こんにちは、初めまして★
私は最近魔王城の中で生まれた小悪魔なの★
小悪魔って魔力のある場所なら自然に生まれるものなの。
なんで生まれるかって?
う~ん、私、バカだからわかんないな。
とりあえず、最近、誕生したんだけど、魔王城って本当に怖いところなの。
あちこちに、つよそ~な魔物さんたちがたくさんいるし、何やら怪しい実験している人間もいるし、何よりも怖いのは魔王様ね★
魔王様は遠くから見たことあるだけなんだけど、恐怖の塊みたいな人よ、あの方。
私なんかだと、近づいただけで消滅してしまいそう。
ほんと、ここにいたら生きた心地が全然しないの。
・・・・・ここ以外の場所はまだ知らないんだけどね★
みんなは小悪魔って、何してるか知ってる?
ふふふ、まぁ一般的にどういわれてるのか知らないけどね、私は人の悪意の手助けをしてあげてるの。
みんな、悪いこと思いつくことってあるでしょ?
でも、それを実行するかしないかは決めかねるかもしれないじゃない。
私は、迷っている人の近くに行って、ちょっと後押しをしてあげるの★
そうね、私は人間や魔物には姿は見えないわ。
じゃないと、近づけないものね。
私とおなじ小悪魔どおしとか、天使には姿は見えるって話は聞いてるの。
でも、魔王城には小悪魔はいっぱいいるけど、天使はいないよね。
それでね、悪いことの後押しをしてあげて、その人が本当に行動してくれたら、私の力はちょっとづつ強くなるのよ★
それで、将来は立派な悪魔になることが夢なの★
魔王城では悪いこと考えてる人がいっぱいいるの。
だから、仕事には困らないな、と思ってたんだけど、私って小心者だから・・・。
なかなか、思いきって行動できないの。
ちょっと悩んじゃってるうちに、魔物さんたちは私なんかが手伝わなくても悪の部分のほうが強いから結局悪い行動はしちゃうわけなの。
だから、私生まれて一ヶ月くらい経つんだけど、まだ一向に成長できていないんだ。
さて、説明はこんなもんかな★
今日こそは悪いことの後押しをできるように、悪意のたまり場である魔王城、決闘の広場に来ているのよ。
魔物さんたちは今日もバトルに汗水流しているみたいね★
蛇ゾンビ「ふしゅるうるうるうるるふるふるうるううるうるるる」
魔法使いタラス「地獄の獄円、わが呼びかけにこたえては、さらに遺憾とするならば、孤高の拠り所いわゆる緋眼時の死路ならば・・・・ウンタラカンタラ(魔法詠唱中)」
蛇ゾンビさんはゾンビのくせに高速移動が可能で、必殺の腐敗毒の牙で勝負を一気に決めるのが得意の最近頑張っている魔物さんね。
タラスさんは詠唱がやたらと長いけど発動したら結構強い魔法が使える魔法使いよ。
そうね、私が見た感じ蛇ゾンビさんが圧倒的に有利に見えるんだけど・・・・。
蛇ゾンビ(フシュルルル。タラスかシュル。相変わらず詠唱時間が長いなシュル。俺ならいこの一瞬でまわいに入り込んでかみ殺すことが可能なんだがシュル。とはいっても奴のほうがみな隠したと思っているだろうシュル。カッコ良く勝つには詠唱を待ってやったほうがいいかもしれんシュル。)
タラス(ふふふ、バカめ、蛇ゾンビは余裕こいて攻撃をしてこないつもりらしいな、この間にどんどん詠唱してやるぜ)
私ってば、心の声が聞こえるの★
この能力と心に直接囁く能力を使ってみんなに悪いことをさせるの★
ふむふむ、どうやら、蛇ゾンビさんは結構迷っているみたいね。
タラスさんは私が出るまでもなく悪意まみれって感じだけど。
そうね、チャンスね!!
蛇ゾンビさんに、何か悪意のある囁きをしてあげれば、私のポイント獲得のチャンスね★
そうね、なんて囁いてあげようかしら・・・・・。








