原油ベアETN(2039)/原油ブルETN(2038)と原油先物価格と為替20160205 | 昭和56年生まれが株FXとか原油とかに投資するブログ

昭和56年生まれが株FXとか原油とかに投資するブログ

気づけばもう40歳になろうとしている
20歳のころから大して変わっていないのに

日経は400円近く下げて16500円近辺
ドル円は徐々に円高に振れて116.7円
原油は33ドル後半とかいったりもしたけど、結局31.7とかそのあたり。
原油ベアは3%くらいあげて18550円
原油ブルは2.5%下げて853円

この感じをみると先物を買う人たちでは買いが優勢の模様。
先物価格は下げてるけどブルは昨日とほぼかわらんし、ベアの反応も鈍い。


原油はその供給量と需要によって価格が決まる。カネとモノの関係性からいっても当たり前の理論。
だけど為替によっても変わってくる。
原油はドル建てで動くものがメインなので、ドル安になると他の通貨からすると買いやすくなる。

1バレル30ドルは
120円/ドルのときは3600円だけど、円高ドル安に動いて110円/ドルのときは3300円
「あ、買いやすい!」となるわけです。

あとドルが安くなる流れなら、ドル売って他の物買おう、たとえば円でもいいけど商品としてマーケットが大きい原油とか。となることもあるらしい。

で、本日はアメリカで重要指標である雇用統計が発表されます。今回は前回より少ないけどプラス19万人(前回29万人)予想だけどスゲー減ったりしたら
「あれ、思いのほか利下げの影響が実体経済に・・・」となって
「これはちょっとずつ上げようと思ってた利上げは先延ばしだなぁ」
or
「ひとまずもう少し(3月くらいまで)様子を見よう」
or
「思い切ってもう一回利下げしよう」
or
「黒田さんのマネしてマイナス金利導入しようかな」
などなどのストーリーが妄想とともにふくらんでいきます。

実際には予想よりちょっとくらい弱い可能性はあるけど、そこまで影響ない範囲でFRBも安易に利上げを失敗と認めるような発言はしないと思いたいなぁと。
原油安は採算ラインの高いシェールを抱えるアメリカにとってはいい話ではないものの、実体経済がいきなり利上げに反応して悪くなるとも考えにくい。となるとFRBとしては景気の流れに応じて徐々に利上げ→ドル高円安の可能性が高いかなと思う。

もちろん私がそう考えてたらとりあえず逆に動くことも多いわけでw
今夜の雇用統計とその後の市場とFRBに注目したいと思います。