抗がん剤治療 6クール目 その4 | 山あり谷あり備忘録

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2011年お正月。いきなり卵巣癌の告知を受け、日々、手作繰り状態で癌と闘うzeroの、のほほーん日記です。少しでも同じ病で悩む方のお力になれましたら幸いです。。。

今回の抗がん剤投与日は、8月9日。
白血球の正常値は、3400~9000
好中球の正常値は、1600~6400

         白血球   好中球
8月 8日    3990     2270
8月15日    2600     1030 ・・・投与7日後
8月23日    3360     1420 ・・・投与15日後(外来)

ちなみに前回は、
         白血球   好中球
7月19日    3680     2470
7月25日    2070      525 ・・・投与6日後
7月27日    5880     3840 ・・・投与8日後
8月 2日    4180     2020 ・・・投与14日後(外来)

でした。
治療中最低値を出した前回と違い今回はいたって順調な数値。
このあともなかなか正常値には入らなかったのですが、それでも
特に心配される数値ではなかったので優秀優秀。^^
いつもは退院前の三日間打っていただいていた白血球の数値を
あげる効果のある筋肉注射「グラン」も今回は2回だけ。
それさえも打たなくてもいいかもしれないと考えられたのですが
もう入院がないということを考慮して、念のための2回。

無事退院の予定も立ち、あとは、お世話になった先生方、看護師さん方、
そして、看護助手のKさんといつも綺麗に清掃をして下さったYさんに
ご挨拶...

私が病院に持ち込んだご挨拶の品は、小さいミルフィーユのお菓子。
小分けになっていて、日持ちがして、多くの人に好まれそうなもの、と
考えて、ナースステーションに30個入りを3箱、KさんとYさんには
それぞれ6個入りを個別に用意しました。

病院によっては、お菓子の差し入れさえも受け入れていただけない病院も
あるようですね。特に国立の病院はそうなのかな??
私が入院していた病院は中堅どころの私立でしたので、最初こそ遠慮を
されましたが、私がどうしてもと念を押しましたところ、ありがたく、と
受けとっていただけました。

担当の先生は毎週木曜日は他の病院で診療をされていましたので、後日。
(その後、一騒動あったのですが...^^;)


本退院の日をいつも通りの11日目の木曜日にするか、一日早い水曜日に
するか。少し考えて、いつも通りの木曜日にしました。
大荷物のために迎えに来てくれる兄の都合もあったのですが、二回目の
治療からずっと同じ入院日程だった患者友達のお一人が水曜日に5回目の
治療終わりで退院されるので、彼女を見送ってからにしようと。^^
見送られるのは、、、ちょっと淋しいでしょう?


2011年8月18日。木曜日。

ささっと退院していくつもりだったのですが、退院日当日の朝、すでに
治療を終えていた患者友達がわざわざ私の本退院を見届けに来てくれました。
たまたま同じ時期に同じ病院に入院し、同じ手術・治療を受け、ともに闘った。
優しくハグしてくれるあたたかい腕に、涙が出そうになりました。

私の兄は病院内までは来てくれないので、大荷物の一部を友達に持って
いただきながら、病棟を後にしました。。。

病院の入口に設置してある関東大震災をもくぐりぬけたケヤキの大看板に
そっと触れてお礼の気持ちを。。。