久しぶりの大収穫 (HAG Nr.226(?) SBB Re 4/4 i) | ツォイスの庭の飯太鼓

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欧州型HOゲージで遊んでいる話を中心にして何か呟いてみます

 皆さんこんにちは。

 

 夏も近づいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 私は、部署でほぼ一人であれもこれもやらされテンテコマイで、残業代云々でいろいろお金が貯まるかと思えば、ストレス発散で無駄遣いしてプラマイゼロ。

 

 世の中うまくいかないもんです。

 

 さて、ストレス発散とくれば、鉄道模型にもその波が波及するはずでしたが、ここ最近はヤフオクも都内の中古店も目ぼしいものはなく、かといって新品も欲しい製品があるわけでもなく悶々としていました。

 

 という中で、長年探していた機体が出品されておりましたので、気合を入れて入札いたしました…ところ、かなりの安値で落札と相成りました。

 

 スイス国鉄 Re 4/4 iの一次型でございます。貫通扉があるのが一次型の特徴の一つになります(二次型は扉なし)。

 

 

 ちなみに買う前から薄々気づいてはいましたが、なぜか元箱がRe 4/4 ii (= Re 420)で、箱違いでした。

 

 

 元箱が無いから別の箱は分かるのですが、同じHAGで別箱というのはかなり珍しいかと…。

 

 発泡スチロールの内箱に半ば無理やり詰められて送られてきました。なんでこうも雑なのか。

 

 製品番号が不明ですが、HAGのRe 4/4 i 10018号機で2線式だと、製品番号はNr. 226と思われます。

 

 見た目は非常にきれいです。ただ、構造は旧製品のHAGとなります。

 

 ちなみに、Re 4/4 i一次型の最大の特徴は、片面は窓がついた側面ですが…

 

 

 もう片面は通風ルーバーが二段に設置されています。

 

 この何とも言えないデザイン。ややキモい気もするのですが、この左右非対称の意匠がRe 4/4 i一次型の最大の特徴であり、魅力でもあります。

 

 

 屋根は特に話すこともなく、あっさりしています。

 

 

 さて、おそらく何十年も走ってないでしょうから、さっそくオーバーホールを始めます。

 

 想像するだに、長年押し入れかどこか、ずっと湿気たところにいたのか、台枠が白錆と思われるもので覆われています。

 

 亜鉛メッキの錆と思われますが、あまり実害は無いと思いますので、このままにしておきます。

 

 湿度の高い日本の悩みどころです。

 

 ちなみにモーターはHAGとしてはこれまでに見たことがない型です。

 

 

 (形が違うから注油点がわからず困るんだが…)

 

 と、箱についていた説明書(別製品のRe 4/4 ii用だけど…)を読んでいたところ、どうもマニュアルの写真に写っているモーターが今回の製品と同じモーターらしく、運よく注油箇所を把握することができました。

 

 

 説明書の「3」の箇所が注油箇所になるとのことです。

 

 

 いつも通り、メルクリン/トリックスのオイルと、狭い箇所にKATOのユニクリーンオイルを点してやり、しばらく慣らし運転してあげたら見違えるような走りになりました。

 

 あとは、いつも通りIMONの金箱に入れて保管環境も万全です。