バイオ怪獣ビオランテ | zojurasのブログ

『ゴジラvsビオランテ』の最大の目玉といえば、やはりチタノザウルス以来の新怪獣であり、シリーズ初の植物怪獣であるビオランテでしょう。

 
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バイオ怪獣ビオランテ(花獣形態)
身長:85m 体重:10万トン
基になったのは日本の遺伝子工学の権威である白神源壱郎博士が、サラジア国でバイオメジャーの襲撃に遭って死亡した愛娘の英里花の細胞を密かに組み込んでいたバラで、このバラが死にかけた時、不滅の生命力を誇るゴジラ細胞を移植した結果、植物からゴジラの持つ凶暴性と怪獣性が前面に出るようになったが、人間時の英里花の記憶も残り、三枝未希にテレパシーで語り伝える事もある。
芦ノ湖で巨大な姿に変貌し、ゴジラ細胞が持つ作用でゴジラを芦ノ湖へと呼び出すこととなり、ゴジラに強力な蔦を用いた攻撃で苦しめるものの、決定打を与えられず、逆に放射能熱線に焼き払われた。
しかし、焼かれた本体から胞子が出て、それはゴジラから受けた放射能で更なる姿へと変貌していく前兆に過ぎなかった。
 
シリーズ初の植物怪獣で有名(まあ、東宝なら古いモノで『マタンゴ』ってのはあるけど・・・)ですが、この植獣ビオランテはあまり商品化されておらず、バンダイではこの食玩のおまけ(前回のビオゴジとのセット)や、84ゴジラとショッキラスのセットチープトイのもので、この植獣と第二形態のセットがある以外は見ていないです。
 
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前後
 
ビオランテのこの花獣形態は、実際の撮影で燃やされちゃったそうなので、現存していないのです・・・。
 
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左右
 
歯のある葉(ダジャレじゃないよ)と、下部分の発光体が、第二形態との共通点になっています。
 
劇中では水中から蔦を出してゴジラの熱線を防いだり(焼け石に水だったけど)しましたが、さすがにそこまではありません。
 
続いて植獣形態
 
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ガチャのHGゴジラのビオランテ
 
 
この形態のビオランテは結構商品化されているのですが、チープトイが多く、小さなビオゴジが出ていないので、組み合わせられないのがネック(泣)。
 
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バイオ怪獣ビオランテ(植獣形態)
身長:120m 体重:20万トン 
ゴジラの放射能熱線を受けて燃え上がり、胞子となっていたビオランテがそれに含まれていたゴジラ細胞によってより怪獣としての部分が出て変異し、若狭湾に現れた。
その巨体にも関わらず動けなかった花獣形態と違い、4本の大きな蔦を腕のように振るって移動する他、それを攻撃対象に突き刺して貫いたり、先端の獣の歯のような棘で突き刺すといった攻撃を行う。更に口から硫酸よりも溶解力の高い放射性樹液を吐く。
坑核エネルギーバクテリアで力が弱りだしたゴジラの前に、原発に立ち塞がるようにして出現。白神英里花の意志で日本を守るかのようにゴジラに立ち向かい、ゴジラを戦いの末にダウンさせたが、自らもゴジラの攻撃で力尽き、最後は英里花の遺志と共に光となって昇天し、宇宙空間へと拡がっていった。
結果的にゴジラをどうにか食い止めたが、後にそのゴジラ細胞を含んだ宇宙に散った光は、やがて破壊神スペースゴジラというゴジラ以上の脅威を生み出す皮肉な結果も造っている。
 
そんなビオランテは・・・・・・・・。