少佐は台湾、バトーはベルリンへ | ZETA-WEB電脳市場

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一人の男と、一人の女が、銀河の闇を星となって流れた。
一瞬のその光の中に、人々が見たものは、愛、戦い、運命。
いま、全てが終わり、駆け抜ける悲しみ。
いま、全てが始まり、きらめきの中に望みが生まれる。
最終回「流星」。
遙かな時に、全てを掛けて。

バンダイビジュアル
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 09

 いつになったら、本編に回帰するのか? 『攻殻機動隊S.A.C.2nd GIG』。今回は少佐は(クゼの過去を追って)台湾へ。バトーは何故か、このクソ忙しい時期にテロリスト“天使の羽”を捕獲すべく、ドイツ・ベルリンへ(台湾帰りの少佐も同道)。これも内庁のゴーダの策略だと、少佐に言わせるが、神山健治(監督)の仕業だろっ? 

 それにしても、台湾篇といい、ベルリン篇といい、ゲストの声優陣が豪華。レギュラーの声優陣、特に脇役は無名の人で固めているだけに落差が激しい。しかも『TRANS PARENT』には映画版の9課の課長(の声優さん=大木民夫氏))まで出てくる至れり尽せり。台湾篇の高山みなみ(祝!結婚)にも多少ゲンナリした。……にしても(第18話のラストシーン)バトーがあんなヘマやるか? 

攻殻機動隊S.A.C.2nd GIG