日本ならヨドバシクラスの破綻。+機械受注悪いって先行きやばいなー | 昭和56年生まれが株FXとか原油とかに投資するブログ

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気づけばもう40歳になろうとしている
20歳のころから大して変わっていないのに

今日の日経が9000円戻したのは反動があるとはいえ、すごいと思う。
なぜなら朝方に9月の機械受注が発表されていたからだ。
前期比10.4%減。予想の3倍悪い。

9月といえばリーマン、AIGなどなどさまざまな噂が現実となったサプライズの月。
落ちてもしかたないがその幅がすごい。
機械受注が悪いということはその先に、受注を受ける側が悪くなり、、、と先行きが不安になる代表指標だ。
それを受けても今日の反動はテクニカル的に大きかったということか。まぁダウが金曜にあげていたのでうなづけるものはあったけど。

月曜日のアメリカは200円以上上げていたものの、家電小売り大手のサーキット・シティー・ストアーズの破綻も伝わり、全体的にいやなムードただよう。
AIGの4兆円の公的資金導入も不安を払拭するものとなるのか、それほどまでに悪かったのかというイメージになるのか。
問題は金融機関にどれだけの公的資金をいれようとも、G20やって世界で一緒になって金融危機を乗り越えようねって意気込みはいいけど、実際に悪くなる景気はどうやってもすぐ戻るものではない。
実体経済ばかりはお金を入れてどうこうなるものではなく、人々の気持ちによるところも大きいからだ。

一般市民の景気に対するイメージは金融機関がつぶれるより、小売りがつぶれる方が大きかったりするんじゃないかとも思う。なんだか身近だから。

あ、ダウ・ナスダックともにマイ転した。やっぱ流れ悪いな。
終わりがどうなるかわからないけど、機械受注の悪さからみて日経もちょっと厳しい。
底は6000円タッチで一応固めた。相当のことがないと崩れないだろう。
だけど「下げすぎた分の反動」と「日本株はとばっちりで売られ過ぎだろう」と思われて上げていた流れが、円高による利益減少と資金ショートによる連鎖倒産という実体経済の悪さがここにきて目立ってきた。

日本はまだ建設・不動産系だけが目立つが、アメリカのように小売りまできたらと思うとちょっと怖い。
とここまでやや悲観的に書いたものの、長い流れでみれば底には違いないと買い続けて行こうと思っている。


米サーキット・シティー、破産法の適用を申請(ロイター) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081110-00000279-reu-bus_all

 [ニューヨーク 10日 ロイター] 米家電小売り2位のサーキット・シティー・ストアーズ<CC.N>は10日、ヴァージニア州リッチモンドの連邦破産裁判所に対し、連邦破産法11条の適用を申請した。
 一部で前払いを要求されるなどメーカー側の条件が厳しくなったことに加え、競合のベスト・バイ<BBY.N>やウォルマート・ストアーズ<WMT.N>に市場シェアを奪われた。
 サーキット・シティーは3日、155店舗を閉鎖し米国内で17%の人員削減を実施すると発表した。ベスト・バイは閉鎖対象の店舗の一部を買い取る可能性を示唆していた。
 申請によると、8月末時点でのサーキット・シティーの負債は23億2000万ドルで、資産は34億ドル。債権者数は10万を超えている。
 最大の無担保債権者には、ヒューレット・パッカード(HP)<HPQ.N>、サムスン電子<005930.KS>、ソニー<6758.T>などが含まれる。


機械受注統計、7~9月期の民間需要は過去最大の下落(読売新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081110-00000010-yom-bus_all

 内閣府が10日発表した9月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標となる「民間需要」(船舶、電力を除く。季節調整値)の7~9月期の実績は、内閣府の予想(3%減)を大幅に下回り、前期比10・4%減の2兆8752億円となった。

 現行方式で調査を始めた1987年4月以降では、98年4~6月期の10・4%減に並ぶ最大の下落幅、景気低迷による通信需要の落ち込みを見越した通信関連や、鉄道車両の受注が減る見通しの運輸関連などの減少が要因だ。

 同時に発表された9月の受注額は前月比5・5%増の9407億円と4か月ぶりに増加に転じた。半導体製造装置などの受注回復が寄与したことや、8月の下落が激しかった反動などが影響した。