抗がん剤治療 6クール目 その3 | 山あり谷あり備忘録

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2011年お正月。いきなり卵巣癌の告知を受け、日々、手作繰り状態で癌と闘うzeroの、のほほーん日記です。少しでも同じ病で悩む方のお力になれましたら幸いです。。。

前回の治療では、痛みが強く出たのですが、今回は今までに
経験した副作用が平均的にまんべんなく出た感じだったでしょうか(笑)。

副作用の出方は人それぞれなのですが、私の場合は、まず
治療薬投与当日は顔のほてり程度で、二日後あたりから、足や腰、
関節の痛みが出始めます。
二回目の治療から残り続けている手足の痺れも強さを増して
きます。それらが三日間程度続いた後は、身体がだる重くなり、
とにかく眠たくなるようです。
この時期は、白血球と好中球の数値が落ちてきている時期のようで
そのせいなのかな?と勝手に思い込んでいました。
食欲減退に関しましては、病院側のご配慮のおかげで、ほとんど問題なく
やり過ごすことが出来ました。
私は白いご飯が食べにくくなるようなのですが、そういう症状が出始めると、
すぐに栄養士さんが飛んできて下さり、食べられそうなものを提案して
下さいました。
私は、味の濃いものは食べられましたので、ご飯を麺やパンに替えていただき、
それでも食べられない時期は、フルーツやアイスクリームなどをたくさん
出していただきました。


今回は最後の入院ということで、痛みもだるさも、いつものように不平不満
たらたら...ではなく素直に受けとめられたような気がします。^^;
痛みの一つ一つを噛み締めながら、歩きなれた病棟を一歩一歩、今までの
生活を振り返るように歩きました。

計6回の抗がん剤投与。
一足先に始めていた友人が言ってくれた、

一回目はまだまだ先が見えない
二回目が終われば三分の一終了
三回目が終われば半分終了
四回目が終われば三分の二終了
五回目が終わればあと一回
六回目...これで終わり!

を自分に言い聞かせながら、最終クールが終わるのを指折り数えて
心待ちにしていました。
でも、いざ終わってみると、本当にこれで終わりでいいのか、もっと
やらなくてもいいのか、もうちょっとなら受けられそうだけど...
などと考えてしまうから不思議ですよねぇ(笑)。

そんなことを考えつつも、度重なる点滴ですっかり硬くなってしまった
腕の血管をすりすり摩りながら、無事終わって良かった、もうあんな
痛い点滴はもうゴメンだと思っていたり。。。

不安と安堵のはざまでグラグラしてましたね(笑)。