日本産昆虫標本+1 | zojurasのブログ

数年前に見た札幌での昆虫展での日本産昆虫標本類。

様々な昆虫類がいますが、下の網翅類(ゴキブリ)や、カマキリ、バッタ類が目立ちます。

 

なお、左の方のデカイゴキブリは、日本最大種のヤエヤママダラゴキブリ。

甲虫類。

 

下の大きめの甲虫は、ゲンゴロウとゲンゴロウモドキ類。

ハムシ類の標本。

 

小さすぎて、クローズアップ出来ないです。

カミキリムシ類。

 

カミキリムシとハムシは親戚筋になります。

こんな感じにクローズアップ出来ない・・・。

結構、貴重な虫も居るはずなのですが。

微小な昆虫類は、映しづらい・・・・・。

大型のカミキリムシ類と、コメツキムシ、タマムシ類。

 

一番下の大きなカミキリ類は、日本最大種三種で、右からミヤマカミキリ、真ん中付近がシロスジカミキリ、左の方はウスバカミキリとなります。

カナブン類。

ハンミョウ類

センチコガネ類。

 

どれも同じセンチコガネなのですが・・・・・。

恐ろしい害虫カミキリも、標本になっていました。

クビアカツヤカミキリ  Aromia bungii

節足動物門 昆虫網 鞘翅目 カミキリムシ科

中国や朝鮮半島、そしてベトナムにまで広い分布を見せる中型のカミキリムシで、今世紀になって日本に侵入した事が確認された。

名前の由来は、首のように見える胸部背部が赤い事と、体色が黒くて艶がある事からで、成虫は4~8月に発生する。

サクラ、モモ、ウメ等のバラ科樹木に寄生し、幼虫は表層近くから木に入り、樹木を食い荒らすだけでは無く、表層部分から木の抵抗力を奪い、弱らせたり、枯死させる大害虫で、3年もの長期にわたって樹木に被害を与え続け、生態系に異常を与える恐れから、2019年に特定外来生物指定され、現在では懸賞金をかけられる程、被害を食い止める為に各自治体で駆除に取り組むようになった。