三国志作家の玄子(げんし)です。
とりあえず三国演義を楽しむ「とりあえず三国演義」
第九回【除暴兇呂布助司徒 犯長安李傕聽賈詡】その8
董卓御一行はお城の外に着くと、文武百官が熱烈にお出迎え。
ただ一人、いつもは呼んでもいないのにやってくる李儒だけは、病でどうしても外出できずにお家にいました。
、、、けど普通!!董卓が帝位につくのに病でお休みするだろうか?
他の人ならいざ知らず、あの李儒が!病を引きずってでも出てきそうですが。
と言うか李儒ほどの人だったら「話がうま過ぎます!人を遣わして様子を見ましょう」とかいいそうな気が、、、。
王允の手下によってあらゆる情報が李儒に届かないようになっていたんじゃ?とか、
何か薬を盛られたんじゃ?とか勘ぐってしまうのは私だけでしょうか?
あ!或いは!!昔、手にかけた幼い帝の霊が李儒に取り憑いていたのかもしれません。
だとしたら合点がいきます!
ここで李儒に邪魔をされては困るのです!
ってことで「とりあえず三国演義」ではこの時、李儒は亡者の霊に悩まされていた、と言うことにしておきます。
そんな事情で李儒は来られませんでしたが、呂布がお祝いに駆けつけてくれたので董卓は一安心。
貂蝉を嫁にする、しない問題でこじれていた親子関係も解決。
董卓は満足しながら眠りに就こうとしました。
が!!!
李儒が来ないと知った天は再び、董卓に忠告します。
しかも今度は、子供に童謡を歌わせるといった手段に出ました。
しかも乱世の夜にお子様は早く寝なさい!
その時にお子たちが歌っていた童謡がこれ(原文)
千里草 何青青 十日卜 不得生
その歌声はひどく悲しみ痛んでいました。
さぁ、この童謡の意味は一体なんでしょうか!?
ヒントは董卓です!!
童謡の意味が気になったら、次回もよろしくです!
今日もお付き合い頂き、ありがとうございました!