諸葛孔明先生専属の
文霊(あやだま)想作家・玄子(げんし)です。
今日は旧暦の15日。
一見、何の変哲も無い
草木が生い茂る風景ですが
実は、ここは孔明先生が
木牛流馬を造った処だったのです!
現代、製作所跡地には碑が建っていて
碑にはお線香が・・・
その心はいかに??
って考えても分からないので
地元の人に聞くのが一番(^O^)/
ってことで、直接訊いてみました。
お墓でも廟でもないのに
何で線香が手向けられているのですか、と。
そんな問いかけに返ってきた答えを
一言で書けば・・・
諸葛丞相は偉大だから
諸葛丞相の叡智と徳を慕って
毎月旧暦の1日と、15日に
地元の人々が香を焚いて
参拝しに来るそうです。
この史跡は武侯墓、武侯祀のある
勉県よりも少し離れた
黄沙鎮って所にあるのですが
地元の人々にとって
木牛流馬制作跡地は
孔明先生が護ってくれていると
実感出来る聖地だったのです!
廟がなくても墓がなくても
孔明先生に対する想いは
武侯祀、武侯墓へ対する敬意と
何ら変わりがありませんでした。
甚く、感動しました!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
観光目的で行ったら
特に目を惹く廟や建物が
あるわけでもないので
写真を撮って「はい、終了」って
感じかも知れませんが
一八〇〇年もの間、
代々受け継がれてきた
地元の人の想いに触れると
孔明先生がどれほど
慕われているのかを
どんな史書よりも篤く
心で感じることが出来ます。
三国志と三国演義だけに囚われず
現代を生きる地元の人たちの
大切にしている尊い想いを
大事に敬意を以て
伝えて生きたいと
改めて感じました。