孔明先生に勝るのは何故【革職人】なのか? | 【諸葛孔明先生】って知ってる?

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孔明先生一筋34年★【武侯墓公認】孔明先生の回し者・玄子(げんし)が「古代漢字✖︎剪字」で現代に甦らせる!孔明先生の文魂(あやだま)

三个臭皮匠赛过诸葛亮
(三人の革職人は一人の孔明先生に勝る)

って何で革職人!?
三国時代の革職人って誰よ?

という疑問にお答えします
諸葛孔明先生専属の文霊創作家・玄子です。

三国演義を読んだことない人も
映画レッドクリフはご存知・・・だといいのですが^^;



時は西暦208年。
曹操軍との戦いを控えたある日の呉国。

孔明先生は三日間で十万本の矢を
調達すると周瑜殿と約束。

男に二言は許されないので
揃わなかったら死罪っていう条件付き。

そこで孔明先生は弓矢が刺さるよう
草の束を小舟に配置。

「こんな感じの要領で宜しく!」

孔明先生は副将三人に準備を任せましたが
この副将三人はふと思いました。

「この草の束だけでは
曹操軍に気付かれるのでは?」

そこで彼らは束を人型に整え
遠目に人が乗っている感じに仕上げました。

その結果



草船借箭

見事、深い霧に紛れて
曹操軍から十万本の矢を拝借!!!

*お借りした矢は後日
赤壁の戦いで返却いたしましたm(_ _)m


たかが十万本くらい、くれてやる!
わざわざ返してよこすなむかっBy曹操閣下


って流れになるのですが
ここで注目したいのは三人の副将。

中国語で副将は

裨将 pi jiang

って書きます。

この発音は革職人

皮匠 pi jiang

と同じ!こうして時代の流れとともに

副将は革職人になったそうです。



以上が中国の有名な諺

三个臭皮匠赛过诸葛亮
(三人の革職人は一人の孔明先生に勝る)

の内訳にございました~。

それでは、麗しき週末を!(^-^)/