中国の文化にも興味を抱くようになり
昨日は年に一度のお楽しみ
京劇鑑賞にいってきました。
今年の演目は
京劇と言えばこれ!
ってくらい有名な
覇王別姫!でした。
日本でも
レスリーチャン(張國榮)さんの
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項羽と劉邦―
三国志の時代まで続く漢の高祖・劉邦との
戦いは有名ですが
個人的には覇王別姫の影響もあって
項羽が好きです。
項羽は天下を取れず
劉邦に敵対したことでしか
歴史に名前を残せなかったけど
現代まで遺されている
項羽が虞美人に贈った垓下の歌は
項羽の強烈な人生と共に惹きつけられます。
力拔山兮氣蓋世
時不利兮騅不逝
騅不逝兮可奈何
虞兮虞兮奈若何

虞や、虞や、汝を奈何せん!
文字を習ってもイマイチで
「自分の名前が書ければそれだけで十分です」と
言っていた項羽本人による詩。
彼の人生と当時の状況
そして何よりも虞美人への想いが
飾ることなく赤裸々に紡がれている
文霊だからこそ
2000年もの時を経ても
真っ直ぐ心奥に伝わってくるのかもしれません。