ズボンのすその汚れや巻き込みを気にせず自転車に乗るならチェーンガードです。

チョッパー、クルーザーではこれもおしゃれアイテムでなければいけません。


chainguard1
上側のチェーンとフロントギヤの前方までを覆う形です。

フルチェーンケースにすると野暮ったい感じがしてしまいますが、チェーンガードなしだとやや貧弱な感じになります。そこでこのハーフチェーンケースとも言うべきチェーンガードがいい感じです。

ややひろいスペースにはロゴか何か描きたくなります。


chainguard2
前はボルト一本だけで止まっています。

もちろんガードはスチール製です。これがクリアのプラスチックだったら質感が台無しになるところでした。

この辺はクルーザーメーカーは外していません。さすがです。


chainguard3
裏から見るとこんな感じ。

チェーンガードは取り付け部にワッシャーを入れて位置を調整するのが難しいです。あまりチェーンと離れないよう、クランクアームにあたらないよう、それでいてチェーンが少々暴れても、磨耗で伸びても、チェーンガードがチェーンとあたってカチャカチャいうのはいけません。



いわゆるスポーツ車ではシートポストの径は27.2mmから太いものが普通ですが、クルーザーは25.4mm、つまり1インチのものが主流です。スチールフレームの定番で、BMXと同じなのでBMX用が使えます。


seatpost
太さは違和感のない、ちょうどいい感じ。


seatpost
シートクランプはクイックレバー(手動式)より工具で締めるものの方がスッキリしています。

こういう小物が黒で統一され、質感がしっかりしていると全体の印象が締まります。


layback layback2

実はBBの位置とハンドルの関係で、ペダリングを適正にするとサドルが高くなりすぎておしゃれではありません。解決策として後方に曲がったシートポストを検討しています。特に昔のBMXでは小さなフレームに大男が乗ることがあったため、よく用いられた方法のようです。検索するときはLay back seat postで引っかかります。


ちなみに当時のBMXのシートポストは22.2mmで今でも見つけることができます。曲がりすぎたものは体重で曲がってしまう問題があったそうで、曲がりの部分に補強が入ったものもあります。

クルーザーといえば太いタイヤです。ちなみに、ビーチクルーザーは砂浜を走るためにタイヤが太くなり、サーフボードをハンドルに乗せるためにハンドルにスポンジが巻かれ、片手で運転するためにコースターブレーキ(ペダル逆転ブレーキ)が採用されたと言われています。


tire3
太い舗装路用タイヤのためにフレームも太くなっています。サイズと銘柄はこちら。

前: Felt quick brick, 26x2.125 (57-559)
後: Felt thick brick, 24x3.0 (75-507)


tire1

オフロードのようなゴツゴツしたブロックよりも、こうしたクラシックなパターンが似合います。タイヤノイズも低く、抵抗も見た目ほど大きくないようです。クラシックなパターンは、古くはレーサーのものだったのでしょう。「ちょいクラシック」と「ちょいレーシー」は渋いチョッパーのキーワードだと思います。


tire2
リヤフェンダーはもう少し下げてタイヤのトップがフェンダーで隠れるぐらいが適当です。


前が26インチ(MTBと同じ)、リヤが24インチなので選択肢は少ないサイズですが、通販で同じものが手に入るようです。タイヤの横が白いホワイトウォールにすると60年代以前のさらにクラシックな雰囲気になります。このタイヤが磨耗したら試してみるかもしれません。


リヤタイヤの幅が3インチとなると自転車としては太すぎて選択肢がないのですが、24インチという径は逆にオートバイには大きすぎるサイズのようで、結局は各クルーザー自転車ブランドのクルーザー用タイヤしかありません。