クワガタの居る樹の側に
ノコギリカミキリがじっとしていました。
普段なら、暴れ回るように激しく動くのですが、ピクリとも動く気配すらありません。しかし、別に死んでいる訳でもありません。
実は眠っているトコ。
近付いても逃げず、死んでいる訳でも無い(本当に死んでいたら、枝に引っ付いてはいないし、触角も立ってはいない。実際、撮影から数日後、居なくなっていた)のですが、眠っている光景を見たのは初めてでした。
もっとも、ノコギリカミキリに限らず、カミキリムシは夜行性の種類が多いので、こうやっているのが当たり前の生態なのかもしれません。
こちらはクロカタビロオサムシ
オサムシというと、肉食のイメージですが、今年は樹液にやけに来ていました。
クワガタを採ろうとして、樹を揺すると、クワガタの代わりに、オサムシが落っこちてきた位です。
オサムシは、触ると鼻につく悪臭を出すので、どちらかといえば、嫌がられています。
オサムシ同士の争いや
クワガタともやりあってはいました(流石にクワガタ相手には勝てないけど)。
樹液は発酵した言わば酒のようなものなので、肉食のオサムシにとっては、口直しの赤ワインのような感じなのかもしれませんが、どちらにしろ、クワガタ採集には邪魔っ気な事は事実だし、今年はそういう樹に登って樹液を嘗めるオサムシが異常に多くなりました・・・・・・。