前回の治療では、痛みが強く出たのですが、今回は今までに
経験した副作用が平均的にまんべんなく出た感じだったでしょうか(笑)。
副作用の出方は人それぞれなのですが、私の場合は、まず
治療薬投与当日は顔のほてり程度で、二日後あたりから、足や腰、
関節の痛みが出始めます。
二回目の治療から残り続けている手足の痺れも強さを増して
きます。それらが三日間程度続いた後は、身体がだる重くなり、
とにかく眠たくなるようです。
この時期は、白血球と好中球の数値が落ちてきている時期のようで
そのせいなのかな?と勝手に思い込んでいました。
食欲減退に関しましては、病院側のご配慮のおかげで、ほとんど問題なく
やり過ごすことが出来ました。
私は白いご飯が食べにくくなるようなのですが、そういう症状が出始めると、
すぐに栄養士さんが飛んできて下さり、食べられそうなものを提案して
下さいました。
私は、味の濃いものは食べられましたので、ご飯を麺やパンに替えていただき、
それでも食べられない時期は、フルーツやアイスクリームなどをたくさん
出していただきました。
今回は最後の入院ということで、痛みもだるさも、いつものように不平不満
たらたら...ではなく素直に受けとめられたような気がします。^^;
痛みの一つ一つを噛み締めながら、歩きなれた病棟を一歩一歩、今までの
生活を振り返るように歩きました。
計6回の抗がん剤投与。
一足先に始めていた友人が言ってくれた、
一回目はまだまだ先が見えない
二回目が終われば三分の一終了
三回目が終われば半分終了
四回目が終われば三分の二終了
五回目が終わればあと一回
六回目...これで終わり!
を自分に言い聞かせながら、最終クールが終わるのを指折り数えて
心待ちにしていました。
でも、いざ終わってみると、本当にこれで終わりでいいのか、もっと
やらなくてもいいのか、もうちょっとなら受けられそうだけど...
などと考えてしまうから不思議ですよねぇ(笑)。
そんなことを考えつつも、度重なる点滴ですっかり硬くなってしまった
腕の血管をすりすり摩りながら、無事終わって良かった、もうあんな
痛い点滴はもうゴメンだと思っていたり。。。
不安と安堵のはざまでグラグラしてましたね(笑)。
今回の点滴スケジュールも、
胃薬(30分) ・・・ガスター注射液、デキサート注射液
|
吐気止め(30分) ・・・クロール・トリメトン注射液
|
治療薬(3時間) ・・・抗がん剤 タキソール(パクリタキセル)
|
吐気止め(30分) ・・・カイトリル
|
治療薬(1時間) ・・・抗がん剤 パラプラチン(カルボプラチン)
|
補液(5分) ・・・生理食塩水「ヒカリ」
という工程でした。
内服薬は
イメンドカプセル125mg 点滴日の午後に1錠
イメンドカプセル80mg 点滴翌日・翌々日の朝に1錠ずつ
その他に、吐き気があるうちは継続的に飲む吐き気止めとして
ナゼアOD錠0.1mgと、プリンペラン錠。
もうすっかりお馴染みです。
この吐き気止めの点滴と内服薬のバランス、良いようですね。^^
聞いたお話なのですが、他の病院から転院されてきた患者さんたちの
間でも、私がお世話になっている病院は、吐き気のコントロールが
非常に上手だと評判らしいのです。
某大手大学病院からいらした方も「こんなに楽な抗がん治療は初めて」
とおっしゃっていたそうです。^^
他の病院での治療を知らない私ですが、これは、とてもありがたい。
今回の点滴でかかった時間は、約6時間半。
1時間弱オーバーですが、じゅうぶん想定内。
ただ、いつもよりも血管痛が最初から強かったです。
そのことを告げますと、看護師さんが「いくらかはマシかも」と
湯たんぽを持ってきて、私の腕の下に置いてくださいました。
点滴を刺した場所が腫れてないか、速度は適切か、こまめに見て下さる
姿を見ているだけで安心してきますよね。
最後の点滴が無事終了。再発しなければ、これで終わり。
是非とも最後の治療になってほしい、と...!
胃薬(30分) ・・・ガスター注射液、デキサート注射液
|
吐気止め(30分) ・・・クロール・トリメトン注射液
|
治療薬(3時間) ・・・抗がん剤 タキソール(パクリタキセル)
|
吐気止め(30分) ・・・カイトリル
|
治療薬(1時間) ・・・抗がん剤 パラプラチン(カルボプラチン)
|
補液(5分) ・・・生理食塩水「ヒカリ」
という工程でした。
内服薬は
イメンドカプセル125mg 点滴日の午後に1錠
イメンドカプセル80mg 点滴翌日・翌々日の朝に1錠ずつ
その他に、吐き気があるうちは継続的に飲む吐き気止めとして
ナゼアOD錠0.1mgと、プリンペラン錠。
もうすっかりお馴染みです。
この吐き気止めの点滴と内服薬のバランス、良いようですね。^^
聞いたお話なのですが、他の病院から転院されてきた患者さんたちの
間でも、私がお世話になっている病院は、吐き気のコントロールが
非常に上手だと評判らしいのです。
某大手大学病院からいらした方も「こんなに楽な抗がん治療は初めて」
とおっしゃっていたそうです。^^
他の病院での治療を知らない私ですが、これは、とてもありがたい。
今回の点滴でかかった時間は、約6時間半。
1時間弱オーバーですが、じゅうぶん想定内。
ただ、いつもよりも血管痛が最初から強かったです。
そのことを告げますと、看護師さんが「いくらかはマシかも」と
湯たんぽを持ってきて、私の腕の下に置いてくださいました。
点滴を刺した場所が腫れてないか、速度は適切か、こまめに見て下さる
姿を見ているだけで安心してきますよね。
最後の点滴が無事終了。再発しなければ、これで終わり。
是非とも最後の治療になってほしい、と...!
抗がん剤治療が終了して、はや、一年...。
ここまでブログを放置してしまうとはびっくりです!
やはり、治療中は気が張っていたのでしょうか。
次の入院までに更新したいという気持ちが強く、いい感じの
ペースで書けていたと思うのですが、いざ終わってしまうと
もう...脱力ですねぇ^^;
一区切りつくまでは放り出してはいけないと、、、
闘病記を書くからには肝に銘じておかなくてはと思っていたのですが。
この一年のことは後々の記事でも触れることがあるかとは思いますが、
無事、一年後の検診をクリアして元気に(?)過ごしております(笑)。
うーん。一年前のこと...手帳を確認しつつ書いてみますね。
では、最終クールについて、いってみよ(*^ー^)ノ
今回は入院前に用意をしていったものがありました。
今回で本退院となる予定ですので、お世話になりました看護師さん
たちへお渡しするお菓子などなど。
治療終了が近づく患者さんたちの間で密かな話題になること。
...手術や長い間の治療を担当して下さった先生に「お礼」として
現金または商品券などをお渡しするか否か。
これまで大病の経験などなく過ごしてまいりましたので、ここを
どうクリアしてよいのかわからず、仲の良い患者仲間さんたちに
「ぶちゃけ、どうする?」と聞いてまわってしまいました^^;
7人くらいの方にお聞きしてみましたところ、1人の方は数万円の
商品券をお渡ししたけれど、他の方は特別なことをする予定はない
とのことでした。
数年前、静岡県に住んでいた伯母がくも膜下出血で入院し、数度の
手術を経て、最終的にはインフルエンザに感染して病院でそのまま
亡くなってしまったのですが、そのとき、従姉妹夫婦は、何度も
数十万円単位のお礼をお渡ししたそうです...。
従姉妹自身も多くの病気を抱えておりまして、そういう「お礼」と
いうものはすべきなのか聞いてみましたところ、従姉妹が住む地域
では「するのが当たり前」という風習?があるようでした。
私の住む東京ではどうなのか。
結局は、する人はする、しない人はしない、ということに...^^;
ただ、唯一、商品券をお渡しした方にもう少しつっこんでお聞きして
みたところ、先生は受け取っては下さったけれど、「本当にそういう
ことは気にしなくていいんですよ」と言われたそうです。
以上のことを踏まえて私が出した結論は、自分なりに気持ちをこめて
選んだギフトに心を込めて書いたお礼のお手紙を添える、でした。
病棟の看護師さんたちとは退院してしまったら、そう頻繁にお会い
することはかないませんが、先生とはまだ診察がずっと続くことを
考えて、退院後にゆっくりとお礼をしようと思っていました。
そうも言っていられない事態に、退院後に陥ってしまうのですが(笑)。
この件に関しても、また他の記事で...
ということで、8月8日、盛夏、最後の抗がん剤治療のために入院。
この時点で、手足の痺れはずっと継続していました。
毎度おなじみの体重・身長測定をし、いつもの病室に入り荷物の整理。
持参したお菓子はロッカーの奥へ奥へ...。
普通は、お迎えのときにご家族が持参することが多いようなのですが、
私は独身で親もすでにおりませんので...(+_+)
すっかり仲良くなった看護師さんたちにご挨拶をしますと皆さん、
「最後のクール、頑張りましょ!」と声をかけて下さいました。
採血など、一通りの作業を終え、いつもの蓄尿がスタート。
翌日、最後の抗がん剤治療。
前回は、左手の甲に点滴を刺されてしまい、失神騒動を引き起こして
しまったのですが、今回は名手のM先生(笑)。
見事、すぱっと左腕に刺してくださいました。
第一関門突破...ヽ(^O^)ノ
ここまでブログを放置してしまうとはびっくりです!
やはり、治療中は気が張っていたのでしょうか。
次の入院までに更新したいという気持ちが強く、いい感じの
ペースで書けていたと思うのですが、いざ終わってしまうと
もう...脱力ですねぇ^^;
一区切りつくまでは放り出してはいけないと、、、
闘病記を書くからには肝に銘じておかなくてはと思っていたのですが。
この一年のことは後々の記事でも触れることがあるかとは思いますが、
無事、一年後の検診をクリアして元気に(?)過ごしております(笑)。
うーん。一年前のこと...手帳を確認しつつ書いてみますね。
では、最終クールについて、いってみよ(*^ー^)ノ
今回は入院前に用意をしていったものがありました。
今回で本退院となる予定ですので、お世話になりました看護師さん
たちへお渡しするお菓子などなど。
治療終了が近づく患者さんたちの間で密かな話題になること。
...手術や長い間の治療を担当して下さった先生に「お礼」として
現金または商品券などをお渡しするか否か。
これまで大病の経験などなく過ごしてまいりましたので、ここを
どうクリアしてよいのかわからず、仲の良い患者仲間さんたちに
「ぶちゃけ、どうする?」と聞いてまわってしまいました^^;
7人くらいの方にお聞きしてみましたところ、1人の方は数万円の
商品券をお渡ししたけれど、他の方は特別なことをする予定はない
とのことでした。
数年前、静岡県に住んでいた伯母がくも膜下出血で入院し、数度の
手術を経て、最終的にはインフルエンザに感染して病院でそのまま
亡くなってしまったのですが、そのとき、従姉妹夫婦は、何度も
数十万円単位のお礼をお渡ししたそうです...。
従姉妹自身も多くの病気を抱えておりまして、そういう「お礼」と
いうものはすべきなのか聞いてみましたところ、従姉妹が住む地域
では「するのが当たり前」という風習?があるようでした。
私の住む東京ではどうなのか。
結局は、する人はする、しない人はしない、ということに...^^;
ただ、唯一、商品券をお渡しした方にもう少しつっこんでお聞きして
みたところ、先生は受け取っては下さったけれど、「本当にそういう
ことは気にしなくていいんですよ」と言われたそうです。
以上のことを踏まえて私が出した結論は、自分なりに気持ちをこめて
選んだギフトに心を込めて書いたお礼のお手紙を添える、でした。
病棟の看護師さんたちとは退院してしまったら、そう頻繁にお会い
することはかないませんが、先生とはまだ診察がずっと続くことを
考えて、退院後にゆっくりとお礼をしようと思っていました。
そうも言っていられない事態に、退院後に陥ってしまうのですが(笑)。
この件に関しても、また他の記事で...
ということで、8月8日、盛夏、最後の抗がん剤治療のために入院。
この時点で、手足の痺れはずっと継続していました。
毎度おなじみの体重・身長測定をし、いつもの病室に入り荷物の整理。
持参したお菓子はロッカーの奥へ奥へ...。
普通は、お迎えのときにご家族が持参することが多いようなのですが、
私は独身で親もすでにおりませんので...(+_+)
すっかり仲良くなった看護師さんたちにご挨拶をしますと皆さん、
「最後のクール、頑張りましょ!」と声をかけて下さいました。
採血など、一通りの作業を終え、いつもの蓄尿がスタート。
翌日、最後の抗がん剤治療。
前回は、左手の甲に点滴を刺されてしまい、失神騒動を引き起こして
しまったのですが、今回は名手のM先生(笑)。
見事、すぱっと左腕に刺してくださいました。
第一関門突破...ヽ(^O^)ノ