三顧の礼の二度目の訪問時
張飛殿が嫌がっていた吹雪に紛れ込みたい@玄子です。
━─━─諸葛武侯伝10━─━─━─
玄徳殿が均ちゃんに
訊きたいことがあると言う事で
均ちゃんは童子に命じて
桃園三兄弟にお茶を出させますが
このお方は……

懐から酒を取り出してお茶を拒否。
気付け薬として酒を持参していたのでしょうか?
張飛さん、北方出身なのに寒がり

……という憶測を余所に
玄徳殿(以下、玄)は真剣に話を切り出しました。
玄:兄上は昨今の乱世に対して
どのようにお考えなのでしょうか?
均:さぁ・・・・・特にこれと言って何も……
玄:兄上はどのような治国対策をお持ちなのでしょうか
均:ごめんなさい(´□`。)そういう事は話さないので……
玄徳殿はかなり気合入りまくりですが
均ちゃんは政治的な話とは無縁の生活をしていたようで
これ以上質問されても困るって感じでした。
で、それを見ていた張飛さんは

はいはい、わかんないんだってさ。
大哥!さっさと帰りましょうよ!
よっぽど孔明先生の家が居心地悪いのか
とにかく不機嫌なのか解りませんが
一刻も早く帰ろうとしました。
が、玄徳殿は再び張飛さんを黙らせると
(関羽殿は静かに見守り続け中)

臥龍先生に手紙を書きたいのですが……
会えないのならせめて
熱い志だけでも伝えたい、と思った
玄徳殿は孔明先生の書斎に案内されると
「( ..)φ臥龍先生へ―」
真心を込めてお手紙を書きました。
*
こうして二度目の訪問も残念ながら
空振りに終わってしまいましたが
玄徳殿の誠意を感じた孔明先生は―
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次回、やっと孔明先生のお出ましです☆
追記:三国演義では黄承彦さんが出てきますが
李法曽さんのドラマでは手紙を書いた後は
そのまま何事もなく、誰にも会わずに
新野城へ帰っていったので
当ブログでもその流れで行きまする。
ど~でもいい独り言:
情況はどうあれ、寒いのを嫌がる張飛さんと
寒い中、態々お出掛けして
雪景色を楽しむ孔明先生。
文人っていうと雪明りで勉強して居そうなイメージがあるから
もしかしたら玄徳殿も
「雪がこんなに積もったら家にいるだろう」と
思って来たのに
孔明先生って……意外とアウトドア派

と思う今日この頃ですが
これはあくまでも
私の個人的な空想に過ぎませんので
軽く読み流してくださいませ~。
玄子