函館市海羊研究センターの甲殻類展示
ジュズヒゲアナエビ
烏賊の切り身を
食べていました。
ちょっと姿を見られたのですが
夜行性で用心深いので、全体象は見られず
ジュズヒゲアナエビの他に
トゲクリガニも居ました。
見た目で判るように、あの毛ガニの仲間です。
ケガニほど大きくはありませんが
スーパーで売られることもあります。
面白い種類ですが
シルバーホークを近付けると
後ずさりして
逃げていきました。
メジナと一緒の水槽
落ち着かない様子
トゲクリガニ Telmessus acutidens
節足動物門 甲殻網 十脚目 クリガニ科
北海道西部~瀬戸内海近辺まで生息する温帯浅海性のクリガニの一種で、クリガニ Telmessus cheiragonu とは、頭頂部の棘の幅がやや扁平になっている事と、棘の大きさがやや小さい事で見分けが付き、分布もクリガニは北海道東部以北で住み分けているとも云われている。
甲蝠6~8cm程となり、近縁種であるケガニ Erimacrus isenbeckii (オオクリガニ) よりも小さいが、甲羅の下の味噌や筋肉は同じくらい美味だと云われ、価格もケガニよりも安いために、食用ガニとして流通している。
水深5m以深の海底で動物の遺骸を食べて生活し、春先には産卵のシーズンとなり、その頃に多く獲れるために、青森県では桜の季節に獲れることから、「サクラガニ」という呼び名でも知られている。