(三人の革職人は一人の孔明先生に勝る)
って何で革職人!?
三国時代の革職人って誰よ?
という疑問にお答えします
諸葛孔明先生専属の文霊創作家・玄子です。
三国演義を読んだことない人も
映画レッドクリフはご存知・・・だといいのですが^^;

時は西暦208年。
曹操軍との戦いを控えたある日の呉国。
孔明先生は三日間で十万本の矢を
調達すると周瑜殿と約束。
男に二言は許されないので
揃わなかったら死罪っていう条件付き。
そこで孔明先生は弓矢が刺さるよう
草の束を小舟に配置。
「こんな感じの要領で宜しく!」
孔明先生は副将三人に準備を任せましたが
この副将三人はふと思いました。
「この草の束だけでは
曹操軍に気付かれるのでは?」
そこで彼らは束を人型に整え
遠目に人が乗っている感じに仕上げました。
その結果

草船借箭
見事、深い霧に紛れて
曹操軍から十万本の矢を拝借!!!
*お借りした矢は後日
赤壁の戦いで返却いたしましたm(_ _)m

たかが十万本くらい、くれてやる!
わざわざ返してよこすな

って流れになるのですが
ここで注目したいのは三人の副将。
中国語で副将は
裨将 pi jiang
って書きます。
この発音は革職人
皮匠 pi jiang
と同じ!こうして時代の流れとともに
副将は革職人になったそうです。

以上が中国の有名な諺
三个臭皮匠赛过诸葛亮
(三人の革職人は一人の孔明先生に勝る)
の内訳にございました~。
それでは、麗しき週末を!(^-^)/