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なるほどな、っと。

雪 いや~寒い。もう11月は冬か。ふと見れば、水俣病でチッソが与党チームの新しい救済案を受け入れないことを表明していた。なるほど。企業としてはそういつまでも問題を引きずられていては困るわけだ。このままでは解決したポーズだけになって、いつになっても根本的に解決しなくなってしまう。だがなぜだろう。もはや会見では誠意は感じられない。


ムシャラフ大統領 再選確定か http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/20/k20071120000041.html


「パキスタンの最高裁判所は、ムシャラフ大統領が軍人の肩書きを持ったまま大統領選挙に立候補したのは憲法違反だという野党などの訴えを退ける判断を示し、最終的に大統領の再選が確定する可能性が高くなっています。」


6つある訴えのうち5つを棄却したわけか。そりゃ最高裁にムシャラフに近い人物を配していたのであるから当然。残る1つは22日に判決がでる。これで再選を果たした後、参謀の肩書きをおろすことを確約している。文民として大統領に改めて就くっていうわけ、で。どうだろうね。一連の非常事態宣言からの流れをよく思っていないとこは多いと思う。民主化とは遠くなっている気がするし。アメリカはパキスタンに対してはずいぶんと優しい。普段なら民主化を妨げる国には強硬手段も辞さないとかいう感じなのにね、大事な場所だからねパキスタン、と。


ガンバリ特使の出席取りやめ http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/20/k20071120000042.html


「ASEAN=東南アジア諸国連合は、21日の東アジアサミットに招いていた国連のミャンマー問題担当のガンバリ特使の出席をミャンマー政府の強い反対で、急きょ取りやめました。」


おやおや。内政不干渉ということですか。これはアセアンの力不足をちょっと見せちゃった感もある。正直国際社会の批判をかわすためにも、形だけは受け入れると思っていた私の読みがはずれた。


入国審査に指紋採取と顔写真 http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/20/k20071120000087.html

     抗議行動         http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/20/k20071120000134.html


「テロ対策の一環として、日本に入国する16歳以上の外国人に、原則として指紋の採取と顔写真の撮影を義務づける新しい入国審査が、20日から全国の空港と港で始まりました。人権問題に取り組む市民団体からは、犯罪捜査にも使われて外国人の監視強化につながるといった批判の声が上がっています。」


これは確かに両方に言い分がある。開かれた議論もことさらされず、いきなり施行された感は否めない。だが一方でテロ対策なので仕方がない、と許容、いや理解してくれている外国人の方もいる。現段階で世論がどうなのかは正確には判断しかねるが、結論としては、このご時世仕方ないでしょう、といったところで。

照合の結果、過去の強制退去や指名手配といった事実が判明すれば別室へご案内ということだが、対テロを考えた場合に効果的かどうかはよくわからない。過去に犯罪歴等がある人物を、わざわざわかりやすいように正規の手続きをふんで入国させようとはしない。放言とことわっておくが、16歳未満でありテロ組織予備軍のような、いわば特殊訓練を受けた者が中心となって犯罪計画が構築されることは考えられないかな、と。つまりテロリストの低年齢化を進めると、どうかな。いずれにせよ、一定の効果は期待できる以上、守られるべき権利とのバランス感覚であるわけか。


コソボ自治州 議会選挙
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/19/d20071118000025.html
「17日、投票が行われた120議席をめぐるコソボ自治州の議会選挙は、・・・NGOなどの出口調査では、アルバニア系の政党で強硬に独立を主張する「コソボ民主党」が第1党になる見通しです。これを受けて、コソボ自治政府の新しい首相に有力視されている「コソボ民主党」のハシム・サチ党首は、17日、「12月10日の直後にわれわれは独立宣言する」と述べ、一方的に独立を宣言する考えを強調しました。」

 アメリカとEUとロシアの仲介で行われているコソボ独立をめぐる交渉は12月10日までに何らかの結論を出すようにと、国連から求められていました。その期日を前に行われた選挙でしたが、このままいけば独立強硬派が第1党になりそうな感じ。これからさらに緊張が高まりそうですね。
最近の経緯に少し触れると、
 今年2月にアハティサーリ特使がセルビアに提案した案は大まかにいえばEUの後ろだてによって安定的な独立を果たそうというもの。これが拒否され、国連安保理での議論ではアメリカとEUは賛成したもののロシアが強く反対。そして国連ではその結論を12月10日までに出しましょうということになっているわけです。
 この問題を難しくしているのがコソボの歴史的な背景。セルビアにとってコソボは”聖地”的な意味合いを持つ場所であることが問題を複雑にし、セルビア側が独立を認めようとしない大きな要因となってます。
ロシアとしても自らも民族問題を抱えているなかで、コソボが独立してしまったら国内の独立運動が活発化してしまうのが怖い。という理由が大きいのでは。例えば、チェチェンの独立運動などが挙げられるでしょう。
この解決案は欧米による(当事者によらない、第3国による)主導のもとの民族紛争解決のモデルという側面でも注目されている。欧米はこれからどう動いていくのでしょうかね。欧米による民主化はグルジアを見るに、ほころびが出始めている感もありそうですが。
 さて今回の選挙でコソボ民主党が勝利し、もし一方的に独立がなされれば再び対立が起きコソボで紛争がおこる可能性がでてくる。民族問題を抱える周辺諸国にも飛び火し、独立の機運を広げることにもなりかねない。そうなればまた大きな混乱になることも考えられる。
にもかかわらず日本はいたって穏やかですね。日本人は国外に対する関心があまりに低いと思える。ほぼ単一民族である日本ゆえに民族問題は疎く感じられるのかなあ。報道の程度にも当然関係するけど、ね。とりあえず12月10日まで、事態の動向を注視したいところ。

叫び バングラデッシュでは、サイクロン「シドゥル」の影響でかなりひどい状態のよう。首都も家やらなんやらめちゃくちゃで、都市の機能が麻痺している。早急に被害状況を把握し、救援活動に全力を注いでほしい。


パキスタン 米政府の要求拒否 http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/18/d20071118000049.html


「パキスタンで非常事態宣言が出てからアメリカ政府の高官として初めて現地を訪れた国務省のネグロポンテ副長官は、ムシャラフ大統領に非常事態宣言を早急に解除するよう求めたものの、拒否されたことを明らかにしました。」


さてこの問題、これは初めて扱うのでコトの次第を簡素化して述べれば、ムシャラフ大統領は8年前に、政権を握りその後もなお陸軍参謀長の肩書きを兼務している。そして大統領選挙で、投票結果だけ見れば再選を確実にしたわけです、と。んでこれに対して、最高裁の長官は、大統領の軍人兼務は憲法違反だと言い続けていたわけで対立がエスカレートしたということ。再選は無効にするなんて情報がムシャラフの方に入ったもんだから、先手を打って非常事態宣言をしたという感じ。長官は正義の味方だねえ。

しかしこれには違う見方がある。実はブット氏とムシャラフさんが内々に穏やかな解決法を画策していたと。ムシャラフさんが当選後参謀の肩書きを捨て、2期目の大統領に就き、ブット氏が首相に就くのを認める。そして権力を互いに分かち合うという穏便な解決策がね。つまり、状況を読まずに勢いに乗った最高裁のおかげで事態が悪化した、という見方もあるわけです。まあそんな穏便な解決案になんて乗れるわけないっしょ、という人たちにとっては好機。水面下で穏便な解決策をまだ探っているのかなと思うわけで、ね。

アメリカはアフガニスタン侵攻の重要拠点にパキスタンがなるから、ムシャラフに対して強硬的な手段は持ち得ないわけで、どうなるのか。そもそもブッシュの外交は評価されていないのですから、パキスタンとの外交戦略は、次期大統領選の争点にもなるでしょう。


与野党 新テロ法案巡り論戦 http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/18/k20071118000041.html


「18日放送されたNHKの「日曜討論」で、与党側が、新テロ対策特別措置法案を来月15日までの今の国会の会期内に成立させたいと理解を求めたのに対し、野党側は、守屋前防衛事務次官が防衛商社の元専務との宴席に久間元防衛大臣と額賀財務大臣が同席したと証言した問題の真相解明が先決だと主張しました。」


相変わらず平行線なこの件。疑惑徹底追求法案後回しの野党と、法案審議急げや疑惑は晴らすけど問題を混同するな与党。たしかに両者の言い分は理解できる。理解できるが故に平行線のままなのだが。納得はいかないとしてもね、と。

思うのだが、こういう行き詰まった状態の国政に対して、国民に何らかの指針を問うような制度があってもよいのではないのか。「それは世論調査である」と言われればそうであるのだが、どうもしっくりこない。何か国としての進むべき方向も定まらぬまま、ちまちまと動き回っている気がしてならない。