孔明先生が紹介してくれた古琴を通して道士さんたちと知り合い字を頂いた三国志作家の玄子(げんし)です。
↑道士さんのお部屋。何から何まで羨ましい
ちなみに頂いた字ってのは玄子(げんし)です。
今日は五行と五音を上手く駆使した「古琴療法」をお届けします。
今回お耳にかかる曲は心を落ち着かせてくれる一曲
紫竹調
心を落ち着かせたいって時にオススメ。
この曲は五行の「火」と「水」が上手く配合された独特の曲。
熱すぎず、冷めすぎず。
暖かさと涼やかさを奏でる曲なんだとか。
しかも。聴くのに最適な時間帯ってのもあって
21時から23時。
子の刻前に聞いて、心を落ち着けて就寝するのがお勧めなんだそうです。
最適な時間とか、五行とか、五音とか中国文化の玄妙さが感じられる古琴療法。
23時までにこのブログにたどり着けた方は是非一度、ご鑑賞くださいませ〜。
23時以降にいらっしゃった方は明日以降に♪
・・・ってのが古琴療法ですが、三国志好きな方はもうちょっとお付き合いください!
もう一献、如何かな?
「紫竹調」は春秋戦国時代に南方(三国志で言ったら呉)で歌われていた曲がベースになっているのですが、それってつまり!
三国志の英雄たちも知ってるよ〜!聞いたことがあるかもよ〜って曲ということに
呉の周瑜殿が演奏されたら、仕事が手につかなくなりますね
仕事中に周瑜殿が現れたらみんな敢えて音を外して振り向かせようと猛アピールするかも!?
というのも、この曲は元々、仕事の時に歌われていたものだったとか。
どんな時に歌われていたかといえば
豆腐を作る時!
特にこの作業の時に歌われていたそうです。
画像拝借いたしました。
・・・ここでさらに発見!
春秋戦国時代に豆腐を作りながら歌っていた曲ってことは!
って諸説に対しても動機付けの参考になるのです。
ということで!私が史書だけではなく、文化面からも三国志を楽しむ理由と醍醐味はまさにこれ!
史書や歴史には関係のない、けど英雄たちが日常的に愛した文化や当時の空気が感覚的に味わえるから
時空を超えて刹那でも英雄たちの日常を感じられると、そりゃもう〜幸せです
こんな風に、いろんな観点から三国志を始めとする中国文化を楽しむと、得た情報は自然とインプットされるので忘れることはありません。
三国志と関わりがなければ3秒で忘れますが偏りすぎ
なので三国志文化は何かと色々尽きることなく次々と課題と好奇心が湧いてきてもう、大変!忙しいです
「次これ!これ調べて!っていうか調べろ!これだ!これ!!」
って大好きな英雄たちに無言の気合いで訴えられている気さえします
嗚呼、そんな変態レベルでの三国志の楽しみ方もありですね!って寛大に理解してくれた方!!
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
玄子(げんし)