どもっす!

 メイですよ!!


 や~、マジでひさびにこんな話を書いたんで、うまくまとまらないというか、正直前回のお話も2ヶ月くらい前に書いた書置きの作品を載せたというか、そんな感じなので、もうね、ほんとね、無理ですw


 タイトルにあるように、今までと設定も、キャラも違うやんけ~~、とか言われても気にしない感じで話はすすめることにしますので、よろしくお願いしますね~~。


 で、続きです。

 私とデルはお風呂で召還士のシセルさんと会って、今は中庭に来ているところです。

 

 デルが適当な振りをシセルさんにしてしまったので、シセルさんは若干やる気になってしまい、召還を始めるような感じでした。

 私としては、楽しみなような、心配なようなそういうどっちつかずな感じです。

 前に召還して今も遠くの空で戦っているドラゴンのような意味のわからないものを召還でもされたりしたらホント死にかねませんから。



シセル 「じゃ~、いくわヨ~~~!!」


メイ 「・・・・・。」


デル 「私としては、やめてもらいたいのですが・・・。」


シセル 「ハァ~~~!!」


 シセルさんはデルの言うことなんか当然聞く様子もありません。

 空になにやら魔法陣を描いています。

 シセルさんの召還は普通の召還とは違って、別次元とのリンクを作って何かを召還するという術なので、とくに召還できるものに制限があるというわけではありません。

 それこそ何でも召還できるといってもいいのかも。


 その上シセルさんは自分でも言っているとおり、凄腕の召還術士なので、彼女が適当に暴走しだしたら周りにいる私たちの安全は保障されるわけがありません。



 とまぁ、説明っぽくシセルさんの紹介をしているうちに魔方陣は完成していました。

 シセルさんから魔力が魔法人に放たれたかと思うと魔法陣ははなっていた光を失い、何かがぼとっと落ちてきました。何やら白くて丸い物体です。



デル 「これは・・・・。」


メイ 「・・・なんです? これ?」


シセル 「ん~、何かしら~~?」


デル 「また分けわかんないものを適当に召還したんですね・・・・。」



 シセルさんの召還はなんとも魔法っぽくないところがあります。

 魔法陣が光っていて、最後にドバーッと派手に何かが出てくるのかと思いきや、ボトリと変なものが落ちてくるだけだったりするので。


メイ 「シセルさんは何を召還しようとしたんですか?」


シセル 「え~~?私は何か適当に面白いものでてこ~いって思って。何かを召還したのよ。」


デル 「またそんな、危ない橋を勝手に作って・・・・。ひとつ間違えば前みたいなドラゴンが出てきていたって事ですよ!!」


シセル 「ふふ~~。そこがいいんじゃない?」



 で、落ちてきたものは一体なんだったのでしょう?

 私は召還された物体をおそるおそる確認してみました。



メイ 「お餅?」


 何やら白いお餅みたいです。

 ほんとにただのお餅なのでしょうか?


シセル 「メイちゃん、何か変わったところはないの~?」


 私はお餅を持ち上げてみましたが別に変わったところはありません。

 ホントにただのお持ちみたいです。

 コンコンとたたいてみても餅そのものの感触です。


メイ 「やっぱりお餅かなぁ?」


シセル 「うーん、どういうことかしら?お餅なんてぜんぜん面白くもなんともないわね~~?」


 しばらくみんななんで餅?みたいな雰囲気になっていましたが・・・・。




デル 「・・・・・まさか・・・・・。」

 

 デルの顔色が悪くなりました。

 もしかして何か恐ろしいものなのでしょうか?


メイ 「デル、何かわかったの?」


デル 「シセルさん、シセルさんは何か面白いものでてこいと思って召還したんですよね?」


シセル 「そうよ~?」


デル 「では多分これは餅で間違いなさそうです。」


メイ 「どういうこと?」



 デルは神妙な趣で話し始めました・・・・。

 








デル 「つまりこういうことです。

     何か面白いもの・・・・・何か白い餅・・・・餅・・・・。」



 次の瞬間、みんなの顔にはガビーンといった感じで縦線が入っていました。

 

 そして、何かを言うでもなくその場に餅をぽとりと落として各人の部屋に戻っていってしまいました。






 こんな失敗みたいな召還をしてしまうなんてシセルさんのみに何か起こっているのでしょうか?

 いえいえ、これは損な大それたお話じゃあございません。

 長い間書かなかったという作者のギャップがこんな恐ろしい結果を生み出したということなのでしょう。

 ・・・・・・。

 ・・・。

 。




 

 と、言うわけで、復帰したこの話はなんと親父ギャグにて終止符!!

 こんなに面白くない感じではなしを切ってしまうとか考えられませんね?

 

 いえいえ、いいんですよ。

 平凡な一日の話ってところはちゃんと守って話を進めることが出来ました。


 いや~、やはり何かしらの方向性を持って生活を送らないととんでもないことになっちゃいますね☆


 なので、次のお話では知り合いの誰かのおうちにでも遊びに行くことにします。

 もうちょっとましな展開になると思いますよ☆



 でわでわ~~☆


 メイでした☆


メイ4


■ 名前 : メイ

   仕事 : 魔王城のメイド(実際には仕事はしていない)

   性格 : お気楽

  必殺技: 主人公の特権


 

 

  こんにちは、メイです!

 や~、お久しぶりですね!

 私は完全に終わっちゃったものだと思ってたのですが、どうやら続くみたいですね!

 よかったよかった☆  

 私とデルは今も魔王上で自由に暮してます。

シセルさん、ケルビさんとの交流もぼちぼち残っていますので何も嫌なことはないですね。

毎日楽しいです。

 天界は魔王様に支配されて、ケルビさんが神様になったので何やら大きな変化があるみたいですが、これはまた今度話しますね。  



 再開一回目の今日は魔王城での何気ない一日という感じです。 

 正直なんの展開もありませんが、どうぞよろしくお願いします。




メイ「・・・・ん~~、ん・・・・。」


デル「朝・・・・・ですね・・・・。」



メイ「ん~、・・・相変わらず正確目覚ましちゃんだね~、デルは~~。さすが元人形だよ。」

デル「メイさん、その皮肉はちょっとひどいです。」

メイ「え~~、そ~~お~~?・・・・・ぐ~~~。」

デル「それも寝たふりなのか、素なのかよく分らないからやめてほしいです。」


 デルはいっつも定時、6時ごろきっちりに起きます。

 朝ごはんはほっといてもデク人形君が作ってくれるんですが最近デルは一緒に料理を作るの楽しんでいるみたいです。

私は出来上がるまでもうひと眠りします。だらけきってます?ふふ~~☆



 朝ごはんを食べた後は暇なので散歩に出かけました。

 西の空では相変わらずドラゴンさんとネフルさんがバトっています。

 多分もう終わらないんじゃないでしょうか。

 だってもう戦い始めてから三カ月になるんですよ?本当にバトル変態さんですね~。


 かくいう私もバトルは好きなんですけどね。

 日課になっているヘルロードでの魔物さんとの戦い、私は魔法が使えないのでレイピアをもって勝負というわけです。 

 強くなってきましたよ~。私!!中堅の魔物さんにはもう負けませんよ☆

 今日もばっちり勝ちました!もうそろそろ、デルと勝負してみようかな~、なんて思ってます。

 まだまだ勝てないとは思いますけどね。



デル「今日も勝利ですね、メイさん。相変わらず人間とは思えない動きです。」


メイ「フフフ~~、デル君、そこが私、メイちゃんたるゆえんなのだよ!!」


デル「説明になってないですよ…」


メイ「達人と呼んでくれたまへ!!☆」


デル「そこまではできませんよ。」


メイ「あら?」



 汗をかいたのでお風呂に向かいます。


  真昼間から何とも幸せなことですね。

 風呂場にこの時間に向かうとある程度の確率でエンカウントする人がいますよ。

 今日もいました。シセルさんです。




シセル「あら~!メイちゃん、デルちゃん!いらっしゃ~い!」


メイ「こんにちは~~☆シセルさん。」


デル「相変わらずお風呂が好きですね。」



シセル「そうヨ~。お風呂~。特にここのお風呂は魔力で満ちているのネ~~。」



デル「確かにすごい魔力です。あふれ出てきている感じです。」


メイ「あ、ほんとだ~。今まで気づきませんでしたよ。でも、魔力で満ちちているお風呂に入ったら何か良いことあるんですか?」


シセル「お肌がつるつるになるわヨ~~~。」


メイ「!!本当ですか~~!!」


デル「・・・・そのような話は聞いたことがありませんが。」


シセル「あらあら、今聞いたでしょ~~?嘘はだめヨ~~、デルちゃん。」


デル「突っ込みのしようもありませんね。」



 や~、あったまりました。


 汗も流せてさっぱりしましたし、今からどうしようかな。

 シセルさんも一緒に中庭まで出てきました。 それにしてもグダグダしてますね~~。

 特に何かあるわけでもなく、モソモソと一日の流れが進んでいますが、さてさて、平凡な一日のお話なので仕方ないですね~、これは。



メイ「シセルさん、最近召喚してないんじゃないですか?」


シセル「ん~、そうネ~~。すっごいやつはしてないわネ~~。」


デル「シセルさんでも結構普通に過ごせるんですね。」


シセル「そうヨ~~。私って本当は根っからの普通人だから~~。」


デル「どの口が言ってるんですか?」


シセル「ウフフ、それに、一人で何か変なことしても面白くないでしょ~?デルちゃんがご希望みたいだからちょっと変な召還でもやってみようかしら~~?」



デル・メイ「え・・・・?」



 あれ?

 普通な生活が壊れちゃう話につながるのかな??

 こんにちは、メイです。

 ずいぶんと長いこと更新して中って、もしかするともう終わったのかもしれないと、作者自身も思っていたのですが、気まぐれで書いてますので、こういう展開も十分にありえます。

 前回までのお話で、神様の力がケルビさんに移ってしまいました。

 かなり予想外の展開です。

 うまく収拾をつけることが出来るのでしょうか?



ユヒト「・・・・・・・。 俺に来ないとは・・・・・・。」


 ユヒトは神様の力は完全に自分に回ってくるものだと思っていたようです。

 でも回ってきていません。

 こうなってしまってはユヒトはもはや何の脅威でもなく、妥当魔王とか叫ぶだけの雑魚扱いに成り下がってきそうな勢いです。と、言うことで、今はユヒトはさして問題ではなく、ケルビさんが問題なのです。



ケルビ「うう・・・・・・・・。」


 ケルビさんはものすごい光のオーラを放っています。

 その力の強さから、デルはケルビさんを話してしまいましたが、ケルビさんは光のオーラだけで空に浮いているようです。羽で空を飛んでいる感じはありません。

 そもそも、ケルビさんは神様が殺されてどう思っているのでしょうか??


 私は神様は負けるケルビさんにとって思い入れのある方なのだとばかり思っていましたが、実際にそうなのかは分かりません。

 


メイ「ケルビさん、大丈夫??」

 

 そうです。私は分かった風な説明をしていますが、これはあくまで進行役としての勤め。

 実際の私はケルビさんに何が起こったのかわかっていません。 

 ただ、ユヒトが魔王様を攻撃した後にケルビさんがものすごい光のエネルギーを発している様子が分かっているだけなのでした。


メイ「デル、ケルビさん、どうなっちゃったんだろう??」

デル「ケルビさんの光の魔力が尋常じゃないほど上がっています。」

メイ「うん、それは私でも分かるんだけど、何でこんなことになってるんだろう??」

デル「私にも分かりかねます。 神様が殺されたことによるケルビさんの怒りから来る暴走なのか、それともそれ以外の力が働いているのか・・・・・いずれにしても、これほどの出力を放つ理由は想像できません。」




魔王「神の力だ・・・・。」


 魔王様が私たちに教えてくれました。


メイ「え?どういうことですか?」

魔王「神の力が、その天子に移ったようだ。」

デル「・・・・・・・!!!??」



 私たちは多少混乱していましたが、魔王様がある程度説明してくて、ようやく分かりました。

 神様の力・・・・。

 なぜ力が移ったのがケルビさんなのでしょうか???



ケルビ「・・・・・・・・・・・・・」


 しばらくたってからでした。

 もはやユヒトは何も攻撃してくる様子はなく、ケルビさんの様子を見守っていました。

 神様の死を見てからずっとプルプル震えていたケルビさんですが、どうやらそれも終わったみたいです。



メイ「ケルビさん!!!」

デル「大丈夫ですか???」

ユヒト「もはや、俺は君に託すしかない・・・・・。」

魔王「・・・・・・・・・・・・・・。」

ケルビ「ん?」


 

 ケルビさんの意思は一体どうなっているのでしょうか???


ケルビ「あれ、おかしいな。うち、意識が一瞬飛んでたみたいやわ。 どないしたんやろ??」



 あれ?

 なんか予想と違うんですけど??

 私は手っきり、魔王、覚悟~~!!とか行って、ユヒト張りに攻撃に出るのかと思っていたのですが、どうやら何も変化はないみたいです。

 おかしいな。


メイ「ケルビさん、神様が死んで、怒ってないんですか??」

ケルビ「ん?神様?? あ、そやそや、神様が死んでたな。 あの爺もええ加減年やったし、死んでもええ頃やったんちゃうかなwかお」 

デル「そ、そんなに軽いんですね・・・・・。」

メイ「あれれ・・・・? 私はてっきり怒っているものだとばっかり思ってました。」

ケルビ「別におこらへんよ。 神様なんていわば他人やしな。 なんら問題ないて。 それに年齢6000歳らしいで?? どないやねんってな?w」

メイ「は、はぁ・・・・・。」




 どうやらケルビさんは神様が死んだことに対して気概を持っていなかったようです。

 神様が死んだときに一番神様と意思が近い人に神様の力が浮け渡ると言うのは、どうやらケルビさんの神様はもうええ加減年やから死んでもええんじゃないかという点だったみたいですね。神様も、別に死んでもいいやみたいな感じで魔王様に殺されたみたいです。


 そんなばかな!!!??

 そんな馬鹿な話があっていいのでしょうか??


 仮にも神様といわれるヒトが別に死んでもいいやなんて・・・・・。

 でもそれが事実なのです。

 神様の力は何の使命感もない能天気なケルビさんに移り、ユヒトは思いのほかの展開にどうして良いのかわからず顔が青くなっています。

 魔王様は展開から魔界へ攻め込もうとした最高権力はたたいて、事実上展開は魔王様の思い通りになる形に収まったので満足しているようですね。


 私とデルは展開についていくことが出来ず、唖然とするしかありませんでした。





 さてさて、かなり強引に展開に収拾をつけまして、エンゼルハート編も区切りが着きました。


 私とデルは魔王様と一緒に元の世界に帰りました。

 ユヒトは顔が青くなったまま、ずっと呆然としている感じでした。

 ケルビさんは、魔王様との会話で自分がかなりの力を手にしていることを教えてもらい、かなり喜んでいました。これからもちょくちょく私たちの世界に力を使って遊びに来るみたいです。ちなみに力を使って展開をどうこうしようとか言うつもりはまだ全然ないみたいです。

 魔王様は展開を征服したので、これからじっくり天使たちに闇の心の浸透を図ろうとしているみたいです。

 光属性の天使たちがやみに染めて行くのは結構大変みたいですが、染まった時の充実感は最高だろうとのことでした。




 え~~っと、エピローグみたいな感じで話しましたが、一応まだ完結してませんよ。

 次の話は、またまた何気ない魔王城でのお話になっていくと思います。

 次にいつ書くのかはまだ分かりませんね~~。

 明日かもしれないし、10年後になるかもw



 でわでわ、今回も、読んでいただいてありがとうございました。

 また次のお話でお会いしましょう☆



 メイでした☆





 


 こんにちは、メイです。

 魔王様は神様を殺してしまっていました。

 天界の最高の長である神様。

 この事実は天子であるケルビさんにはあまりにもショックだったみたいです。



魔王「天子の娘、悔しいか? 恨むなら私を恨むがいい。 全て私の私欲のためだ。 神の死さえも・・・・・な。」

ケルビ「・・・・・・。」


 ケルビさんが怒りに任せて魔王様を攻撃したらどうなるものか分かりません。

 ここは一つケルビさんのために穏便にことを進める必要がありました。


メイ「ケルビさん、ここは冷静に、ね☆」

ケルビ「あんたが・・・・・魔王やんな?」



 とは言うものの明らかにけんか腰ですよ、ケルビさん。 ちょっと~~!


メイ「け、ケルビさん。」

ケルビ「あんたが神様を殺したの?」

魔王「・・・・・そうだ。」

ケルビ「・・・・・・・・・・・・・・・。」



 ケルビさんがプルプル震えています。

 涙ぐんだ目でキッと魔王様をにらみつけたその瞬間・・・・!!!



 ズド!!




 突然建物が破壊されました。

 何事でしょうか・・・あたりは瓦礫だらけ、神様は埋まってしまいました。


 私とケルビさんは破壊された瞬間にデルにガードしてもらって、安全でしたけど、建物はもはや見る影もありません。

 魔王様と神様の戦闘の影響??

 いえいえ、そんなはずはありません。

 明らかに誰かに攻撃を受けました。

 光の魔法の攻撃です。

 そして、そんなことをするヒトは大体よそうつきます。


ユヒト「魔王・・・・・・・・・。」



メイ「やっぱり、ユヒトか。」

デル「つい先ほどからユヒトと思える魔力がち被いてくるのを感知できていたので、すばやくガードを張ることが出来ました。」

メイ「おお!! ナイス・デル☆」

デル「恐縮です。」

ケルビ「・・・・・・・・・・・。」



 やっぱりユヒトでしたね。

 タイミングとかも結構狙ったタイミングでさすがは勇者といったところでしょうか?


魔王「ユヒトか・・・・久しいな。」

ユヒト「魔王!! 死ね!!

 


 ええ~~~~!?

 もうチョット会話しないの?

 350年のうらみー、とか、勇者としての思い~、とか、返り討ちにしてくれるわ~、とか、お前のものは俺のもの~、とか!!?

 ユヒトは何の感慨深さも持ち合わせていない感じで魔王様に突っ込んでいきました。


 ユヒトのフェニックスの羽が一瞬にして炎の剣に変わりました。

 炎の剣と言ってもなんかも得ている感じではなくて洗練された赤い剣といった感じです。

 あれは切られたら熱そうです。




ユヒト「は!!」

魔王「・・・・・。」


 ギュイン。


 ユヒトが炎の剣を放ちますが、魔王様の周りを障壁が覆って防御します。

 魔王様は何もしていない感じです。

 ユヒトは目にも止まらぬ動きで連続的に剣を振るってますが、その全ては魔王様の障壁でふさがれています。

 まさに八方塞といったところです。



ユヒト「・・・・・!!くっ!!!」

魔王「・・・・・・む、それは・・・・・・」




 ユヒトは炎の剣が効かないと分かったのでしょうか、剣がまたまた形態を変えました。

 光の玉となってユヒトの手のひらの上に集まっています。

 そして、ユヒトの体から光のオーラが溢れてくるのが分かりました。


 ビキビキビキ・・・・と、音がします。

 結構強めの魔法を唱える予備動作的なものです。

 その超密度の光の魔力を見る限り、相当やばめな魔法であることが分かります。



デル「・・・・・やばいですね。 巻き添えを食らいます。」

メイ「え“ヤヴァイヨ・・・☆」

ケルビ「・・・・・・・。」



 ケルビさんはまだテンションが戻っていない感じです。

 でも今はそんな暇はありません。

 急いで逃げないと!!


デル「上空へ離脱します!!」



 大きく羽を広げたデル。

 一気に私とケルビさんを両手に抱えてはるか上空にまであがってきました。

 魔王様は動く様子がありません。

 見た感じ、ユヒトの魔法を真っ向から受け止めてやるぞ的な感じです。


ユヒト「くらえ・・・・。」



 どうやらユヒトの魔力充電が完了したみたいです。


ユヒト「ファントム!!」



 辺りは激しい閃光に包まれました。

 ファントムですか。

 何とも短い名前でした。 もうチョットこう、かっこ悪く叫んでくれるかとも思いましたが、あくまで冷静なままで魔法を放ちました。 勇者の見せ場なんだからもうチョットかっこ良くやってくれてもいいのに、とか思いますが、一体どうなったのでしょうか?


 魔王様は最後まで動かなかったので魔法を食らったのは間違いありません。

 神様のお城は完全に吹っ飛んでしまいました。

 神様の死体も完全に灰となってしまったのではないでしょうか・・・・?



 しばらくたちました。

 ユヒトは様子を見ているようです。

 ホコリがどいてきました。

 爆発によって出来たクレーターの中心に、やはりそう来たか!! と思える感じで魔王様が平然とたっています。

  

魔王「やはりか。 神の影響が消えたせいだろうな・・・・・。」

ユヒト「ふ・・・・。」



 どうやら、ユヒトの強さは神様に影響されているみたいですね。

 弱っていてもこの威力ですが、まぁ行ってみれば上空に逃げたくらいで私たちが大丈夫な魔力程度では魔王様は倒せないことははなから分かっていました。

 ユヒトはそれを分かっていなかったのでしょうか?

 そういえば、意味ありげに「ふ・・・・。」とか言っていますね。


ユヒト「魔王。 お前にも知らないこと、ある。 神は輪廻の化身、セルジュの化身。」

魔王「む?」

ユヒト「体が朽ち果てるとき、一番意思が近い者にその力を与える!!」

魔王「・・・・・・・・・。」



 あら、魔王様黙り込んじゃってます。

 もしかして、やばいことになったのでは??

 解説すると、神様は立場的に神様と呼ばれているだけで、実際には創造主じゃないのです。まぁ、ある程度光の魔力を皆に影響はさせるほどのすごい人だったのだとは思いますが。で、死んで、体も完全に浄化されてしまうと、その力は次なるものへと移っていくらしいのです。つまり、神様は死んでしまっても他のヒトが神様の力を手に入れられると言うことですね。それが輪廻の化身、セルジュの力なのでしょう。何とも、勇者チームに有利な展開なのでしょう。RPGで死んでしまっても、何回でもやり直しがで切るのに似ていると思います。それで、ユヒトは魔王様を攻撃するのが目的ではなく、神様を焼き尽くしてしまうのを目的で魔法を放ったんですね。

 なるほど。

 あ、ちなみに私はこんなこと理解できていませんよ。。

 説明約としてチョットばかしでしゃばらせていただきました。



 でもね、ユヒトの狙いは自分が神様の力を得ることだったのでしょう。

 カレの誤算は、ユヒト以上に意思が近いヒトがいてしまったのです。

 それはもちろんケルビさんでした。



ケルビ「!!!!!!!!!!」



 しばらく塞ぎこんでいたケルビさんですが、体がびくっとなって突然光の魔力があふれ出してきました。


メイ「きゃ!!」

デル「くっ!!」

メイ「な、なに、ケルビさん!? どうしちゃったの?」






  

 こんにちは、メイです。

 天界にやってきた私達。

 何とも展開はのんびり出来そうなところで、空気も気持ちよくて、お昼寝でもしちゃおうかみたいな雰囲気になりつつあったんですけど、そうも言ってられません。 ユヒトが魔王様のところに向かったらしいのです、。

 そうです。

 天界は見た感じ何ともありませんが、魔王様に制圧されたのです。

 これは超歴史的一瞬なのでは?


 とまぁ、興味あるみたいに行ってますが、実はそんなに興味ありません。

 だって、いくら魔王様がしていることとはいえ、知らない世界の方針がどう変わろうが私の知ったことじゃないからです。

 と、言うわけなのですが、変える手段がなくなってしまうわけには行かないので、とりあえず魔王様の近くに行く必要があります。

 デルのテレポートでレッツラゴーなのです。


デル「では、行きます。」



 デルから発せられたテレポート空間に包まれて私たちは一気に魔王様のところまでワープしました。



 

 着きました。

 ほんとに一瞬です。

 テレポートをしてもらうときは、一瞬暗くなったかな?あれ、元に戻ったかな?と思ったらもう着いています。

 何とも便利な魔法です。


 それはそうと、ここはどこなのでしょうか?

 周りはどうやら豪勢と言うか荘厳な感じです。

 なんというか、シンデレラ城?とか思っちゃうくらいの綺麗なつくりで、シャンデリアとか、白い壁とか、魔王城とはまったく正反対です。足元は赤いじゅうたんですし、花なんかも生けてあったり。と、言うことで、大体予想がつきますね。

 そうです。魔王様は天界を制圧しに行ったので、その最高権力がいる場所にいることは初めからわかっていました。

 もちろんここは神様の神殿?なのでしょう。


ケルビ「うっひゃ~~~!? えらい綺麗なところやな~~~!! 天界でもこんなすごいところウチも来たことないでベル

メイ「ここはきっと神様のお城なんだね☆ デル?」

デル「はい、そうだと思います。 そして、そこに倒れているのがまさに神様なのではないでしょうか?」


 

 デルが指差すほうを見てみると何やらはげた爺が倒れています。

メイ「こらデル!! 人を指差すものじゃありません!!」

デル「いや、今はそのようなボケをかます時でもないような気はしますが・・・・・。」


 ふむ、でも言われてみると、倒れてはいるもののかなりの光のオーラを発しているような気はします。


ケルビ「か・・・・か・・・・・」

メイ「か?」

ケルビ「神様~~~!!ガーン


 どうやら、倒れているのは本当に神様なようです。

 そもそも、天界が制圧されたのなら、神様は倒されていても当然っちゃ当然ですね☆

 そして、階段の上に恐らく神様が座るものであろう玉座に座っておられる方こそまさに・・・・・



メイ「魔王様~~~~!!」

魔王「・・・・・・メイか?」



 魔王様です。

 何とも似合いません。

 光の神殿の玉座に腰をすえている魔王様。 せっかく制圧したのだから玉座に座りたくなるのも分かりますが、正直悪の結晶たる魔王様が光あふれる椅子に座っても少し笑えてしまいます。

 いえ、そんなことはありませんよ~☆ そんなこと言っちゃあ殺されちゃいますからねぇ・・・・!!

 でも、若干今は忘れてましたが、ユヒトのことを報告しても殺されちゃう可能性もあるんでしたね。


魔王「よく来れたな・・・・。 シセルの力では来れまい・・・?」

メイ「は、はい☆ 実はユヒトに着いてきたんです☆   ・・・・・・・あ・・・・・。」



 思い出してしまいました。

 そうなのです。 私は魔王様が封印していたフェニックスの化身、勇者ユヒトを封印から解放してしまったのでした。

 それで、ユヒトが魔王様を追って天界に来ると言うので、ノリで着いてきてしまったのでした。

 一緒に来たのはいいけど、ユヒトはテレポートが使えないくせに自分で飛んで行ってしまったので、テレポートで移動できたわたしたちのほうが先に着いちゃってると言う状況なのですね。

 それで、まぁ、いずればれる事ですし、魔王様にユヒトのことを洗いざらい報告しました。



魔王「そうか・・・・。 まぁ良い・・・。」

メイ「え、本当ですか!!?」

魔王「神は死んだ。 もはや、やつは脅威ではない。」

メイ「え、どういうことですか?」

魔王「やつの力の源は天界にあるからな。」

メイ「はぁ・・・?」



 よく分かりませんが、何ともあっけなく事はすんだみたいです。

 あれほど苦悩していた私は何だったのでしょうか?

 とりあえず、殺されずにすんでよかったです☆


 そういえば、さっきからケルビさんが何やらわめいていますね。


ケルビ「神様~~ガーン神様~~~ショック!神様~~~~~しょぼん!!!」


 どうやら泣いているみたいです。


デル「そんなに悲しい事なのですか?

ケルビ「そうや。 なんと言っても、神様やで!! 神様が死んではるんや病院 天子やったら泣くしかないで、これはカゼ

デル「そうですか・・・・。」



 まぁ、よく分かりませんが、私も魔王様が死んでしまったら悲しいと思います。

 ケルビさんも神様を信頼していたのなら、悲しいのでしょう。

 それを見て何ともいえない気持ちになりました。


魔王「天子の娘、悔しいか? 恨むなら私を恨むがいい。 全て私の私欲のためだ。 神の死さえも・・・・・な。」

ケルビ「・・・・・・。」


 相変わらずの持論です。魔王様。

 魔王様は結局のところ自分がしたいようにする事を一番に考えていますからね。

 自分がしたいようにする人々であふれる世界が魔王様の理想の世界でしょうし、その世界を作るためなら魔王様はなんでもするのです。 そこに何のためらいもありませんし、人に何を思われようが知った事ではありません。 ていうか、そんなこと考えていないのかもしれないとまで思っていましたが、案外ちゃんと考えてくださっていたんですね。

 流石です。

 でも、ケルビさん、どうするのでしょう?

 

 まさか、魔王様に喧嘩を売るとは思えないのですが・・・・?


 










シセル「あらあら~~、ユヒトちゃん天界にテレポートするつもりみたいヨ~~。 ケルビちゃん、チャンスヨ。 今彼に捕まったらきっと天界に行けるわ~~!!」

ケルビ「え!!? ほんま!?

メイ「なになに?? 私も行ってみたいかも!!」

デル「ちょ、ちょっとメイさん、また安易な・・・・。」

メイ「デルも一緒に行こう!!」



 こんにちは、メイです。

 前回、魔王様が天界を征服したってことになってしまいました。

 魔王様は天界に3日前に攻めに行ったばかりのはずなのです。

 それがもう、制圧だなんて、一体どういうことなのでしょうか。


 それはそうと、この情報を聞いたフェニックスの化身、勇者ユヒトは魔王様がいる天界に次元の扉を開いて向かう様子でした。

 よくよく考えてみると、魔王様はもう天界に用は無いと思うので、もうすぐ帰ってくるとも思いますが、あほな位に直線的な正確をしているユヒトはすぐさま天界に向かおうとします。

 彼がワープする瞬間私とデル、天使のケルビさんもとっさにつかまって、一緒に天界に向かいました。

 私はちょっとした興味本位でデルまで巻き込んで天界に向かったのですが、果たして大丈夫なのでしょうか・・・・?



 ユヒトのワープ魔法は安定していたでショックもなく無事に天界に着いたみたいです。

 どうやらすぐ近くに魔王様の気配はありません。

 ユヒトもそこまで完全に計算は出来なかったのでしょう。

メイ「・・・・ふぅ。 着いたみたいね。 ここが天界かな?」

ケルビ「おお!! 3日ぶりのウチの故郷、天界やないか~~~ニコニコ 何や、懐かしいなぁねこへび

デル「そんなものでしょうか・・・・・?」



 どうやらケルビさんがそういうならここは天界で間違いなさそうです。

 私たちが着いた場所は原っぱでした。

 空は私たちが住んでいた魔王城とは違ってとても晴れ晴れとした気持ちの良い青い空です。

 原っぱは緑一色で、風が吹いているので生えている草が揺れてとてものびのびとした気持ちに慣れます。

 やはりここは天界なのですね。

 何だか、心にゆとりが出てくるような気がします。


メイ「はぁ~~~~、気持ちのいいところだねぇ。」

デル「確かに、大地から溢れているマナは私たちの世界とは完全に異質ですね。 これがいわゆる光属性の世界なのでしょう。」

ケルビ「そやで~~~ドキドキ きらびやかな太陽晴れ 溢れる草木チューリップピンク 澄み切った空船 やっぱり世界はこうあるべきなんやなぁにひひ

メイ「う~~ん、確かに住みやすいかも~~。」

デル「いえ、住みやすいかどうかはまだ分かりませんよ。」

ケルビ「こら~~、住みやすいに決まってるやん!! しゃ~ないな~、ウチが天界のすばらしさ案内しちゃるから、着いてきアップ

デル「チョット待ってください、私たちは観光に来たんでしたか?」

メイ「それもある☆ でも、あれ? ユヒトは??」


 どうやら私たちがぺちゃくちゃ喋っているうちにユヒトはもうどこかへ行ってしまったようです。

 相変わらず自分勝手と言うか、そもそも私たちのことなんか気にもかけて無いとも思いますが。


デル「・・・・・・ユヒトは魔王様の元に向かって移動していると思います。 南東1万5千キロの位置におそらく魔王様であろう魔力を感知しました。 どうします? 私たちも向かいますか?」

メイ「う~~ん、どうしようかなぁ? 観光もしてみたいけど、よくよく考えてみたら、魔王様の元へ向かわないと私たちもとの世界に帰れないんじゃないかなぁ?」

デル「そうですね。 私は次元を操る系のテレポートまでの能力は持っていませんし。」

メイ「もしかしたら、シセルさんが私たちを召還で呼び戻してくれるんじゃないかなぁ?」

デル「あ、私たちがいつまでたっても帰ってこなかったら、そうしてくれるかもしれませんね。 でも、シセルさんのことをあまり当てにし過ぎるのもどうかと思いますが。」

メイ「う・・・・確かに・・・・・。 んじゃ、とりあえず、ユヒトを追って魔王様がいるであろう場所まで向かうことにしましょう!!」

ケルビ「なんや~~~、観光はせぇへんの?シラー でもま、仕方ないか。 天界もこれからの世界観がどう変わるかの時代の分かれ目とも言うべきすごいイベントが起こってるんやもんな。 このほのぼのとした原っぱにいたらとてもそうは思えへんけどヒマワリ。・・・うん、ウチも見に行くわ~~~。」

メイ「よ~し、そうと決まれば、早速デル!! テレポートよろしく!!」

デル「はい。」



 どうやらユヒトは次元を渡るワープは出来るみたいですが、テレポートは出来ないみたいですね。

 テレポートはどちらかと言うと闇の魔力が必要になりますので。

 光を媒介にした光属性のテレポートもありますが、闇を媒介にしたものより相当魔力の消費が激しいと聞いたことがあります。

 その分高度な移動が出来るとも聞いていますが。

 

 まぁ、とにかく私たちはデルのワープで一気に魔王様の元へと向かうことにしました。

 恐らくユヒトよりも先に着くでしょう。

 

メイ「でもさ、魔王様がいる場所って、天界の神様とかがいる場所になるんじゃないのかなぁ?」

デル「確かにそうなると思います、魔王様の魔力に相当なレベルの光の魔力の持ち主がたくさんいることも分かります。」

メイ「う~ん、危ないにおいがするなぁ。 でも、魔王様が制圧完了してるって言う情報があるから、きっと大丈夫だよね☆」

デル「それもまた、安易な考えだと思いますが・・・・。」

ケルビ「ああ~~~、ミカエル様、ラファエル様、一体どうなってしまってるんやろ~~~おやしらず

メイ「考えても仕方ないね☆ GOGO!!」

デル「行きます!!」



 デルのテレポートによる魔力空間が展開されました。

 いざ、魔王様の下へ!!そして、天界の最高権力の場所へレッツゴーです☆

   




 

 









シセル「あらあら~~、ユヒトちゃん天界にテレポートするつもりみたいヨ~~。 ケルビちゃん、チャンスヨ。 今彼に捕まったらきっと天界に行けるわ~~!!」

ケルビ「え!!? ほんま!?

メイ「なになに?? 私も行ってみたいかも!!」

デル「ちょ、ちょっとメイさん、また安易な・・・・。」

メイ「デルも一緒に行こう!!」



 こんにちは、メイです。

 前回、魔王様が天界を征服したってことになってしまいました。

 魔王様は天界に3日前に攻めに行ったばかりのはずなのです。

 それがもう、制圧だなんて、一体どういうことなのでしょうか。


 それはそうと、この情報を聞いたフェニックスの化身、勇者ユヒトは魔王様がいる天界に次元の扉を開いて向かう様子でした。

 よくよく考えてみると、魔王様はもう天界に用は無いと思うので、もうすぐ帰ってくるとも思いますが、あほな位に直線的な正確をしているユヒトはすぐさま天界に向かおうとします。

 彼がワープする瞬間私とデル、天使のケルビさんもとっさにつかまって、一緒に天界に向かいました。

 私はちょっとした興味本位でデルまで巻き込んで天界に向かったのですが、果たして大丈夫なのでしょうか・・・・?



 ユヒトのワープ魔法は安定していたでショックもなく無事に天界に着いたみたいです。

 どうやらすぐ近くに魔王様の気配はありません。

 ユヒトもそこまで完全に計算は出来なかったのでしょう。

メイ「・・・・ふぅ。 着いたみたいね。 ここが天界かな?」

ケルビ「おお!! 3日ぶりのウチの故郷、天界やないか~~~ニコニコ 何や、懐かしいなぁねこへび

デル「そんなものでしょうか・・・・・?」



 どうやらケルビさんがそういうならここは天界で間違いなさそうです。

 私たちが着いた場所は原っぱでした。

 空は私たちが住んでいた魔王城とは違ってとても晴れ晴れとした気持ちの良い青い空です。

 原っぱは緑一色で、風が吹いているので生えている草が揺れてとてものびのびとした気持ちに慣れます。

 やはりここは天界なのですね。

 何だか、心にゆとりが出てくるような気がします。


メイ「はぁ~~~~、気持ちのいいところだねぇ。」

デル「確かに、大地から溢れているマナは私たちの世界とは完全に異質ですね。 これがいわゆる光属性の世界なのでしょう。」

ケルビ「そやで~~~ドキドキ きらびやかな太陽晴れ 溢れる草木チューリップピンク 澄み切った空船 やっぱり世界はこうあるべきなんやなぁにひひ

メイ「う~~ん、確かに住みやすいかも~~。」

デル「いえ、住みやすいかどうかはまだ分かりませんよ。」

ケルビ「こら~~、住みやすいに決まってるやん!! しゃ~ないな~、ウチが天界のすばらしさ案内しちゃるから、着いてきアップ

デル「チョット待ってください、私たちは観光に来たんでしたか?」

メイ「それもある☆ でも、あれ? ユヒトは??」


 どうやら私たちがぺちゃくちゃ喋っているうちにユヒトはもうどこかへ行ってしまったようです。

 相変わらず自分勝手と言うか、そもそも私たちのことなんか気にもかけて無いとも思いますが。


デル「・・・・・・ユヒトは魔王様の元に向かって移動していると思います。 南東1万5千キロの位置におそらく魔王様であろう魔力を感知しました。 どうします? 私たちも向かいますか?」

メイ「う~~ん、どうしようかなぁ? 観光もしてみたいけど、よくよく考えてみたら、魔王様の元へ向かわないと私たちもとの世界に帰れないんじゃないかなぁ?」

デル「そうですね。 私は次元を操る系のテレポートまでの能力は持っていませんし。」

メイ「もしかしたら、シセルさんが私たちを召還で呼び戻してくれるんじゃないかなぁ?」

デル「あ、私たちがいつまでたっても帰ってこなかったら、そうしてくれるかもしれませんね。 でも、シセルさんのことをあまり当てにし過ぎるのもどうかと思いますが。」

メイ「う・・・・確かに・・・・・。 んじゃ、とりあえず、ユヒトを追って魔王様がいるであろう場所まで向かうことにしましょう!!」

ケルビ「なんや~~~、観光はせぇへんの?シラー でもま、仕方ないか。 天界もこれからの世界観がどう変わるかの時代の分かれ目とも言うべきすごいイベントが起こってるんやもんな。 このほのぼのとした原っぱにいたらとてもそうは思えへんけどヒマワリ。・・・うん、ウチも見に行くわ~~~。」

メイ「よ~し、そうと決まれば、早速デル!! テレポートよろしく!!」

デル「はい。」



 どうやらユヒトは次元を渡るワープは出来るみたいですが、テレポートは出来ないみたいですね。

 テレポートはどちらかと言うと闇の魔力が必要になりますので。

 光を媒介にした光属性のテレポートもありますが、闇を媒介にしたものより相当魔力の消費が激しいと聞いたことがあります。

 その分高度な移動が出来るとも聞いていますが。

 

 まぁ、とにかく私たちはデルのワープで一気に魔王様の元へと向かうことにしました。

 恐らくユヒトよりも先に着くでしょう。

 

メイ「でもさ、魔王様がいる場所って、天界の神様とかがいる場所になるんじゃないのかなぁ?」

デル「確かにそうなると思います、魔王様の魔力に相当なレベルの光の魔力の持ち主がたくさんいることも分かります。」

メイ「う~ん、危ないにおいがするなぁ。 でも、魔王様が制圧完了してるって言う情報があるから、きっと大丈夫だよね☆」

デル「それもまた、安易な考えだと思いますが・・・・。」

ケルビ「ああ~~~、ミカエル様、ラファエル様、一体どうなってしまってるんやろ~~~おやしらず

メイ「考えても仕方ないね☆ GOGO!!」

デル「行きます!!」



 デルのテレポートによる魔力空間が展開されました。

 いざ、魔王様の下へ!!そして、天界の最高権力の場所へレッツゴーです☆

   




 

 









 こんにちは、メイです。

 シセルさんが召還した天使のケルビさん。

 何とも明るい感じの彼女だったので、和んでお話をばって感じだったのですが、そこにユヒトが登場してしまったのでした。

 さらにはケルビさんの天使アイテム、携帯ラジーオ君からもなにやら情報が流れて来ているみたいですよ。。。



ケルビ「ちょっと、ちょっと~~、メイちゃん!! 彼ってば超カッコええやん!! 紹介して~なウサギ

メイ「い、いえ、それどころじゃ無いような気もするんですが」

ユヒト「魔王、どこだ・・・・?」


 ユヒトは相変わらずな感じです。

 私は何かもう最悪な気分に戻りつつありましたが、その時、携帯ラジーオ君がなり始めました。


携帯ラジーオ君「ガ・・・・・ガガ・・・・ガ・・・・・緊急告知、・・・・ガガ・・・・・緊急告知!!!」

ケルビ「あ、またや。 携帯ラジーオ君の緊急時自動情報配信システム、この前は魔王が攻めてきたって言う情報が流れてきたんやったっけな。」


 そうです。

 私たちは和やかに話をしていたのですが、魔王様は単身天界に攻め入っていたのでした。

 魔王様が負ける姿は想像できないですが、幾分天界の神様相手じゃ苦戦しそうかもしれないと思いました。

 しかも一人で乗り込んでいくなんて、チョットどうかしてます。

 とは言ってもこの世界には魔王様の半分ほどの実力を持っている人すらいないのですけど・・・。


ユヒト「魔王だと!! 魔王はどこだ!!」

ケルビ「キャラブラブ 激しいなあんたビックリマーク

携帯ラジーオ君「ガ・・・ガガ・・・天界上層部は魔王カイサー・フェルティスにて制圧されました。 繰り返します。 天界上層部は魔王カイサー・フェルティスにて制圧されました!!!・・・・ガガ・・・・ガ・」

メイ・デル・ケルビ「ええええ~~~~!!」

メイ「制圧、魔王様制圧できたんですね。」

デル「まさか・・・・!! 魔王様は3日前に天界に攻め入ったはずでは・・・?」

ケルビ「いやいや、天界上層部はミカエル様、ラファエル様率いる超神通力を持った方たちがおるんやでドクロ それに何より、神様がおるんや!! 神様が負けるとか考えられへんにゃー!! とは言っても神様がやられないと制圧はされたことにならへんし・・・・ハロウィン ああ~~もう、わけわからへん!! もしかして、うちのせい?? うちのせいなんか~~~?カゼ

シセル「あらあら~~、ケルビちゃん慌てちゃってるわネ~~。でも、これは誰のせいでも無いわ~~。 仕方の無いことなのヨ~~。」

デル「いえ、間違いなくシセルさんのせいだと思います。」

ユヒト「天界?? 魔王は天界にいるんだな!!?」


 皆さん混乱しているようです。

 かく言う私も混乱してますが・・・・・。

 でも、全然違う次元にいる私たちにはどうしようもないことだと言うこともよく分かっています。

 だから、ただここでのたうち回るしかないのです。


ケルビ「ああ~~~、どううしよ~~ペンギン うちの家族とか、友達とか、大丈夫やろか??ショック! 心配や~~、心配や~~ヒヨコ

メイ「き・きっと大丈夫ですよ!! 魔王様は、天界の上層部だけを制圧したと思います。 そうです、きっとそうです!! だから、きっと普通の一家とかには危害が及んで無いと思います!!」

デル「でも、天界が魔王様の思想によって支配されることは間違いないと思いますが。」

ケルビ「あああ~~~~~ガーン 大変や~~。 うちの知ってる平和な世界がラブとロマンスの溢れる世界に変わってまう~~~爆弾!!」

デル「それはちょっと違うような気もしますが。」


 私たちが何やら揉めている間に、ユヒトは魔力を展開していました。


ユヒト「天界か・・・・久しいな・・・・。」


 どうやらユヒトは天界にテレポートできるみたいです。

 ユヒトはフェニックスの化身と言うこともありますし、もしかしたら何らかのつながりもあるのかもしれません。


シセル「あらあら~~、ユヒトちゃん天界にテレポートするつもりみたいヨ~~。 ケルビちゃん、チャンスヨ。 今彼に捕まったらきっと天界に行けるわ~~!!」

ケルビ「え!!? ほんま!?

メイ「なになに?? 私も行ってみたいかも!!」

デル「ちょ、ちょっとメイさん、また安易な・・・・。」

メイ「デルも一緒に行こう!!」


 ユヒトの体から光が発せられます。 テレポート直前です。

 ケルビさんはもうユヒトにしがみついていました。

 私もデルの手を握ったままユヒトに飛びつきました。



シセル「あらあら~~みんなで行っちゃうのネ、行ってらっしゃ~~い☆」

 

 ユヒトから天界への次元にリンクが作られ、テレポート発動です!!










tensi

  ↑ケルビ




 こんにちは~、メイです。

 私立つが振り返った先にはなんと天使がたっていたのです。

 その気配には何故気付けなかったのでしょう?

 おそらく、天使は私たちの魔力とは異なる種類の魔力を発しているのだと思います。 

 私たちは魔力で気配を感じようとしすぎていたため、この子のような異例のオーラを発せられていると、案外感じ取れないものなのかもしれません。


メイ「あれ、あなた・・・・いつからそこにいたの?」

天使「うちはシセルちゃんの話が始まったときからおるで。 なんや、二人とも話し聞くのに夢中やったみたいやから、うちも後ろで邪魔せんように聞いてたんやけどクマ」 

メイ「か、関西弁・・・・・。」

天使「ふふふ、そうや。 うちは関西弁を操る天使!! ケルビちゃんやで。 よろしゅうな星

メイ「は・・・・・はい、よろしく。 私はメイ。 この子はデルよ。」

ケルビ「なるほど、お二人のことはシセルちゃんから聞いてるで。 二人とも天子のうちに負けん位可愛いな恋の矢


 ケルビさんは何とも友好的な天使でした。

 天界は今この世界に戦争を仕掛けようと言うことなのに、こんなにゆるく、仲良くやれるって言うのはどういうことなのでしょうか?

 所詮は戦争なんてお偉方の頭が固い連中が自分らの思い通りに人々を操ると言うことなのでしょうか?

 まぁ、そんな風に考えなくても、普通に子の子は種族の対立なんか気にしないいい子なんだと思えましたが。

 だから戦争なんか起こらないでほしいと言うことで、シセルさんにお知らせしてくれたんですね。



ケルビ「それにしても、メイちゃんらの王様、あ、魔王様やったっけ? あの人えぐいで~~~。」

メイ「あ、そういえば、魔王様は天界に単身乗り込んで行ったんですね。 て言うか、ケルビさんは何で天界の情報が分かるんですか?」

ケルビ「ん? あ、そうか。 天界以外の世界は他の次元との交流機器の発達がまだまだ進んでないんやったわ。 うちが持ってるこの、多次元ラジーオ君携帯


 ケルビさんはなにやら携帯のような小物を取り出しました。

 

デル「多次元ラジーオ君・・・・・・。」

ケルビ「この機会があれば、天界からのニュースを聞くことが出来るし、天界に電話することも出来るんや!! こいつがあったから、召還した後でもうちは天界の情報を得ることが出来たっちゅうわけやなチョキ

メイ「へぇ~~、天使が機械ですか? なんか、もっと念話的な方法で通信してるのかと思いました。」

ケルビ「フッフフ!! うちは天子の中でも下っ端やで!! そんなん出来るわけあらへんやんパー

デル「すごい自信ですね・・・・。」

シセル「そういえば、この前は神様を呼ぼうとしてひどい目にあったから、今回は程度の低い子を召還の対象にしてたんだったわ~~。 ケルビちゃん、落ちこぼれなのネ~~~。」

ケルビ「そうや、うちは落ちこぼれ・・・・って!! ひどいなシセルちゃんガーン



 何とも明るい人です。

 ケルビさんとも何となく仲良くなれそうな気がしました。

 それからしばらく喋っていたのですが・・・・・。




???「魔王・・・・どこだ???」

メイ「ん? どちら様? って!! ユヒト~~~!!


 なんとユヒトが現れました。

 どうやらユヒトは魔王城に魔王がいないかずっと探していたようです。

 全然いないので私たちに話しかけてきたのでした。


シセル「あらあら~~? ユヒトって350年前の伝説の勇者と同じ名前ネ~~。」

ユヒト「本人だ。」

シセル「あら? ホントなの~~? 確かにあなたから発せられる光の魔力は相当なレベルよネ~~~。 それで、メイちゃんとはお知り合いなの?」

メイ「は、はぁ・・・・。 実はさっき私がユヒトの封印を解放しちゃいまして・・・・・。」

デル「・・・・・・。 それってやばくないですか?」

メイ「はい、申し訳ない・・・・。 でもね、彼ってばとんでもなく酷いやつでね。 そりゃ、私が悪いんだけどね・・・・・。」


 ああ、嫌な記憶が戻って着てきます。

 というか、本の一二時間ほど前のことをこうもすっかり忘れられる私の能天気さもすごいと思いますが。



ケルビ「ちょっと、ちょっと~~、メイちゃん!! 彼ってば超カッコええやん!! 紹介して~なウサギ

メイ「い、いえ、それどころじゃ無いような気もするんですが」

ユヒト「魔王、どこだ・・・・?」


 ユヒトは相変わらずな感じです。

 私は何かもう最悪な気分に戻りつつありましたが、その時、携帯ラジーオ君がなり始めました。




携帯ラジーオ君「ガ・・・・・ガガ・・・・ガ・・・・・緊急告知、・・・・ガガ・・・・・緊急告知!!!」



シセル「神様を召還しようと思って、私はがんばって召還しようと思ったんだけど・・・・・・」

メイ「・・・・・・・。」

デル「・・・・・・・。」

シセル「失敗しちゃったの~~~☆」

メイ「失敗ですか?」

シセル「そうなの~~。 神様の次元ってね、こういう多次元からの召還に対する防壁みたいな術が展開されていたの~~~。」

デル「ありそうですね。 神の魔道ならばそのような防御術が得意なような気がします。」 

 こんにちは、メイです。

 シセルさんは神様を召還しようとして失敗したみたいですね。

 彼女はなんだか出会ってから失敗ばかりしているような気がします。

 本当にすごい召還士なのでしょうか?

 いえいえ、すごい召還士出なければ神様を召還しようとさえ出来ないはずです。

 さてさて、失敗してどうなったのでしょう・・・・?

シセル「それでね、防壁の術があるのに次元を開こうとしたから、その反動が見事に私にとんできたの~~~。」

メイ「・・・・・それは・・・・・やばそうですね。」

シセル「ええ、やばかったわ~~~。 正直死ぬかと思ったの~~。 と言うか、普通なら死んでたと思うのネ。 でも、私ってば天才じゃない~~~? 一瞬でこれはやばいと思って、珍しく本気になったの~~~。」

デル「珍しく・・・・・ですか。 確かにシセルさんは本気なんて出しそうな人じゃない気はしますが。」

シセル「防壁から跳ね返ってきた術がもろに私に当たらないように、次元をずらした力場を展開したのネ。 でも~~、正直跳ね返ってきた術は本当に強力だったから~~~。 私も魔力をほとんど吸い取られちゃって、ばたんキューだったの~~~。」

 なんとも、すごい話です。

 シセルさんは才能があるのに、適当にしか行動しないせいで、昔から自分も危険な目にあっているのだと言うことが分かりました。いえ、確認しなくても分かっています。

 シセルさんはチョットおかしな人なのです。

 そのくせ今まで生きてこられたのはその類まれなる才能のおかげなのでしょう。

シセル「それでネ。 跳ね返ってきた術を何とか私から引き剥がすのに丸々2年もかかっちゃったのネ。 本と大変だったわ~~~。」

メイ「ほんとですね。」

デル「私、感心してしまいました。」

 つまり、シセルさんは神様(神的魔力、神通力かな?の溢れる世界の最高峰の人。創造主じゃない。)を予防とした結果、強力な防御壁呪文にぶち当たってしまい、その呪文が飛んできたので、何とか中和しようと2年間踏ん張り続けていたと言うのです。その間、食べ物とかは食べてなくて、いざと言うときのために用意しておいた、魔力補充の魔法陣の上で粘っていたと言うことでした。

 やばいです。

 このひと、ホントにすごいです。

メイ「あ、でも、それでなんで魔王様がやばくなることにつながるんですか?」

シセル「フフフ。 私は単に自分に流れてくる魔力を退けようとしていただけなわけじゃないの~~。 その性質もちゃんと研究していたのネ。 だから、2年たって、私への魔法が解かれたときにはもう、天界(神様の次元)へアクセスることはわけなかったの~~。」

メイ「・・・・・・・・。」

デル「全然、懲りて無いですね。」

シセル「だってネ~~? 二年間も束縛されてたのヨ~~? 腹立つじゃない~~。 だから~~~、借りを返す、ってわけじゃないけど、今度こそきっちり次元をリンクしてあげたの~~~。」

メイ「・・・・・・・・・。」

シセル「そしたらネ。 どうも、天界ではそのような状況に陥ったのは初めてのことだったらしいの~~~。 言ってみれば、魔の世界であるこの世界からのアクセスヨ。 あわてるのも仕方ないと思うわ~~~。」

デル「そりゃあ、そうでしょう・・・・。」

シセル「そしたらネ。 どうも、私がしたことは宣戦布告って言う風に捕らえられたみたいで、天界からこの世界に攻め込む勢い満々になっちゃってたの~~~~。」

メイ「・・・・・。なんか、のんきに聞いてていいのかも分からなくなってきますね。」

シセル「さすがにそれはやばいかな~~?とか思ってネ、魔王様に相談しに行ったの~~。」

デル「良く、恐れもなく言いにいけますね。」

シセル「そりゃ言えるわヨ~。 だって私と魔王様は仲良しなんだもの。 そしたらネ、魔王様は「フ・・・・面白い。」、とか言って単身天界に殴りこみに行っちゃったの~~。 さすが魔王様ね。 私が天界の次元の性質と、リンクの術式を軽くお話しただけですんなりとテレポート可能だったみたいヨ。」

 なんとも・・・・。 まさにすごい次元の話です。

 確かに魔王様はそれじゃあ大変な事態にあっていますね。

 私とデルはシセルさんの話がすごすぎるので、唖然とするしかありませんでした。

メイ「はぁ~~~。 すごいですね。 その話聞いたら、私がしでかしたことなんか何とも無いような気がしてきました。」

デル「メイさん、何かしたんですか?」

メイ「ん? ・・・・・チョットね☆」

デル「はぁ、チョットですか。 そういえば、シセルさんは何で、天界がこちらの世界に攻め込もうとしていることが分かったんですか?」

シセル「あら?私が出来るのは召還ヨ~~~。 さっき話したとおり、次元をリンクしたって言うのは、召還成功って言うことヨ~~~。 その時召還して出てきた子が教えてくれたの~~。 2年前私が次元をつなげようとした時から天界は大騒動で、こんな召還成功しちゃったら間違いなく戦争が始まっちゃいますよってネ~~。」

メイ「ってことは、誰か召還成功してたんですね。」

シセル「そうヨ~~~。 あら、言ってなかったかしら? さっきからそこにいるわヨ~~~。」

メイ・デル「!!?」

 はい、言ってませんね 

 でも、まったく気配がありませんでした。

 私とデルが振り返った先には天使な女の子がいたのです。

 

 

 


tensi