こうなるから3月の引越は怖いんです | 【新築専門の引越】、0円引越を立ち上げた男の次なる仕掛けがコレ!

【新築専門の引越】、0円引越を立ち上げた男の次なる仕掛けがコレ!

引越業界、不動産業界に大きなインパクトを与えた『0円引越』から2年半、
延べ5万件を超える引越しを見てきた経験上、今の引越業界には絶対に出来ないのが【新築専門の引越】です。
私たちは今回、敢えてその専門部隊を立ち上げてお客様の新居に対する想いに応えます!


こんにちは。


『0円引越』&【戸建て新築専門引越】プロデューサーの合田英樹です。





先日書いたこの内容のブログ

ダウンダウンダウンクリックすると記事に飛びます

今年の3月の引越は特に高いかも…



これについて、いつもより多くお問い合わせを頂きました。



今回は3月の引越しって、実際にどんな作業になるのか?を書いてみます。





まずはこの図、



上の青い枠が通常時期の引越し


下の赤い枠が3月4月や、月末の忙しい時期の引越しです。





通常時期の引越しは、必ず作業リーダーが指揮をとります。


お客さんの要望を聞いたり、作業の順序を組み立てたり、


また、入って間もないスタッフの教育をしたり…


一人で何役もこなす、ある意味スーパーマンみたいな人物です。





引越し作業なんてトラックだけあっても、また、スタッフを頭数だけ揃えても、


なかなかスムーズに進むものではありません。




リーダーがどれだけ目配り、気配り出来るか?


そこで決まってくるのです。



また、閑散期(仕事を奪い合う時期)には、


このリーダーがチームに二人入ることも珍しくありません。


その分、新人アルバイト君が仕事に入れなかったりしますが…





ご存知のように、1月2月は引越業界は閑散期にあたります。


上述したように、新人アルバイトが入る余地なく、


ベテランスタッフで現場は埋まってしまいますが、


そうすると弊害が出てくるのです。




新人スタッフが育たないのです!!






上に図のように、3月はリーダーを全ての現場に配置することは不可能、


どうしても2番手、3番手のアルバイト君をリーダーにするしかありません。



1月2月に仕事に慣れることが出来なかったアルバイト君ですが、


3月に入ると急に、「今日ココの現場でリーダーやってな!」と言われてしまいます。




その結果が図の下の赤い枠


【メンバーが分散する】ことになります。




繁忙時期だけ協力してくれるトラック(日頃は引越現場なんて行きません)と、


全く不慣れなアルバイト君、そして足りない時は人材派遣会社からのスタッフ。


どこからみても素人集団の引越しの出来上がりです。





でも…荷物を運び続ければ引越しは終わるのです。


時間は掛かりますが…(笑)



モノを運ぶだけ、荷物や家屋に養生なんて論外です。


でもこの時期、こんな素人作業で新築の引越しをされるお客さんが多いのも事実。






そしてココからが繁忙期の特徴、午後以降の現場が待ち構えています。


朝から普通の時期の2倍程度の引越し時間を掛けて一件目終了、


そのチームは次の現場に向かいます。




2件目が終わって3件目、3件目が終わって4件目、


4件目が無い時は、他のチームの応援に駆けつけます。




応援に来てくれたら作業が早く終わるからイイと思うでしょ?


でも現場スタッフも人の子です。


ここから引越屋さんお得意(?)の、やっつけ作業が展開されます。


とにかく放り込め!って感じの作業が繰り広げられるのです。




よく見掛けませんか?夜遅くにたくさんのトラックが止まってる引越し現場を。


あれは他のチームが乗ってきたトラックで、


引越現場ではやっつけ仕事の真っ最中です。(笑)



皆さんがもし見掛けたら、ゆっくり観察してみてくださいね。






その現場のお客さんは、営業マンにこう言われたはずです。


「午後フリー便なら安くしますよ!」って。



空いた時間に空いたトラックを使うので料金は多少安くなりますが、


当日はこんなやっつけ仕事に見舞われてしまうことになります。






3月の引越しって、本当に気をつけなければイケマセン。。。


後悔したところで後の祭りです。


作業前集金(ほとんどの引越し会社が前集金です)でお金を先に払っているので、



「お金払わん!」「お金返せ!」とも言えないのです。






大手のあの引越会社は、計画的な受注をしているのでまだマシなほう、


別の大手のアノ会社なんて、上に書いたとおりの作業をしますし、


また別の大手のアチラさんなんて、人材派遣会社の上得意さん。




大手の引越会社が安心と思われるでしょうが、


意外や意外、小さな引越業者さん法が3月は丁寧にしてくれるものです。




これから3月の引越見積りをお考えならば、大手だけに頼らないで、



地元の小さな引越業者さんにも声を掛けてみてください。



意外とイイ条件で、イイ作業を提供してくれるものですよ。




でも本当は3月の引越しなんて、避けられるものなら避けて頂きたい!


切実にワタクシは、そう思っています。





最後まで読んで下さってありがとうございました。