映画「THE 有頂天ホテル」 | ZETA-WEB電脳市場

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▼さて、きょう8月15日は、朝からまず、靖國神社に超党派の国会議員とともに正式参拝を致します。
 それから武道館へ移り、天皇皇后両陛下の親臨を仰ぎ、全国戦没者追悼式に参列します。
(青山繁晴の道すがらエッセイ)



東宝
THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション
 劇場に観に行こうと思っていて=行きそびれて、DVD化されるのをひたすら待っていて=レンタル店で長い間「貸し出し中」で、ようやく昨日ご馳走(「THE有頂天ホテル」)にありつけた(借りて見た)。
 監督の三谷幸喜さんの本(「ありふれた生活5」)で読んだ、タイトルバックに凝った、というのはこれのことか、と感心しながら、最初に私の好きな女優さん(?)の八木亜希子さんが隠れキャラ的に出ていたのが可笑しくて、掴みはOK、という感じで身を乗り出して見ていたが……

 要所(×2)にクスクスと笑えるギャグが散りばめられていて、面白いのだが、そういう作品はラストが命。ラストでビシッと締めてもらえれば、言うことなかったのだが、ラストが消化不良。あの歌では大団円にはならない。あの歌で大団円になるラストがフに落ちない。本物の歌手なら説得力があるのだろうが(失礼ながら)YOUさん(お笑いタレント?)では……。
 松たか子さんの傍若無人な演技が凄まじかったが。あれは「地」を踏襲したものなのだろうか? あの演技が禍して、現在「役者魂!」(フジテレビ)で苦戦中? 


月刊 ザハイビジョン 2006年 11月号 [雑誌]