営業のやりがい | 元営業マンの古賀芳郎が語るお仕事とOFFのヒント



おはようございます!
歴史好き営業コンサルタントの古賀芳郎です。







このところの寒さで、なんと那覇で雪が降るかも
知れないと地元で話題になっているようです。





前回に雪が観測されたのは、1918年のことだと
かで98年ぶりかということです。


琉球王国の史書『球陽(きゅうよう)』によれば、
明治以前で4~5回の降雪記録が残っていると
ニュースは伝えています。





これも地球温暖化の影響かなぁと思ったり
しますが、、、




あまり異常気象だなんだと騒がない方がいいの
かもしれません、地球の営みのダイナミズム
からすれば、人間の責任以外の要因でも
いろいろなことが起こっているのです。





この前テレビのBSの天文系番組の
“コズミックNEXT”で太陽黒点に


関係する“太陽フレア”と言う名の
大きな炎の話をやっていました。




超巨大なフレアが発生すると地球の
気温は場所によって20度も上昇


するとか言ってますので、こちら
の方が温暖化より強烈みたいです。




最高気温が70度なんて言われたら
とても生きていられないですね。



ちょっとした太陽の気まぐれで
人類は壊滅的な打撃を受ける
可能性があるらしいです。






医学が進歩すると私の目には良くなる
どころか、どんどん病気が増えて
いるように感じます。




宇宙開発も進歩すればするほど、見えて
いなかった“危険”の可能性がどんどん
ふくらんでいるような気がしてなり
ません。




これは“作り出された危機”なのか、
知らない方が良いことを知った
結果なのか。




だいぶ前のことになりますが、1967年に
テレビでアメリカの20世紀フォックス
制作の『タイムトンネル』と云う
ドラマ番組が放送されました。



これは一種の“タイムマシン”の話ですが、
私の印象に残ったのが、1910年に地球に
接近した“ハレーすい星”の事件です。



ドラマでは、この“時間航行プロジェクト”
の責任者ニューマン博士が1910年に降り


立ったところ、彗星衝突の大騒ぎに遭遇し
てしまったのです。



結果を知っている博士は衝突しないこと
を説明しますが人々は聞く耳を
持ちません。


仕方なく、計算式で衝突しないことを
証明しようとしましたが、なんと計算
結果は衝突することになってしまい
ました。



そこで、博士はタイムトンネルの持つ
強大な磁力線の力で、彗星の軌道を
ほんの少し変えて衝突を避けると
言うストーリー立てでした。



これとは逆の話で、6500万年前に恐竜を
絶滅に追い込んだ直径が10㎞くらいの
小惑星の衝突もほんの少し軌道がズレて


いたら、恐竜の絶滅はなかったと
『コズミックNEXT』は語って
います。



あの衝突がなかったら、人類はいないかも
しれませんね・笑。



物事でも、地球規模、宇宙規模の出来事は
ほんの些細な違いが事態を大きく
動かしていくのです。



超巨大太陽フレアが起こらないとは
誰にも言えないでしょう。



地球温暖化を対策とかだれのせいだ
とかで大騒ぎしていますが、地球と


宇宙の営みの巨大さの中では、人間
の営みなどささやかなものだと
気がつきますね。




つまり、、、


この騒ぎの本質は宇宙船“地球号”
の中の秩序問題であると
いう気がしますね。








さて、少し営業のお話をいたしましょう。





前回までで“営業の始め方”を少し
お話しました。


要は、営業とはやらされるのではなくて、
仕事に夢をもって目標に向かっていく
感覚・マインドで行うと良いのでは
ないかとお話しました。



小売りの現場を指導する先生たちも
“楽しみ”ながら仕事を出来る


ように考えると実績が上がる
ような話をされています。






私の先輩に他支店で営業担当をされて
いる方がいまして、会議で会うたびに


自分自身の損益計算書(PL)を示して、
“おいっ!古賀!今月いくら儲かった?”
って嬉しそうに聞いてくる人がいました。




この方は毎月締めてみて出て来る数字を
見るのが、楽しくて仕方がないのです。



私の在籍していた商社は、スタート時に
経理部長が都市銀行からの出向者でした


ので、経理システムが月次で部署別で
完全に月次決算書が出るようになって
いました。




ですから、私たち営業マンは、自分の
PLは持っていたのです。


総合商社でもここまでやっているところ
はなかったので、私は会社の動かし方
をずい分勉強させてもらっていた
ようなものでした。




商社は社内に個人商店がたくさんあるような
ものだと、教えられたことがありましたが、
まさに地で行っていました。



話を元に戻しますと、私たちが分かる月次の結果
は正味の利益がよく分かりましたので、私の
先輩は自分の頑張りがどれだけ利益を
生んだかがわかり楽しかったの
だと思います。



会社で営業マンが自分の稼いだ経常利益が
わかると自分の本当の貢献度がはっきり


するので、私のいた会社はこんな先輩
みたいな社員は多かったように
思います。






今はIT技術の発達で、営業マン管理用に
それくらいのことは簡単に出来る
ようになりましたけどね。


これが出て来るありがたみはすぐには
分からないと思いますけど、大事な
ことなんです。


よく“やりがいのある仕事”と
簡単にいいますけど、、、




ひとの“やりがい”って会社からもらう“報酬”
ではなくて、お客様からいただく“報酬”じゃ
ないかと思います。





ちょっと誤解を招く表現かもしれませんが、巷に
よくあるような“感謝”だとか、“気持ち”だとか、


“貢献”だとか云うよりは分かりやすい気が
するのですけど、どうでしょうか。




本日はここまで!