こうした中、大人気メンバーだった炎亞綸(アーロン)は昨年、台湾の男性ネットインフルエンサーへの性的暴行疑惑が浮上し、このインフルエンサーが記者会見を開き被害の状況を語ったことから、台湾のみならず中華圏全体に衝撃が広がっていました。
中国メディア・新浪新聞(5月30日)は、男性への性的暴行で訴えられていたアーロンに対し、台湾士林裁判所は懲役7ヶ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。裁判では、アーロンが当時未成年であった男性に性的暴行を行ったことや、犯行時の写真や動画を撮影し所持していた児童ポルノ禁止法などの罪が確認されています。
台湾のトップアイドルとしてアジアで絶大な人気を誇っていたアーロンに、中華圏のネットユーザーからは失望の声が寄せられています。アメリカで始まった「#Me Too」運動の高まりは、台湾でも大きな広がりを見せこれまでに多くの大物タレントが過去の性犯罪を告発されてきました。