだったのか本人達以外は知らないので!!!
自分の心に響いたもので良いのでは?と思います。
ということで、結局何が言いたいかと言えば、、、
今日はこの曲を鑑賞してね!!ってことです。
三国志と古琴は私の中で切り離せないもの。
その古琴文化の延長でお届けした屈原さんのお話。
この時代や屈原さんにさらに深入りする気は毛頭ございませんので予めご了承ください
琴曜日のご縁をありがとうございました!
玄子(げんし)