こんにちは、メイです。
私は魔王城で働くメイドさん、ピチピチの15歳で、最近チョット悩みの多いお年頃です。
前までの話で、チョット重い空気が流れてきだしたので、感じを変えていきましょう。
そうです、このお話は、気楽なお話なんです。 魔王様が世界を闇に染め上げてはいるものの、その闇の真っ只中で生活する私、メイが適当にフラフラ生活すると言うなんとも、しまりの無いお話なんです。
だから、ね☆
楽しく行きましょうよ☆
前までの展開をひきづっていちゃダメなんです。 私が言える立場じゃないですけどね☆
私とデルとシセルさん、中庭でちょっとしたお話が始まりました。
シセルさんはつい先日、二年ぶりに動けるようになったらしい、人間の召還士です。
それで、シセルさんが動けるようになった代わりに魔王様が今大変なことになっているらしいのですが、それがどういうことなのかをお話してくれるらしいのです。
シセル「私ネ、この前デルちゃんと始めてあった日、それまで2年間動けない状態にあったって言ってたでしょう?」
メイ「そういえば、そうですね。 それが何故だか聞いてませんでした。」
シセル「それはネ。私が開けちゃいけない次元の扉を開けてしまいかけたからなの。」
デル「開けちゃいけない時限ですか?」
シセルさんは次元を自由に操れるらしいです。
この前は別次元の食べ物を食べさせてくれるとか言う話で、とんでもなくでかいドラゴンを召還されて本当にびっくりしました。
そのドラゴンは今もネフルさんって言う、シセルさんのファンの強い魔物さんと遠くのほうで戦っています。たまにドカンと大きな音も聞こえてきますが。 なんか、このまま風物視の一つと化してしまいそうな勢いの気がしてきましたが、今はその話じゃありません。
シセルさんほどの召還の実力があれば、呼び出す魔物の種類なんか関係ないくらいすごい感じだと思いますが、どういうことなのでしょう?
シセル「そうなのよ。 私ネ、冥府魔道系の召還ならあらかた出来ると思えてき出したのネ。 だから、違う部類の召還も出来るかな~、なんて思ってたのヨ。」
メイ「・・・・・また、余計なことを思ってますね・・・・・。」
シセル「それでね、神様って呼べるのかな~~、って思ったの~~~。」
デル「神様・・・・・。」
メイ「神様? いるんですか?」
シセル「ん~、いたらいいな~って思って~~。」
デル「かなり安易ですね。」
シセル「フフフ、そう? それでね、チョット説明くさくなるわヨ。」
メイ「は、はぁ。」
シセル「私の召還術、他の次元との空間のリンクを造る術はネ、私たちのいるこの空間から他次元空間の魔力の波動を感じることでつなげるの。そもそも、次元が違う世界って言うのは、5,6次元的に見てチョット軸がずれているだけだから、この次元にも多少なりとも影響があるの。いうなれば、相互関係って言うか、向こうの次元であることが起きたら、こっちの次元でも自然にあることが起こる~、みたいなネ。だから、魔力を感じようと思えば、ちょっとした違和感を感じることが出来るの。この次元だけでは自然に起こらないちょっとした魔力の揺らぎとかネ。 そこからリンクを作っていくの。」
デル「・・・・・・・。」
メイ「・・・・・・・。」
デル「よく分かりませんが。」
メイ「すいません、結論だけ言ってもらえると嬉しいです。」
シセル「あら、そ~お? じゃ、結論だけ言うわね。 2年前、奇跡的に神的な次元の波動を見つけることができたの~~~!」
メイ「神的な次元の波動・・・・・。」
デル「それは、シセルさんが神を見つけたと言うことになるのでは・・・・・?」
シセル「そうネ。 まさにそうだと思うワ~~~。」
メイ「すご・・・・・。」
どうもシセルさんは2年前に神様のいる次元空間を発見してしまったらしいのです。
普通に信じられません。
でも、ここで言う神と言う単語は創造主と言うものとは異なり、神的魔道の魔力と言うことだと思います。
神の魔力とか、結構矛盾してますね。 でも、私たちにとって、魔力とは単位のようなものなので、別にそんなに深く考えてもらわなくても良いです。
とにかく、シセルさんは神の次元空間を見つけたらしいです。
シセル「それでネ。 神様を召還しようと思ったの~~。」
メイ「まぁ、それが目的でしたから・・・・・。」
デル「かなり危険なことを安易に決めていることは、黙認と言うことで。」
シセル「神様を召還しようと思って、私はがんばって召還しようと思ったんだけど・・・・・・」
メイ「・・・・・・・。」
デル「・・・・・・・。」
シセル「失敗しちゃったの~~~☆」
メイ「失敗ですか?」
シセル「そうなの~~。 神様の次元ってね、こういう多次元からの召還に対する防壁みたいな術が展開されていたの~~~。」
デル「ありそうですね。 神の魔道ならばそのような防御術が得意なような気がします。」


