JAMや鉄道プレイス大阪で、出展ディーラーの商品群や、展示レイアウトに置かれたアクセサリー群を見てて思たんは、この1-2年、3DP(3Dプリンターから出力された)製品が加速度的に増えたことやね。




TOMYTECが、ジオコレの先魁となったバスコレを発売したんが2003年(鉄コレは2005年、建コレは2006年)、KATOが1/150サイズのSL (C62)をはじめて発売したんが2007年やった。

凡そ20年前あたりからNゲージ製品の多様化、精密化が進み、改造等の余地が少なくなり、次第に銀河モデルやTAVASAやらの改造パーツの出番が失われた。

その結果、Nゲージにおいてはコレクション派が一層優位になり、工作派は少なくなった。


一方、プラモヲタは基本的に工作派なんで、この間に進んだ工作に関する素材や技法やらの革新の恩恵は、プラモヲタが相対的に大きく受けることになった。

エッチングパーツや3DP製品、ジオラマ素材や技法は、プラモが鉄道模型より進んだ状況にあるやろ。


現在発売中の MODEL Art 。

表紙の 大和 は1/700 😳


大和の製作記事の末尾に作者曰く、出来上がった模型は、今まで自分が到達したことがない高いレベルとなるが、そのかわり個性のないものになるかもしれない と指摘して、3DPパーツとの向き合い方を模索している。

それは、今後の鉄道模型でも当然同じ洗礼を受けるであろうものの、一部の鉄模ヲタにはデジャブ感として、ロストパーツの濫用という知見がある。


TMSの山崎主筆の顰みに倣う?

近々受付が始まるNゲージコンペでの名取編集長の対応は?


さらに、完成品の価格高騰が止まぬNゲージにおいて、コレクションから工作への流れが出てくるのか?


メーカーの動向とともに興味あるとこやね。 





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