青函連絡船記念館摩周丸に展示している故釜谷弘氏の模型紹介。
摩周丸。
津軽丸級第五船です。
1/100スケールです。
光で見づらい
初代摩周丸
これも1/100
昭和23(1948)年にデビューした洞爺丸級連絡船第三船でした。
初代と二代目の比較
タービンエンジン四本煙突の初代と、ディーゼルエンジンでファンネルが一基の二台目との違いがお判りでしょうか?
1/80初代青函連絡船比羅夫丸
明治41年にデビューし、釜谷弘氏最後の作品となり、寄贈されました。
1/100初代十和田丸と八甲田丸
台風で沈んだ洞爺丸の代船となった青函航路初のディーゼル客船と、航路近代化の津軽丸級第二船。
十和田丸がグレードアップすれば、津軽丸級になりそうです。
十和田丸は見た目は優美ですが、初のディーゼル船という事で、ディーゼルに慣れていなかった人達にはあまり評判が良くなく、静かなディーゼル船となったのは、津軽丸型になってからでした。
フロント部分も近いデザイン。
1/100二代目津軽丸と、二代目十和田丸
津軽丸は新造時、十和田丸は駐車場とシンボルマークが接地された昭和53年以降の姿。
津軽丸級7隻で唯一フィン・スタビライザーが付いたのが特徴の十和田丸。
前後
航路新時代象徴のクイーンである津軽丸と、事実上最後のクイーンとなった十和田丸。
八甲田丸と摩周丸が三菱重工業神戸で建造されたのと同じに、この二隻はどちらも今は無き浦賀重工業で建造されました。
初代羊蹄丸
展示室の入口にある1/300程の模型
1/100二代目羊蹄丸のカットモデル。
上から客室、食堂、貨車甲板、機関室の順に紹介。
1/100桧山丸
これだけはウォーターーラインで、貨車を積む様子のジオラマ
1/100大雪丸
手前に一杯スイッチがありますが
このスイッチを押すと、船のブロック部位の紹介で、模型が光るという面白いモノです。
という1/100
続いて1/500で
この軍艦色は、第九青函丸。
戦時標準貨物船で、青函航路に来る事無く、昭和20年に回航途中の千葉県勝浦沖で座礁沈没してしまいました。
貨車を詰めない船のうち、上は関釜航路からの助っ人で、ホテルになった景福丸、下は知泊航路からきて、終戦前に空襲の犠牲となった亜庭丸。
手前は第六青函丸。
上は石狩丸で、下は洞爺丸台風の犠牲者の第十一青函丸
洞爺丸型連絡船の初代摩周丸と大雪丸で、下は初代渡島丸。
台風後の船尾扉も再現
船舶模型では八甲田丸より豊富ですが、翔鳳丸、第一青函丸、渡島丸がある八甲田丸に比べて・・・というのもあります。
おまけ
1/100と、ペパクラ1/1000
ちっさ!