横浜でガンダムを観に行った後、静岡県の焼津市を宿泊先としました。
焼津駅前にある世界連邦平和記念都市宣言の石碑。
昭和29(1954)年のビキニ環礁の水爆実験で、当時の焼津漁協所属だったマグロ漁船第五福竜丸が死の灰を浴び、乗員一名が亡くなり、そうした事から、この碑が建てられました。
昭和29年といえば、洞爺丸台風や、岩内大火という災厄に晒された年でしたが、その時に日本が誇るあの『ゴジラ』も誕生したので、ゴジラ誕生70年目の本年に焼津市に来られたのは、ゴジラの導きなのか?とも思えたし、2001年の『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』でも、ゴジラが上陸し、暴れ回った場所でもあるので、ゴジラという存在が居なければ、ここまで感慨深くならなかったと思えます。
そして宿泊先でのホテルから見た夜明けの富士山
日本一のお山は、やはり素晴らしいものでした。
まだお星様が見える夜明けの駿河湾
対岸は伊豆半島です。
海上には漁船の灯りもちらほら
朝焼けの富士と静岡市も
静岡の街灯りも見つつ
深さ日本一の駿河湾も
朝焼けに包まれると優しい。
眼下に広がる海
深海生物達を見たい欲求にも駆られそう・・・・・。
街のネオンが消えた静岡を見下ろす富士山
伊豆半島の山陰から
富士山も染めながら
少しずつ
ご来光が
更に世界を
赤く染めていきます。
日の出が
富士も暁色に
この陽光が
眩しい
海も染まります。
この陽光は、前日ガンダムを見た事もあってか、同じサンライズ作品であり、富野由悠季作品である『無敵超人ザンボット3』と『無敵鋼人ダイターン3』の最終回ラストや、『伝説巨神イデオン』の発動篇ラストシーンを思い出さずにはいられませんでした。
とくに、ザンボットは静岡舞台のお話でもあった為、余計に感慨深くなり、駿河湾のどこかにビアルⅠ世が眠っていて、何処かの海岸で、大破して泣いているザンボエースが・・・・・なんて妄想も抱かせました(流石にガイゾックに狙われるのは嫌だけど、今の地球がガイゾックに攻められても文句が云えそうにない状況ではあるのですが・・・・・・)。
そんな駿河湾の夜明けは
富士山と共に、一生モンの記憶になりました。