自然写真家 高砂淳二の世界の絶景・秘境をテーマにしたフォトエッセイ集『光と虹と神話』より…
高額で売れるサメのひれを大量に確保するために、サメを捕まえてひれだけを切り落とし、あとは生きたまま海中に捨てるという酷い漁がまかり通ってきた。
サメは生態系の頂点に位置するため、もともと数が少なく、フカヒレ用に珍重される青ザメをはじめ、現在777種類が絶滅危惧種に指定されてしまっている。
(ジェット・ストリームの写真より)
どの生き物にも役目があり、地球を成立させる大事な一員だということが、やっと生物多様性という言葉になって知られるようになってきた。
サメももちろんかけがえのない生物で、実は怖がる側だったはずの人間に追いやられ、絶滅寸前になってしまっているのだ。
ほんとうはサメよりも人間のほうがはるかに怖い存在であるということは、自覚しておきたい…
次はカフェでの会話から
「だいぶ前から、蜆を食べるたびに思う。こんなに小さいのを採らんでもいいやろ。もっと大きく育つまで待てないんか?これでは先が思いやられる…」
にほんブログ村に再登録しました。下の冷茶猫さんか、右側の投票というのに、クリックしていただけると、嬉しいです。







