「童話が原点」だった議員(5月12日・ニッポン放送) | ZETA-WEB電脳市場

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11月13日(水)
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19:00
試合前

オーストラリア

 

 

気が付いて、聴いたのが、最終の5回目で。えっ

慌てて、radikoのタイムフリーで、

この4回目を聴いて、ブログも見つけた。サーチ

正味7分間の番組だけど、

非常に興味い内容。ニコニコ

 

参議院議員の青山繁晴さんが

子供の頃に読んでいた本

 
青山 中学の時、教室で「アンドレ・ジッド」なんか読んでいたんです。
その頃から作文で賞をもらっていたから、僕の本棚に難しい本が並んでいると思って来てみたら、
それが一冊もなくて、壁三方「世界の童話」だったんです。

 

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青山 中学を卒業するまでに、色々な本を読みつくした感があったんです。
でも、今考えてみるとトーマス・マン「魔の山」を苦労して読んだけど、
何言ってるのか、よくわからないままで、とにかく読んじゃって。
小さい頃、あれほど好きだった童話にもう1回、戻ろうと思って全部入れ替えたんです。
それをたまたま高校の同級生が見て「お前、童話しか読んでねえのか」って。

 

 

 

青山 自分の原点は童話。
童話には2種類あると思っていて、
小川未明さんの有名なファンタジーの「赤い蝋燭と人魚」みたいな幻想的な童話と、
新美南吉さんや鈴木三重吉さんのような
ヒューマンな童話の2種類あるなと思っていました。
僕はヒューマンな方だなと。
こういうのを仕事にしないといけないと思ったの。
物書きになるのは当然で。これだけ本が好きで。作文も書いてたから。

青山 一番好きだったのは「ごんぎつね」であり「ニルスのふしぎな旅」であり

「イワンのばか」というロシアの童話も好きだったけど、

ほんとにほんとに好きだったのは、

ちょっと物心付きだしてから読んだ宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」というやつよりも、

何言っているかわからない「注文の多い料理店」とか。

ちょっとわかりやすけど「セロ弾きのゴーシュ」とか。

これは魂、カラダの一部。

自宅の文章を書く机に置いているのが、宮沢賢治さんの売れなかった「春と修羅」の初版本。

それをまつってますよ。机の上に。

家庭教育によって育てていただいたけれども、

特にお袋に背骨を作ってもらったけれども、

僕の考えること、僕の世界観というのは「書物」(から作られた)ですよね。