mixiが2006年9月に上場してから2年以上がたった。
かつてはGREEの方が人気も登録数もあったんだろうが、法人化するのが早かったからか、マーケティングの勝利かmixiは急成長してSNS1位の座を確固たるものにした。
実際GREEのアカウントは今使ってないけど、最近のCMがんばってるなーと思っていたところに上場。
会員数はモバイル版GREEが各キャリアで公式サービスになるにつれて、順調に増え続けており、CMの効果もあり今年の5月で500万人から10月700万人になっている。
去年の10月は200万人~300万人の間なので、1年間で3倍近くに増加したことになる。
では数字を見てみよう。
2006年6月期
売上高10,700万円
営業利益▲1,400万円
経常利益▲1,300万円
純利益▲1,500万円。
2007年6月期
売上高32,300万円
営業利益▲10,400万円
経常利益▲10,300万円
純利益▲10,000万円 (←この数値記事は間違いで、マイナス1億が正解。by東証の財務情報より)
2008年6月期
売上高293,700万円
営業利益104,900万円
経常利益105,100万円
純利益58,200万円
去年から会員数が急増したことと広告枠の販売も軌道にのったのだろう、売上げが約9倍になり黒字化。
しかも営業利益で10億はかなり立派だ。
mixiはGREEの約3倍の売上げ利益(100億、37億)水準だ。
だいたいSNSは3割くらいが営業利益になるのかな。この二つをみたら。
あっじゃあモバゲのディーエヌエーはというと、さらにmixiの3倍。300億(売上)の126億(営利)。
先の2社に比べて、他の事業もやっているので純粋には比較にならないが、営業利益率もかなり高い。
IT企業と呼ばれる会社はたくさんあるものの、SNSは会員が資産なので集まってしまえばかなり利益がじゃんじゃんでる分野といえるだろう。
まぁもう国民のSNS加入率は飽和に近いので、これ以上の参入は他の切り口や技術を入れないと無理だろう。
SNSという人と人とのつながりのある媒体をどう活用して行くのか。
それが今後の各企業の課題になるだろう。
個人的には、現在SNSに加入している年代が年を取ったときにどうなるかに期待したい。
お金を動かせる世代になってもこのコミニュケーションツールはなくならないだろう。そうなったときには新しい媒体価値が生まれてくる。
mixiのFindJobように広告をとってくるのではなく、リーチ力を活かして自社に他分野のメディアを持つのもさらに成長路線にのる一つだ。今はM&Aで買うこともできるし。
そうだなぁ、特にネットでのコンバージョンが高く、広告に宣伝がかかるような分野はもってこいだと言えるだろう。
人材系、金融系(消金はイメージ的にないな)、不動産系、通販系などなど。
SNSというカテゴリーの強みを活かした、多角化戦略が各企業の成長の違いになっていくのかもしれない。
今のところ携帯に成長路線を見いだしているけど、GREEはこの先どの道を選ぶのかな?
がんばれグリー!
グリーがマザーズに上場へ。売上高は2008年6月期で約29億円(Impress Watch) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081113-00000030-imp-sci
SNS「GREE」を運営するグリーが、東京証券取引所マザーズ市場に12月17日付で上場することが明らかになった。
GREEは、グリー代表取締役社長の田中良和氏が2004年2月に開始したSNS。その後、本格的な事業展開を目指すため、2004年12月に楽天と共 同でグリーが設立された。現在の第1位株主は68.62%(1448万株)の株式を保有する田中良和氏で、次いでApax Globis Japan Fund, L.P.が10.80%(228万株)、リクルートおよびKDDIが各7.58%(160万株)、山岸広太郎グリー取締役 執行役員副社長が5.41%(114.2万株)になる。
サービス面では、2006年11月にKDDIと共同でau携帯電話向けの「au one GREE(当時EZ GREE)」を開始。NTTドコモの「iモード」やソフトバンクモバイルの「Yahoo!ケータイ」でも、公式サービスに認定されている。GREE会員数 は2008年10月末時点で716万人。月間ページビュー(PV)は、PC版が1.1億PV、モバイル版が82.7億PVと、モバイル版の利用割合が極め て高い。
上場に際する公募は120万株、引受人の買取引受による売出しが243万株、オーバーアロットメントによる売出しが40万株。売出株の放出元は、 Apax Globis Japan Fund, L.P.が118万株、田中良和氏が100万株、山岸広太郎氏が25万株。ブック・ビルディング期間は12月1日から5日までで、公開価格は12月8日に 決定する。なお、1単元の株式数は100株。株式数は8月22日付で1株につき2000株の株式分割が行われている。
東京証券取引所のWebサイトではまた、直近3年間の財務情報も開示されている。それによれば、2006年6月期の売上高は1億700万円、営業利益は マイナス1400万円、経常利益はマイナス1300万円、純利益はマイナス1500万円。2007年6月期は売上高が3億2300万円、営業利益がマイナ ス1億400万円、経常利益がマイナス1億300万円、純利益が1億円。
2008年6月期の売上高は29億3700万円と、前期から急増。また、営業利益は10億4900万円、経常利益は10億5100万円、純利益は5億8200万円と、黒字化した。なお、2008年10月末時点のグリー従業員数は79名で、平均年齢は28.7歳になる。